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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

ミヤマクワガタを捕まえに 

2人の息子がDSCN0088_convert_20090731203550.jpgミヤマクワガタを採ってみたいと言うので、家族で栃木県まで行って来ました。僕自身、大好きなクワガタで、この夏もすでに2度、大人だけで採集してはいたのですが、その時に持ち帰って飼育している生体を見ているうちに、自分達でも捕まえてみたくなったようです。昆虫採集は子供の五感を研ぎすますのに最高のツールの一つ、子育ての一環として機会を与えるのは親としての責務だ、僕が行きたいからというわけではない、などとイクスキューズを準備する間もなく、嫁さんも行こう、と言ってくれたので、早速出発!


前にも書きましたが、ミヤマクワガタは成田周辺には生息していません。もちろん、1匹もいない、ということを解き明かすのは、いわゆる「ないことの証明」(消極的事実の証明)になってしまいますからとても難しいわけですが、少なくとも近年身の回りで採集されたミヤマクワガタはいませんし、それ以前に、どう考えても生きながらえる環境にありません。というのもこの虫は、乾燥と高温それに環境の変化が苦手で、朝晩霧が出たり夕立が多かったりする気象と、広さがありしかも安定している林を必須条件にして生きているからです。


成田を含む北総台地には確かに一見、豊かな緑が残っているようではあります。しかし、印旛沼こそあるものの起伏のないなだらかな地形で、水源の乏しい乾いた土地であるのに加え、上空から見るとよくわかるのですが、クヌギやコナラの木々は谷津田の周囲に帯状に細くあるだけで、その奥の山の上にはスギ林や畑、あるいはゴルフ場が広がっており、広大で豊かな雑木林はないのです。もちろん、何十年も前にそういう林が残っていた時には、生息していた可能性はあります。ミヤマクワガタは単純に標高の高いところが好きなクワガタ、というわけでは決してないからです。例えば、成田からもそう遠くはないところでミヤマクワガタが風前の灯となって生きている山を僕は見つけていますが、そこの標高は100メートルないですし、愛する愛媛の今治近辺で一番ミヤマクワガタがいるのは、しまなみ海道の島々の平地です。高いところが好きなのではなく、もはや高いところでないと全ての条件が揃いにくい、というだけなのです。


そんなミヤマクワガタですので、採集するには、成田からそれなりの距離を行かねばなりません。前述のピンポイントで生き残っている場所は、もうそっとしておいてあげたいですし、さらに南下した南房総にはミヤマクワガタの数以上にヒルがいるというので、北へ向かって八溝山系に位置する茂木町へ。もぎ、と読むと何やら頭がよさそうに聞こえますが、もてぎ、です。僕は以前、隣の益子町に住んでいたことがあるので、土地勘が少しあるのです。DSCN0063_convert_20090730224150.jpg益子町でもミヤマクワガタは採れ、住んでいた時には、「3つの型を同所的に採集」というクワガタ界への唯一といってよい足跡を残したこともあるのですが、この数年でもどんどん数が減っているようで、採集は簡単ではなくなってきました。また、小さな子連れでとなると、足場よく手入れのされたところに行きたい。となると茂木町です。そこには昔ながらの豊かな里山が至る所にあるのです。ご覧下さい、この鮮やかなマスカット色の、美しい雑木林を。


ミヤマクワガタはこういう明るい林で、昼夜を問わず活動しているのですが、たいてい木の高いところにおり、姿はなかなか見られません。DSCN0070_convert_20090731205714.jpgDSCN0071_convert_20090731201337.jpgで、木を蹴ったり叩いたりしてちょっとした振動を伝えると、鳥に襲われるのを防ぐ本能で、落下してきます。ただし落ちてくるのは10数本に1本くらいの割合ですし、また地上に降るや否や下草の中に紛れてしまい、見逃してしまうことも多々あります。今回、僕が片っ端から蹴っていき、ショーゴがカサ、ボトッという音に耳を済ませて捕まえる役割分担するも、かなりを見失ってしまいました。ショーゴの集中力はまだまだだなぁ、と思った矢先、流石子供です、木の根もと近くにいた小型の♂を見いだしました。


自力で発見し捕まえる、というのは、何ものにも代え難い喜びです。DSCN0084_convert_20090731203652.jpgちょうど5cmあるかないかの、お世辞にもかっこいいとはいえない華奢なミヤマクワガタを、彼は大興奮で手にとり、僕が見つけたんだ、僕が見つけたんだ、としばらくの間、何度も繰り返していました。その後、僕がずっと大きくてかっこいい♂を捕まえたら、そちらに気持ちが移ってしまったのは仕方がないですけれど。









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