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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

距離感 

昨春から、週に2回のペースで、5キロくらいを歩くことにしています。いわゆるウォーキングというやつです。きっかけは、それまでは3ヶ月に1度程度だった海外出張が大幅に増えることになったこと。常に体調を万全に努めようと思ったのです。まぁもともとお酒も煙草も嗜まず、朝食も睡眠もしっかりととる(とらないと動けない)、どちらかといえば健全といえる毎日を過ごしてはいましたが、今一度生活を見直してみた結果、食事と運動の2面については知識も行動も甘いなぁと気づきました。で、食の方は、食生活アドバイザーなる資格を目指して勉強、無事2級をとったのでその知識を毎日に活かすことででひとまずよしとして、体を動かす方は、有酸素運動を取り入れて体幹を強くしようと考え、姿勢を正してお腹に力を入れて歩くといういつでもどこででもできる一番シンプルなエクササイズに飛びついたのです。幸い愛用のiPhoneには、GPSを利用してデータを残し励ましてくれる便利なアプリもありましたし、出張先では治安上外出できない土地でもホテル内のスポーツジムが使えることが多く、続けるのはそう難しくありません。


効果はどうだったかというと、1年間で約100日を海外で過ごす結構厳しい生活をしながら、一度も体調は崩しませんでした。また不惑が迫ってきて、太りやすくなってきた傾向に楔を打ち込めた感じで、体重こそ2~3キロ落ちただけながら、体脂肪は20パーセントを越えないようになりました。さらに、家の周りの知らなかった道をいくつか発見、茸や虫を楽しむフィールドが広がりました。


P1150619.jpg5キロというと、どんな距離でしょうか。実は始める前の僕には、ちょっとやそっとでは歩けない長さ、という風に思えていました。山の手育ちの僕の小学校までの通学路は、丘のアップダウンがある1キロ弱の道。それは学校内で遠い方でした。また、最寄り駅を走る東急線も、ビルが立ち並ぶ都心部の地下鉄も、駅間がだいたい1キロでした。恐らくそんな環境で育ったために、幼い頃から僕の中では1キロ、というのが知らず知らず区切りとなり、そこを越えると遠い、という感覚が身についたのだと思います。


なのでそれが例えば3キロ、となると相当なことでした。実際、小学校の林間学校でここから滝まで3キロを歩きます、という先生の言葉に覚悟を決めたのも覚えているし、都心部に通っていた高校生の頃は、約1キロの1駅間なら歩く、2駅だと悩む、3駅だと地下鉄にというのが選択の基準でした。さらに横浜に住んでいた大学生の時、遊びすぎて終電をやり過ごしてしまい、ため息混じりに友人達と歩いて帰ったのもちょうど3キロの道のり。いずれも記憶に残るくらい、気構えが必要だった道程といえます。もちろん、それ以上を歩いたことも多々ありますが、初めから距離を意識する時、3キロでさえ僕にはそれなりの数字だったと言えます。


ところが、成田の田園風景の中だとちょっと違うのです。3キロはいうまでもなく5キロ、さらに7キロと、平気で歩けるのです。僕の住んでいた町から渋谷までが6キロくらい。でもかつて、徒歩で行ってみようとは思ったことは一度たりともありません。ところがその距離を、割と気楽に毎週歩けてしまう、それがどうにも不思議です。


P1150706.jpgしかも時には僕の息子達も一緒についてきますが、7歳の下の子でさえ3キロ歩いてもケロリとしています。それどころか、途中から走って先に行ってしまうほど。5キロくらい歩いて初めて、今日は結構行ったね、と言います。小学校へもちょうど1キロくらいですが、全然遠いとは思っていないようです。僕は同じ距離で、自他共に家が遠い子として認めていたというのに。


思うに、距離に対する感覚は多分に周りの風景に影響されるようです。建物に囲まれている道では、目線が近いところにいってしまうのに対し、開けた田んぼの中では、自ずと目は遠くの目標を求めるようになります。この視野の広さの違いが、歩いている時の距離感の違いにつながるのではないでしょうか。さらにはその経験の積み重ねによって自分の中に一定の尺度なりボーダーラインなりができあがっていってしまうのではないかと。


成田という田舎で子育てをするのには、自然に直接触れ合えるというわかりやすい利点だけでなく、距離に対しての気持ちの尺度が長くなる、という利点もあるのではないか、と思うようになりました。もっとも、それが果たして、体と心の力、つまりは生きていく上での持久力や視野の広さに直接結びつくのかは、都会で育った自分のそれだって、という自負もあり、わかりません。ですが、そうであって欲しいと願ってもいるのは間違いありません。


僕よりも強く、僕よりも大きく、僕よりも立派に。稲刈りが終わり、本格的に秋へと移ろい行く成田の景色の中を闊歩しながら、そんなこんなを考えていたら、今日も5キロはあっという間でした。













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