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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

図鑑にはまだないミヤマタマゴタケ 

成田市の隣、印旛郡栄町に千葉県立房総のむらといういいところがあります。古墳群を保全して作られた自然公園の中で、考古、民俗、自然が体験的に学べる、なかなか面白い名所です。


ここで毎月「里山観察会」が開かれているのですが、9月は「きのこ」がテーマ。しかも講師はショーゴが師と仰ぐ吹春俊光先生。茸に詳しい方々のためのというよりは、一般の人向けの性格が強い観察会で、子連れ、いや、ショーゴがメインの我が家にはぴったりの企画です。昨年参加してとても楽しかったので、今年も行ってきました。


観察会は、午前10時に園内の風土記の丘資料館の会議室で簡単な説明を受けた後、散り散りになって茸を採取、それを昼過ぎに会議室に持ち帰って、同定・分類し、解説を聞く、という流れです。僕は先生の傍について詳しいお話を聞きながら回りたくもあるのですが、子供はそうはいきません。他の人達が行かないようなところへ行って、すごいねぇ、と言われるようなものを採ってきたい。自然と先生達から離れていってしまいました。ショーゴはタマゴタケが、僕は食べられるイグチの仲間、特にヤマドリタケモドキやアカヤマドリが一番の目当て。よって目指すは雑木林へ


そしてすぐ、大きく美しい2本の茸を発見。嫁さんが、ツルタケじゃない?、と言ったのに対し、DSCN0386.jpgショーゴは、「いや、ツルタケじゃない!ツルタケはツバがないし、こんなに大きくないもん。コテングタケモドキかなぁ」と即答。我が子ながら凄い答えだ。僕はといえば、美味い茸にしか興味がないのでこの手の茸はさっぱり頭に入っておらず、テングタケなんじゃないの、と言うのが精一杯。DSCN0390.jpgしかも、「テングタケは傘にイボイボがある、これはない」と一蹴されました。最終的に謎だというので、早々と先生の元へ持っていき、見ていただくことに。そしたらなんと、最近になって新種として記載されたミヤマタマゴタケだということで、一同からどよめきが。


確かにショーゴの大好きなタマゴタケによく似ています。コテングタケモドキと違って傘の周縁にはっきりとした条線があり、ツバつきの柄は真っ白ながらよく見るとだんだら模様。根元には卵状のツボもあるし、色と大きさが変わってしまったタマゴタケという感じです。ツボの中が二重になっているのが決定打なのだそう。2001年に新種として記載されるまでは分類上宙に浮いていた茸で、図鑑にはまだ載っていないとのことで、こんなに大きくしかも身近にある茸なのに、つい最近までそんな扱いであったことに驚きと感動がありました。


DSCN0397.jpgDSCN0392.jpgこの9月は小雨で、今日はたいした収穫はないだろう、と踏んでいたので、ミヤマタマゴタケを知ったことで大満足の一家でしたが、その後、カシ・シイにコナラが混じった混成林のちょっと暗めの斜面に、さらに大きな似たような茸が数本並んでいるのを発見DSCN0394.jpg薮をかき分けて近寄ってみると、白い卵から出て来たばかりのものもあり、どうやらこちらもミヤマタマゴタケのようです。しかも傘の直径がカンタの顔くらいある特大サイズ。一家、興奮のピーク。食べたわけではないのに、茸中毒の様相


DSCN0407.jpg綺麗なものを選んで採って来ただけでしたが、他の方も見つけられたようで、品評会では最大勢力、一番目を惹く存在になりました。僕もとても嬉しくて、一発で気に入りましたが、ただ一つ、残念なことが。ミヤマタマゴタケは食毒不明、つまり食べられるかどうかわからないのだそうです。そんなぁ~、こんなにおいしそうなのに。食べられるタマゴタケそっくりなのに。おまけにたくさん採れたのに。テングタケの仲間には、消化器系を破壊して死に至らしめる猛毒のものもあるので、簡単には試せないのだとか。無念。


茸の説明会はショーゴには難しいはずで、実際集中しているようには見えず、むしろ飽きてしまっているよう。しかも強度の恥ずかしがり屋ということもあり、他の方からすればつまらなそうにしているとすら感じるかも。ところが、退出する?と聞くと必ず首を横に振ります。今日も結局2時間に渡った解説を聞き切りました。DSCN0408.jpgしかも彼はメモもとっていないのに、かなり頭に入っているのが不思議。解散後、僕があやふやだったところもちゃんと教えてくれました。そして疲れたどころか、まだ茸が見たいという意欲があるというのがなんとも。最後にまたミヤマタマゴタケと写真を撮って帰りました。帰宅したら、分厚い図鑑を引っ張りだして来て復習、その意欲、他の面にも見せておくれ。


DSCN0398.jpgせっかくなので、僕が覚えるために、このツルタケの写真も。ミヤマタマゴタケによく似てますが、柄にツバがないことから、ショーゴ曰く「ツルタケと簡単にわかる」のだそうです。そして「食べられる茸でいいだしがでる」と。君、食べたことあんのかいっ!?


*房総のむらでは、普段は茸の採取禁止になっているとのことです。









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