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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

桜の花とシュレーゲルアオガエル 

今年の桜は成田近郊でも、雨風に晒されず、寒いこともあって、長持ちしてくれています。お陰で僕も今日、青空の下での満開の桜を、楽しむことができました。


DSCN0997.jpgDSCN1002.jpg前回書いた浄泉寺の桜も、ほら、ご覧の通り。家を出た時は肌寒いくらいだったのですが、青空が出て来たら汗ばむくらいに気温上昇、花の周りには虫が飛んでいました。ナナホシテントウも見つけましたが、暖かい陽気が嬉しいのか忙しなく動き回り、うまく撮影できませんでした。


田んぼにはシュレーゲルアオガエルの美しい声が響いています。他の蛙の鳴き声はあまりせず、今が盛り。この蛙は声こそすれどいつも水田の泥の中に隠れて鳴いていて、なかなか姿を見せませんので、長靴履いたショーゴに、泥の中を歩いてもらうと、どこからともなく現れました。


DSCN0977.jpgDSCN0979.jpgこれがそのシュレーゲルアマガエル。外国籍のような名前がついていますが、名付け親がドイツ人のシュレーゲルさんというだけで、日本固有種。恐らく日本の蛙で一番の美声の持ち主で、成田では桜の花の咲く頃によく通る声でカラコロカラコロ鳴き始めます。皆さんも花見をしている時、知らず知らず、目では桜を耳ではこの蛙を楽しんでいるはず。今日も見つけた時に、桜の花びらがはらはらと舞い落ちて来ていました。それこそ「桜蛙」とでも呼んでやりたいくらいです。


DSCN1012.jpgDSCN1041.jpgですが、大きさといい、綺麗な緑色といい、人々に最も慣れ親しまれているニホンアマガエルによく似ており、また、容易に見つからずさらに名前が変わっているために、あまり認知度が高くなく、どこか不当な扱いを受けているように思えてならない蛙です。たぶん、多くの場合がアマガエルと誤認されてしまっているのではないかと。上の写真を比べてみて下さい。ニホンアマガエルには目の周りに黒色のラインがありますが、シュレーゲルアオガエルにはない、ここが一番の区別ポイント。また、アマガエルよりも口先が鋭角です。さらに、黒目の縁が黄色に輝き、全体的にもアマガエルよりもやや鮮やかな緑をしています(写真のアマガエルは茶色く体色を変えてしまっています)。図鑑にはアマガエル同様、保護色への変化もすると書かれていますが、僕はしないものだと記憶していました。DSCN1034.jpgところが、今日3匹連れ帰って水槽で観察していると、♀は黄緑色のままでしたがが、喉を膨らませてしきりに鳴いていた♂1匹は、右のようにだんだん暗褐色になりました。もっとも、それでも変わり方がゆっくりでしかも地味、上の写真の左側のアマガエルのような明褐色にはならないようです。



習性にも違いがあり、イメージとは異なり実は陸地にいることが多く、色んなところに移動していくアマガエルに対し、シュレーゲルアオガエルはほとんどの時間を水か森の中で過ごします。必然的に、都市化に対しては強くなく、生息域は狭まって来ています。僕の育った目黒区の家の周りには水辺も森林も乏しく、シュレーゲルアオガエルはいなかったと思います。そうそう、かわりに大きなヒキガエルは結構いました。彼らは陸棲で、乾燥に強いため、都市部でも生きていけるようです。


この後、新緑が勢い良く芽吹いて来ると、アマガエルはじめ他の蛙も鳴くようになり、とても賑やかになります。今日もすでにチラホラと違う声が。いい季節になりました。DSCN0982.jpgそれにしてもショーゴは楽しそうでいいなぁ。目にも耳にも優しい春、網ひとつでいくらでも遊べる、僕もこんな小学生をしたかったぞ。












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Thread: 散策・自然観察

Janre: 趣味・実用

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コメント

No title

うちのベランダにもシュレーゲルが住み着いていますが、周年色を変えることはありません。今回見られたのは、興奮状態にあるための変化ではないでしょうか。

ショーゴ君が恵まれているのは、生き物にふれあえる環境に育っているからではなく、そういう場所に誘い、生き物に関心を導ける父親を持ったことですよ。

ムギ #- | URL | 2010/04/14 10:45 [edit]

ショーゴくんのいる風景

あっしが農作業しとるとこと似ておりやす。

ガビーさんは某所で見たと思いやすが、例のトトロがすむ家(実はあっひんとこ所有)のところと、ロケーションがうり二つと思いやす。


ガビーさんには申し訳ありやせんが、あっしは、あのロケーションで育ちやした。
小学校に上がる前、初夏の夜には、近所の子どもたちと”蛍狩り”に出かけるのが日課でありやした。

残念ながら、最近は、蛍もめっきり減ってきて鑑賞第一でありやす。


しかしあの思い出は、いつまでも心に残りやすね。

アノ映画”少年時代”をみると、とくに!!!

はち兵衛 #frYtIjlg | URL | 2010/04/14 21:36 [edit]

>ムギさん

そうか、興奮色ですか。色が変わったので本当に驚きました。この♂、すぐに逃がしてやるつもりでしたが、我が家に慣れたのか物音がしても平気で鳴くようになり、息子達に餌も投げ込まれ、なんとなく居続けています。響き渡るカタカタという美声がなかなか心地よいです。

水辺のスペシャリストのお言葉は励みになります。ショーゴは僕の子供の頃よりも自然への感心が強く、そちらに修行に出したいくらい。

J.A.ガビー #- | URL | 2010/04/16 09:19 [edit]

>はち兵衛さん

おまけに身近にカープがあったわけでしょう?いいなぁ!!

野生の蛍は、僕は大人になるまで見たことがありませんでした。初めて見た時は栃木に住んだ時。乱舞するのを見たのは千葉に来てからです。昔はこれが当たり前の風景だったというのが、残念なことにピンと来ません。それくらい美しい光景でした。

それにしても今年の春は寒いですねぇ。桜がもう咲いたというのに...。

J.A.ガビー #- | URL | 2010/04/16 09:23 [edit]

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