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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

カミのご加護のある日本 

この僕のブログ、お食事しながら読んで下さっている方は、今日はちょっとご注意を。化粧室、レストルーム、WC...つまり、トイレの話です。


外国を訪れて最初に自力で解決しなければならない問題は、たいていトイレで発生する、僕はそう思っています。否応無しに日頃の習慣との違いに直面するシーン、それを誰の助けもなしに乗り越えねばなりません。あるいは困惑し、あるいはうろたえ、ところが時は迫り、結局は恥を忍んで思い切るしか方法がない...大袈裟に言えば、そこには異国訪問の醍醐味が潜んでいる、ともいえなくもない、それがトイレ。去年は年の1/3以上を海外で過ごした僕も、今なお毎度のように驚いたり困ったりします。


IMG_0535.jpgよくある一番軽い事象はトイレットペーパーの位置。腰かけたすぐ横にあるべきと、当たり前に思いがちですが、左の香港の某高級ホテルで撮った写真のように、座ったままでは手が届かないところにあったり、あるいは後ろに設置されているので体を捻って振り返らないと手にできない、なんてことはしょっちゅう。むしろ普通かも。あれ、もしかして僕、座る方向間違えています?


IMG_0773.jpg便座の位置が異様に高いのはドイツ。右の写真、僕の鞄は普通のビジネスバックで高さ35cm。それと比べていただければどれだけの高さかイメージしていただけるかと思いますが、日本人の平均的身長の僕は、この時、爪先立ちがやっとで、踏ん張る、なんてことはとてもできませんでした。ちなみに紙の位置も遠く...なんて大きい人達なんでしょう。


水洗の強さも厄介なことが多いです。例えば中国のホテルでは、水洗の力が弱くおまけに紙が水溶性でないこともあって、本当は脇にある屑篭に捨てなくてはならないことが多いのですが、それは大変抵抗があり、わかっていても流してしまいます。いやたいていの日本人はそれさえ気づかず、いつも通りに用を足してホッとし、いつも通りにレバーを下したものの、うまく流れず、もう1回レバーを下したらみるみる逆流してきて、となるのです。かつて一緒に出張に行った仲間は、待ち合わせ時間になかなか来ないな、と思ったら、腕まくりして汗だくになって一仕事終えた顔で姿を現した、ということもありました。僕ももう次のレバーで流れきらなければ溢れてしまう、サービススタッフを呼ぶしかない、というギリギリのところまで追いつめられたことは何度もあります。


IMG_0326_20130908181308674.jpgホテルのトイレでさえそんな感じなので、公共のとなるともっとひどい。どこに座ったらいいのだ、とかどうやってズボンを脱ごうか、と迷う汚さはもとより、個室のはずなのに扉の下が大きく空いており、隣の人の靴が見える、なんてことも普通。たぶんそうしておかないと水が溢れた時に対処しにくくなるからなのでしょうが、世界的にむしろこれくらいが標準なのが不思議。特にプライバシーに煩い西洋人がなぜここは甘いのかがよくわかりません。


これがまた中国になるともっとすごい。扉さえないトイレがあるのです、つまりもう個室ではありません。もちろん便座もなく、ただ水が流れている水路の向こうにそれらしき穴が。このタイプは中国ではまだ一般的みたいで、僕は一度取引先での仕事中、急に催し、従業員用のトイレに駆け込んだのですが、そこにあるべき仕切りは全くなく、でももうリミットはすぐそこまで迫り、強行突入以外にとるべき手はなく、なだれ込んだ末なんとか無事だったということがありました。やれやれと思ってふと隣を見ると、同じく裸のお尻でかがみこんだ隣人と目があい、ニコリと微笑んでくれ...、こういうのを本当のオシリアイになれたと言うのだろうな、と馬鹿なことを考えていたら、今度はなんと紙がないこと、いや、紙がないのではなく紙を置く器具、つまりは紙を使うという考え方自体がないことに気がつき、仕方なく隣の先生にならってそこにある水で洗って出てきたのでした。その日は1日、何かこうお尻がむずむずしていたような。ちなみにもちろん写真はありません。流石に撮るのもためらう汚さですので。


IMG_0318.jpg紙を使う、ということ自体、実は世界的には当たり前ではなく、アジアのホテルでは必ずといっていいほど、横にシャワーがついています。インド人はじめ、多くの人がそれを使って「不浄の手」左手で洗うのだそうですが、水を出したり止めたりするのに両手が必ず必要になるはずで、いったいどのように使っているのか不思議。どう考えてもそのシャワー機器は汚いに違いなく、もっというと、そのトイレ周りは雑菌だらけなのではないか、なんて思ってしまいます。


それに比べたら、日本のトイレは本当に凄い。清潔なのは言うまでもなく、用をたした後、温水で優しくきれいにしてくれるなんて、日本製のトイレ以外にはありえない機能、しかもそれがもう当たり前になりました。1流ホテルのトイレともなると、美しいライティングの下、心落ち着く香りが広がり、おまけに音楽まで流れています。そしてどこでも当然のように置いてある、絹のように柔らかいペーパー!


おそらく、トイレがそんな居心地のいい場所である文化は日本を置いて他になく、他の国の人からすれば最も感動する所の1つではないかなぁ。7年後の東京五輪が決まったニュースを見ながら、そんなことを考えたのでした。










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# |  | 2013/09/12 18:56 [edit]

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