金沢旅行2日目はまず金沢城下の
長町武家屋敷跡を見学。

何かとチャンバラをしたがる息子達にはこの界隈で思う存分やらせようと思っていたのですが、粒の大きな雪が降り出し、雨宿りしながら足早に見学せざるをえませんでした。が、それもまた風情があってよかったとも。
「弁当忘れても傘忘れるな」という金沢の変わりやすい天気を、身をもって知ることもできました。ま、我が家はどうしたって「傘忘れても弁当忘れるな」となりますが。
それから、ととけんのガイドブックでも詳しく説明が書かれていた
「金沢の台所」近江町市場へ。


まず目に飛び込んできたのが日本海側の冬の味覚の代名詞的存在
ズワイガニ。
石川県産の♂には水色のタグがつけられ、「加能ガニ」とブランド化されています。お値段も1万円を軽く越えていました。対して
ずっと小ぶりで安価、ほとんどが地元で消費されてしまいながら、実は味はこちらの方が上とも言われる♀の「香箱ガニ」。いずれも本にあった通り!でも実物を見る喜びには代えがたいものがあります。この
ズワイガニの地方名は、地域ごとに異なってややこしく、ととけん2級レベルのちょっとしたハードルですが、ショーゴもこれで石川県での呼び方はばっちりでしょう。


さらに、こんなに大きくなるの?という大きさの
ボタンエビ。クルマエビに匹敵する長さで、太さは倍。何ともいえない迫力があります。思わず購入、その場で食べさせてもらいましたが、
とろけるようなねっとりした甘い味わいが絶品でした。余談ですがこのボタンエビ、実は
標準和名はトヤマエビで、標準和名がボタンエビというエビは別におり、そちらは太平洋側に生息しているそう。

他、1キロあたり8000円もする高級魚
ノドグロや、
「ハチメ」(メバル)、そして
「ナメラ」(キジハタ。ちなみに今治ではアコウ)といった郷土名のついた魚もたっぷり鑑賞できました。お土産にととけん仲間の父にも少し発送。本当は僕自身宛にも送りたかったけれど、翌日からインド出張だったので今回は見るだけ。干しヤリイカと「いしる」だけ買って帰りました。
昼には市場内でちょっと高めの海鮮丼も味わい、そこからも早くも家路へ。わずか1日の短い旅行だったとはいえ、とりあえずは心も体も満たされました。
デザイン力があって、古いものと新しいものがうまく融合しているスタイリッシュな街、そして
評判通りの魚介類の美味しい街。金沢は是非またゆっくり訪れたい魅力がたっぷりでした。



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Posted on 2013/02/18 Mon. 18:41:50 [edit]
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