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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

ターニングポイント 

中学、高校と父子で燃えてきたカンタの剣道部生活は、先月末、インターハイ県予選会団体戦の初戦敗退で幕を下ろしました。


IMG_5137.jpeg関東大会千葉県予選会でベスト32、そこで得た優先出場権で挑んだ総体。個人戦にカンタ含め2人出場と、顧問の先生のご経験の中でも屈指のチームに成長したので、学校の歴史を塗り替える躍進を夢見たのですが...。この2年に何度か練習試合をさせてもらい、散々打ち負かされてきた強豪校に2回戦でぶつかることに鼻息荒くいたのですが、その前にやられてしまいました。初戦の相手は、自分達と同じ県立校なのに、昨年度はベスト8入りという輝かしい戦績ではあるものの、今年は2年生主体のチーム、また個人戦で県大会に出てきた選手はいなかったため、マークする選手等研究しようもなく、まぁなんとかするだろうと思っていましたが、強かった。


IMG_5124.jpegこちらは、高校で剣道を始めたのにレギュラー入りした守りに強い次鋒と、ポイントゲッターの2年生の副将を入れ替えた、これまでと違うオーダー。前半でリードする目論見だったようです。が、1本も取れず、0-0でカンタに。力差はあり、危うい場面はなく、どこかで旗を上げそうだったのですが、決めきれず。カンタは、今日の次鋒ならとってきてくれるという気持ちがどこかにあってタイスコアで焦ったのか、はたまたいつもの次鋒なら剣道部に自分が引き摺り込んだ責任から勝っても負けても気合が入るのに、そのスイッチがなかったことがマイナスに働いたのか、動きにどこか冴えがなかった感じでした。そして引き分けのまま繋いだ副将は大奮闘するも1本取られてしまい、取り返そうとした大将が返り討ちに。初戦で負けてしまうとは、しかも誰も旗を上げられないままとは。


ただ、僕の中では試合はもうおまけ、そんな気持ちでしたので、あまり悔しくもなければ涙もなく。彼らがこの2年半積み上げてきた努力、困難に向き合って乗り越えてきた過程、それらが彼らの結果であって、僕はそれを傍で十二分に見せてもらったので、すでに満足でした。試合後、保護者達の前でキャプテンのカンタが涙ながらに感謝の言葉を述べている時には、ちょっとウルッときましたが。


カンタはそれ以降、部活はきっぱりやめ、毎日夜遅くまで予備校に篭って受験勉強に励んでいます。去年参加した玉竜旗も全く行く気はなかったらしく、話に上がりませんでした。僕はサポート役として博多に遊びに行く気満々だったのですが。また、千葉県の市町村対抗の剣道大会に出る成田市の代表チームにどうか、というお誘いもいただきました。成田の看板を背負って戦いたい、というのは小学生の頃から夢のまた夢だったのでとても光栄で嬉しく拝命すれば良いのにと思ったのですが、本人は大学受験があるので来年またお声がけいただけたら、とお断り。剣道で培った、目標に向かってまっすぐ取り組む姿勢、今のところ受験にもきちんと活かされているようで、僕が口を挟む必要も全くなさそうです。


IMG_5383 (1)一方の僕。半年以上前から、カンタの剣道が終わったら喪失感に悩まされるのかなぁ、老後の始まりだよなぁ、なんてイメージしては、自分がどうなるかちょっと心配もしていたのですが、案外平気で、むしろ、ホッとした思いが強いです。長男ショーゴが、希望していた就職先から内定をいただいたこともあって、肩の荷が降りた解放感でいっぱい。なので、この先の自分のこともポジティブに考えることができています。50歳、子育て終了、母は亡く、家のローンもなし。来春にはショーゴは家を出て行く、カンタは大学生でもうお金を出してやるだけ。人生の節目。


IMG_5250 (1)今まで子供達のため、会社のために割いてきた自分の時間、もっと自分のために使ってもバチは当たらないんじゃないかなぁ、もっと自由に好きなことをしようかなぁ、そんな準備をし始めました。今まで、その折々に考えてきたことを記してきたこのブログは、この転機に自分の歩みや立ち位置を確認するのに、とても役に立っています。なので最近始まった新しいことも、いずれこちらで。








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県大会、天晴れ 

15日千葉県民の日に、IMG_5002.jpeg各地区から5人ずつの選ばれし精鋭64名で争われた剣道インターハイ県予選会、個人戦。カンタの、初めてにして最後の個人での晴れ舞台は、1回戦敗退で終わりました。が、実力を全て、あるいはそれ以上に発揮し、惚れ惚れする天晴れな試合を繰り広げました。


IMG_5003.jpeg相手選手は、団体戦で昨秋の新人戦千葉県優勝、先日の関東大会では県予選を勝ち抜いた後、大会そのものまで制してしまった関東最強といっていい東海大浦安高、その中心選手。大会という大会で勝ち上がるため、YouTubeに色々と動画が上がっているのが見れましたが、正直溜息が出るほど強い...。向こうはお前を知らないし意識すらしていない、ただ負けられないプレッシャーはあろう、対してお前は向こうを徹底研究できる、負けて元々だ、チャンスがあるとすればそこだ、とは言ってみたものの、本音では、つけ入る隙はないなぁと。顧問の先生含め幹太を応援する方々から、応じ技が得意な選手、中心を外さず先をとる、裏にはまわらない、根拠なく前に出ないし打たない、間合いを保ちながら焦らして雑に入ってくるのを待つ、なんてありがたいアドヴァイスもいただきましたが、本人は聞いているのか聞いてないのかあまり反応がなく。ただ前夜、リクエストの鶏の唐揚げをほうばりながら、高校剣道は事前に組み立てられるほど甘くはないんだよ、と呟いたのだけは聞こえました。


IMG_5036_202306211543551c6.jpeg個人戦にもかかわらず、チームメイト達に加え男子レギュラーの保護者全員が応援に来て下さいました。一緒に県大会に来たチーム内ライバルは、一足先に隣の試合場で1回戦を見事勝利。僕はそれを喜ぶと同時に、あまり無様な負け方しないといいなぁという心配の方が高揚感よりも強くなり、試合を迎えました。



はじめ、の声と同時に果敢に攻めるカンタ。



初太刀の面はいきなり惜しかった。でもこれは地に足がつかず出小手でやられるパターンか、とさらに弱気の虫が頭をよぎる父。ただ動きに硬さは見られません。いかにも東海大浦安という「正剣」の相手に対し、負けず劣らずの美しく、かつ気合い充分な姿勢はいつもより大きく映りました。一瞬、どちらがどちらかわからなくなる時があるほど。しかも、一足一刀の間合いの攻防を丁寧に行い、そこから攻めた、と思うとそれは大概カンタ。さらには相手の得意な応じ技もことごとく潰していく堂々たる戦いぶり。



案外いけるかも、と思い始めた2分過ぎ、引き面を見せてからの面がいい感じだったのを見て、ひょっとしたら、と色めきました。そして2分50秒、会心の小手。打ち終わりの姿勢が少し崩れたのと、相手選手に、カンタ曰く「打たれても打たれていないように見せる技術」があり、旗こそ上がりませんでしたが、向こうの手元は完全に上がっていて、これは本当に惜しかった。その後も果敢に攻め続け、本戦が終了。4分もつとは思わなかった。



延長に入ってからの初太刀の面はまたもや相手の頭を捉え、完全に試合を支配している感じでした。そして1分、強烈な相面!やった、とった!と思ったら、3本の旗は相手の赤に。後に確認したら、体勢はカンタも、相手の小さく、でも強い出頭面が先。もしも左足を継がずに右足の踏み込みのみで打てていたら勝っていた、惜しかった、とは、動画を見て下さった高段者のお言葉で、でも非常に強かった、勝っても不思議ではなかった、褒めてあげて、とも。見る人が見ても紙一重の敗戦だったようです。



予想を遥かに上回る試合内容に、僕は、悔しい以上に満足感がありました。カンタも、試合後いつもなら僕が近づくのを避けるそぶりをするのに、今回は試合場から出てくるのを待ち受けていた僕に近づいてきて「やられちゃった」と。よくやった、見事だと抱擁した僕に対し、カンタは、対峙してみて流石トップ選手と感じた、外から見ているよりも力の差がある、感動するくらいの綺麗さ、強さだった、と悔しがりながらも清々しい感想でした。


その後現れた顧問の先生は本人よりも僕よりも興奮状態。俺は勝つと思っていた、いい勝負し出してこれはいったと思った、学校名があれば旗が上がったかも、悔しい、と。そして、相手高の先生が「途中でやられたと思った、実に素晴らしい剣道をする子だ」とお褒めの言葉を下さったとも教えてくれました。


その後、その相手選手が2回戦以降勝ち上がっていくのを密かに応援。4分かけずに倒していくおかげで、ますますカンタの一戦が輝くような。このまま優勝して欲しいし、するのだろうと思っていましたが、準々決勝で同門対決、しかも団体戦のメンバー外の選手に敗れ、第5位でした。彼ら含めベスト8に4人。いやぁ。恐ろしい学校だ。


IMG_5019.jpeg最後の最後に県大会に連れてきてくれ、この好勝負を見せてくれ、父は幸せ。負けたので100点は上げられないけれど、99点をあげたい試合。いや100点でも、120点でも良いかな?








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Tag: 剣道 
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やっぱり君は強かった 

先週末は、インターハイ千葉県予選の地区ブロック大会個人戦でした。中学以来、強い強いと言われながらも、県大会には縁のないカンタ。先月の最後の関東大会予選の個人戦でも、2回戦敗退。理想が高いのは良いけれど、勝負に徹した剣道ができていない、それはやはり勝ち上がる経験に乏しいからでは、とみてました。ただし手にした対戦表からは、いつもの強者ひしめくブロックではなく、割といい感じ。特に4回戦で対決するであろうシード選手は、中学時代に負けたことがなくたぶん相手はカンタを苦手にしている、そういう選手。彼との対決で弾みをつけられたらと思い描く一方、初戦の相手は2年生とはいえ先月はベスト8、またあっさり負けてしまうのかも、などと期待と不安を抱いての観戦でした。


フレーム-31-05-2023-09-08-17その初戦の2回戦。やはりいつもの通り、硬い。振りかぶりながらスルスル前に出てくるライバル校特有の特徴に惑わされて居着いてしまわないように、と願いながら見ていましたが、開始2分で面で先制後は少し落ち着いたようで、無理をすることなく一本勝ち。


次の3回戦の相手も2年生で、2回戦を見た限りでは心配なく。前半に、中学時代に得意にしていたもののコロナ禍のルールで使えなかった引き面を決めたので、これで安心と思っていたら、後半、練習中の技が決まらなかった残心で面にのられ、勝負に。保護者の皆様から心配する声が上がりましたが、相手が一か八かの博打をしてきてそれがはまらない限りはまず大丈夫だろうとみていました。そして実際、その直後、得意の飛び込み面が炸裂して勝利し、4回戦進出を決めて午前中終了。IMG_4769.jpegチームメイトも奮戦し、カンタ含めレギュラーの3名にさらに1年生1名の計4人がベスト16入りしての昼休憩。休憩中のアップは誰もいないか、いても1人、そしてその相手をカンタが務めるのが今まででしたが、今日は4人でできる幸せな光景。


そして後半戦。ベスト8がけの試合のトップバッターだったカンタ。本当はここでシード選手を倒すつもりが、彼は3回戦で敗れていたのはちょっと残念。その勝者のまたもや2年生が相手。朝の硬さはどこへやら、来年は上位候補間違いない彼を1分かからず、面と出小手で粉砕。僕がピリピリする間もなくベスト8進出を決めました。フレーム-31-05-2023-09-36-14また、カンタとずっと鎬を削ってきたチームの大将は、優勝候補の第2シードを倒し、場内を沸かせ、同じくベスト8に。前回初戦敗退で突っ伏していた悔しさをバネにした好結果。一方、先月は4位に大躍進し今回はシードだったかわいい後輩は敗れてしまい、また、1年生の旋風もここまででしたが、今の顧問の先生の下でインターハイ予選では初となる表彰台を2人で果たし、まずは最低限の目標クリア。


県大会出場をかけた大事な準々決勝。相手は初対決ながら中学時代から名前は知っている選手。実はここでも想定は異なり、先月二本負けを喫した選手が来ると思い、難関だな、と身構えていました。ところが4回戦で彼を倒してくれたのはありがたかった。というのも、きちんと中心どりをしてくる学校の選手なのでカンタとしてはやりやすい。そんな風にポジティブに思いながらも、でも、というネガティブな気持ちも持ちながらと、とてもドキドキしての観戦。なので開始45秒、鮮やかな相面で旗が上がった時は、相手と勘違いしたくらい。その後は完全にカンタペースで、徐々に僕もこれはいけるぞと不安が和らいできた矢先、鮮やかな逆胴で2本目を奪取。実力伯仲の中、まさかの大技で決め、チームメイト、保護者の皆さん、そして応援して下さってきた他校の方々からもやった、おめでとう、と大きな拍手。僕は、ちょっと衝動的に泣いてしまった。悲願の県大会を、最後の最後に決めてくれるとは。





準決勝はなんと同門対決。中学時代まではカンタにとって高い高い壁で、通算0勝10敗の「絶対王者」とここで対戦するのは、幸せの一言。うちの学校は部内対決をしないので雌雄を決するのは高校では初めて。大会で勝ち上がってきた経験数は彼が圧倒的、しかも今日はノっている。一方、カンタは彼を抜いた、という評もあります。フレーム-03-06-2023-08-10-16間違いないのはここまで切磋琢磨してきたからこその夢の対決で、僕はもうどちらが勝っても良く、全く緊張せず、拍手しっぱなしの試合でした。結果は延長で、カンタが面を取られて天を見上げる。やっぱり彼は強かった、でもカンタもとても強かった!


3位決定戦ではカンタは疲れからかあるいは気持ちが切れたのかやや雑になり、延長で、負けパターンの出小手を取られての敗退、結局4位の結果となりました。IMG_4822.jpegまた決勝は、大将がいつも決勝に来るライバル校の選手に挑むも、敗れ、準優勝。カンタは彼に負けたことがなく得意にしているのでやりたかった、オレが決勝行っていたら負けていない、と悔しがってましたが、大将は彼が苦手で、中学以来ついに勝てず。強い3人にジャンケンのようなはっきりとした相関関係があるのが面白い。右写真は、ちょっと前に負けたライバルに、決勝戦の相手の攻略法を伝える介添人のカンタ。


チームメイトに負けての4位での県大会進出に本人は満足していないようでしたが、僕としてはラストチャンスで花開いたのが見られ幸せです。悲願叶った県大会、せっかくなら上を目指して、でも楽しんできて欲しい。仲間や後輩達からの、大将との優劣の評価をひっくり返すには、彼より先に負けないことだね。








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仲間 

カンタ達の集大成第1弾、第70回関東高等学校剣道大会千葉県予選会、男子団体。IMG_4603_2023052319410357f.jpeg中学以来、県大会には縁遠く、個人では出たことがないし、団体では一昨年、昨年とレギュラーで起用されるも敗れて貢献できず。新人戦に至っては、1年目はコロナで中止、2年目は直前の事故のせいで見ているだけ。そんなカンタでしたが、ついに躍動、今までの鬱憤を晴らすような大活躍を見せました。


顧問の先生の、部長と大将は兼務しないという方針で、今年の初めに部長から外れ大将のポジションに就いていたカンタ。本人は大喜びで、練習試合では中堅に入る時よりも勝率が高かったものの、カンタと交代で部長、そして中堅に入った仲間もまた、小学生時代から慣れたポジション故に、大将に入った時の方が成績が良い。4880467988435368388.jpeg先生は4月下旬まで迷っておられましたが、最終的に、前2人が旗を上げてくる可能性はあまり高くない(次鋒は高校で剣道始めた選手!)チーム構成から、中堅ポジションで決まってしまう可能性があり、かつチームのまとめ役を任せられるのは、責任感を背負ってこそのカンタ、という判断で、再び部長に就任、試合には中堅で臨むことに。本人は大将をやりたかった気持ちは強かったものの、先生の丁寧な説明のおかげで納得。僕はどちらでも良く、いずれにしてもチームを背負った戦いをして欲しい、そう願っていました。


フレーム-22-05-2023-09-20-591回戦は同じ県立高校。ただし選手が4人しかおらず、こちらは断然有利。定石通りエース選手を中堅に起用。カンタはそれを迎え撃ち小手面で一本勝ち。県大会で味わう初めての勝利の味!チームもその後副将、大将と抑え、まずは完勝。


次の2回戦の相手は、ベスト4に入ったこともある名門の私立高で、新人戦ベスト16のCシード。でも、ここを勝たないと最後の戦いとなる総体=インターハイの優先出場権が得られないし、その次の超強豪校を倒すのが一つ目標になっているので負けられません。フレーム-22-05-2023-08-58-20どうなるか観客席もドキドキの中、先鋒は動きの速い相手選手にも振り回されずに引き分け。ですが、次鋒は事前の調査とは入れ替えてきた選手に素早く二本取られてしまい、0-1(2)とリードを許してカンタに。もっとも彼は次鋒が苦戦して早々に負けてしまうことを予想していたようで、試合開始時からすでに面をつけていた(上の整列写真)のは後から気づきました。それだけ準備ができていたのでしょう、なんとかここで流れを変えて欲しいとみんなが祈る中、冷静かつ凄い勢いで攻めまくり、主導権を手に。そして2分45秒、カンタの美しい面が炸裂!その後も相手選手は攻めにくそうで防戦に徹する中、4分ギリギリでもう一本同じような綺麗な面で二本勝ち。フレーム-22-05-2023-08-59-09フレーム-22-05-2023-08-59-30フレーム-22-05-2023-09-00-05見事に勝負を振り出しに戻しました。その後頼れる後輩の副将が一本勝ちしてリードも、大将は先行されてしまい、追いつかれる。代表戦の可能性も出てきてそうなるとカンタの出番だなとソワソワしたものの、すぐに大将は取り返し、さらに間髪入れずに二本目の旗を上げ、勝利。シードを撃破した上に総体の出場権を獲得、引退が6月末まで延びました。我々応援席は、安堵と歓喜と感動で、すでに涙を流している方も。ただ、カンタは大喜びの副顧問に、これからですよ、これから!と言っていたとか。一方、相手校の監督は、自チームを怒鳴りつけていました...。


3回戦の相手は、千葉県屈指の強豪、特に今年のチームは頂点を狙える強さで、控えの選手までが個人戦で県大会に出場しています。監督同士が親しいこともあり、練習試合をしたこともありますが、歯が立ちませんでした。フレーム-22-05-2023-09-01-21今回も当然苦戦は必至でしたが、どこまでやるか...。が、やはり力の差はあり、先鋒と次鋒は奮戦するも二本負けしてしまい、後がない状況でカンタにまわってきました。序盤は静かに、でも絶対に中心は譲らない攻め。2分で相手が竹刀を落とす反則をした後、竹刀を巻いた良い面が入ったと思いきや旗は上がらず、その直後に面を食らいました。このままではチームは敗退、という崖っぷちに追い込まれたそこから激しい攻めに転じ、良い打ちも見せた後、相手の竹刀を叩き落とし2つ目の反則で一本をもぎ取りました。フレーム-22-05-2023-09-04-57フレーム-22-05-2023-09-05-21その後は非常に惜しい小手胴もありつつも流石に地区準優勝の実績も名もある相手も譲らず時間切れ。過去五指に入るのではないかという濃厚な熱戦で引き分けとし、後ろに繋ぎました。副将も激しい五分の戦いを見せてくれるも旗は上げられず、そこで敗戦が決定。ただ、大将は面を一本とる奮闘を見せての引き分け。終わってみれば0(2)-2(6)と負けて強し、力は存分に出し切った大善戦。フレーム-22-05-2023-09-06-24観客席の我々は、よくやったという満足に悔しい気持ちが混ざり、それが体の中で破裂してしまったような放心状態でした。相手チームはその次の4回戦には5人全員が勝利、準々決勝で準優勝校に代表戦で敗れるも最終的には5位に輝く結果。それを見たら、やっぱり好勝負だったと手放しで拍手するべき、悔しい気持ちは当人達がもてばいいだけかもと思いました。


やっと本領発揮、3試合で価値ある2勝に1つの引き分けで負けなし。3AB70B66-BFBA-447C-A0CA-D7E9288BEF50.jpeg部長としてもうまくチームを牽引できていました。ベスト32は満足していない、日本一の保護者の皆様がついているので、この素晴らしい仲間でもっと上を目指したい、とお礼の挨拶していたカンタ。大会前に僕もひと肌脱いで2回目となるビュッフェパーティーをやりましたが、あれも効いたのかな?


残すはインターハイのみ。その個人戦、地区ブロック大会は、今週末。








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花咲かず 

カンタ、高校3年生に。打ち込んできた剣道もいよいよラストシーズン。強豪校との練習試合を重ね、自信もつけてきていよいよ花が咲くかと期待された春ですが...。関東大会千葉県予選の個人地区予選会では、2回戦で敗退してしまいました。


フレーム-23-04-2023-11-16-45 (1)フレーム-23-04-2023-11-18-21コロナで機会が少ない公式戦。毎度毎度、初戦から好カードを演出という組み合わせとなり、大物食いをする反面、同じくらいの力量の選手に敗れる、ということの繰り返し。今回も、1回戦から地元強豪校のレギュラーで昨年ベスト8入りしている強い選手でした。ただ、こちらには、出小手と引き面で綺麗に二本勝ちし、カンタやはり恐るべし、今日こそはいける、と期待させたのですが、2回戦で別の強豪校のエース級に敗戦。どちらも優勝候補の一角という難敵なのですが、負けた内容がよくなく(右写真)。お互い地域のライバルとして意識はしているはずなのですが、フレーム-26-04-2023-08-12-40 (1)向こうの方がちゃんと研究していたのに対しカンタは、という負け方でした。まるで初見の相手とやるような正攻法の剣道をしてしまい、泥臭くても勝つ、という工夫に欠けた内容。深い剣道を目指しているのはわかったが、その前にコンテストでやる剣道をして欲しかった。


一方、チーム内3番手の後輩が躍動、ベスト4!学校としてこの20年で初の快挙でした。IMG_4362.jpeg特に、3回戦のライバル校のエース戦での二本勝ちが鮮やかで。そこで県大会出場資格を得ると、続く準々決勝は延長戦でまたまた上級生を下し、準決勝。延長延長と繰り返すこと4回。手に汗握り、心臓の鼓動は早まり。最後はスタミナ切れを狙う相手の術中にはまっての敗戦でこれは経験の差。今後の総体や来年は頂点を狙えるはずです。我が子も同然に応援してきた彼の躍進は本当に嬉しかった。前日に僕に相手情報について尋ねてくるなど熱心さが実りました。翌日にはお礼のLINEもくれたし、いい子だ。右の写真は準々決勝、準決勝で30分以上戦った彼を、先輩4人がかりでケアしている図。


閉会式終了後、おめでとうございますとお声がけした顧問の先生からの第一声は「うちの二本柱はどうしたんだよ〜」でした。カンタのチーム内ライバルも1回戦でよもやの敗戦。IMG_4334.jpeg小中と地域絶対王者だった彼はこういう大会になるとすこぶる強いはずなのですが。1時間近く突っ伏していた姿は痛々しく、悲しかった。彼もまた、カンタ同様、まるで初めて顔を合わせた相手とやるような探り探りの剣道をしてしまったのが大きな敗因と見えました。月末にあった全国大会「柴田旗」では、訳あって後輩抜きの3年生3人で参加も、1回戦、中堅カンタが二本勝ちし、フレーム-23-04-2023-11-36-42 (1)剣道を高校から始めた副将が引き分けの大健闘で繋ぎ、そして彼がきちんと二本勝ちを納めて見事勝ち上がり。2回戦で九州を代表する超強豪とのお手合わせいただく機会をもぎ取っていました。またこの大会の前の週には、後に東京ベスト4入りした強豪校に遠征、2人共五分の戦いを繰り広げ、とてものっていたはずなのですが(白で面をとるのがカンタ)。勝負事は難しい。


残るは関東大会県予選団体戦、そして総体の個人と団体、あと2ヶ月。もしも総体地区予選会で負けてしまえばあと1ヶ月。剣道続けて12年目。最後くらい主役の座につくことを願いつつ...。








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