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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

夏の終わりの虫採り中年 

8月の終わり。今年もヒメオオクワガタを採集しに、上信越地方の標高1000メートル前後のとある山道を、気心の知れた仲間とたっぷり歩いてきました。P1150247.jpgクワガタを採るためにわざわざ?、と呆れられそうな遠出ですが、去年も書いた通り、目にも涼しげなブナ帯を、恐らくは名前もない川の水の音を耳にしながら歩くのは、それだけでもとても気持ちがよいのです。もはや、これをやらないと、大好きな夏が過ぎ去ることへの踏ん切りがつかない、そんな行事になっています。


とはいえ今回はとても気温が高く、歩き出してすぐ汗ダラダラに。暑さ故にか、いつもなら盛んに鳴いているエゾゼミがほとんどおらず、対照的にアブラゼミやカブトムシの気配がし、まだ真夏そのものといった様子でした。冷涼な環境を好む秋のクワガタであるヒメオオクワガタが出てくるにはまだ少し早い感じがし、今日は姿を見れないかもと思いながらひたすら林道を歩いていると、黄色と黒のド派手な警戒色をした大きなトンボ、そうオニヤンマが飛んでいるのを見つけました。


普段なら姿を見ても捕まえようとは思わない、というより、正確にはあっという間に高いところへ飛んでいってしまうのでとても捕まえられないのがオニヤンマですが、この日はヒメオオクワガタを採るために手には虫採り網を持っていました。そして彼らは谷筋や尾根伝いだと、縄張りをもっているのか同じところを行ったり来たりする習性があるので、僕の前へと過ぎ去った後身構えていると、向こうからこちらへ向かってきました。そこをバサッと!


P1150230.jpgP1150235.jpg標本作りをするわけでもなく、もちろん飼育ができるわけでもなく、そもそもそれを持ち帰る入れ物もなく、採ることに意味はなかったのですが、その雄大な姿に、手にしてみたい、という気持ちが沸々と湧き上がり、ほとんど反射的に網に収めたオニヤンマ。およそトンボらしからぬバサバサと力強く音を立てる羽、照りつける太陽をものともしないサングラスをかけたような大きな眼、これ以上怖さを見せ付ける配色はなかろうという胴体、そして手にしようとした瞬間激痛を喰らわせてきた立派な足と顎。流石トンボの王様です。こうしてしげしげと見たのはもしかしたら初めてかもしれません。


もっとも、それでもなんとなく小さく感じ、もしかしてオニヤンマに類似の種類なのかもと思い後で調べてみたら、よく間違えられるオオヤマトンボとは配色が違う上、それよりは体も大きく、間違いなくオニヤンマのようです。なんでも大きさには案外地域差や個体差があるのだとか。


P1150241.jpg放してやったら、少し離れた木の枝先にやれやれという感じにぶら下がりました。赤トンボやシオカラトンボのように水平に止まったほうが美しいと思いますが、体が大きいヤンマはこのように止まることが多いですね。その方が風に当たる面積が広くなり、熱を逃がせて楽なのかも、なんて思いましたが、果たして本当のところはどうなのでしょう。


P1150242.jpgヒメオオクワガタはというと、標高を上げ、1200メートル付近で、汗もかかなくなったあたりのヤナギやブナにポツリポツリと。たいていこのように、木を自分で削り染み出た樹液を舐めています。蛾やカミキリムシの幼虫によって荒らされることで出てきた樹液に群がっている平地のクワガタと大きく違うところです。


15キロ強の山道を歩いて5匹だけの収穫でした。一生懸命探してみるのですが、広大な森の中のあくまでも道沿いの木々を片面から見ているだけなので、まぁ、気温からすればこんなものかな、という感じです。P1150243.jpgP1150245.jpgあと半月もすればもう少し見つかるようになるはずですが、それでもせいぜい10匹程度と、極めて効率の悪い虫採りです。ただそれくらいが自然に余計な負荷をかけずに、ちょうどいいのだとも思います。何せあまり飛ばず生息域が限定されている上、繁殖飼育がとても難しく、根こそぎ採ってしまうようなことがあればなかなか復活は難しいと思われる虫ですから。かく言う僕もいまだ1匹も孵したことがなく、殖やしてあげられません。今年はどうかな?


大きくなった昆虫少年達だけで過ごす、とても楽しい1日でした。ただ、夏が終わるのに、きっぱりと諦めをつけに行ったはずが、なかなかそう簡単には...













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コメント

かっこいい!!くわ!

こんばんは*
虫好きには、ワクワクする記事ですね!

我が家も、息子が小さいときは、
長野や伊豆に虫取りにわざわざ行きましたが、
なにせ、クワガタは何もポイントも分からずなので、
田んぼで水蟷螂やコオイ虫、ヤゴを取って喜んでいました。
もう中学生なので、部活で忙しく、
今年は出かけませんでした。残念*

こんなクワガタポイントをご存知のパパさんなら、
息子さんに尊敬されるでしょうね(^^)

オニヤンマ、子供の頃かまれたことあります。
すっごく痛いですよね!!

たまむし #nWIK.3S2 | URL | 2012/09/03 23:22 [edit]

>たまむしさん

たまむしさん、またのお越しと温かいコメント、どうもありがとうございます。

そうかぁ、中学生になると出かけてくれなくなるのか...尊敬はされていないと思
いますが、一緒に遊べるのは楽しいです、向こうもこっちも。

伊豆はほとんど行ったことありませんが(たぶん学生時代に1度行ったきりですが)、
元々島だったからか、はたまた海岸からいっきに山になっている地形からか、関東近
辺ではとびぬけて色んな種類の虫が採れるのだそうですよ!。クワガタも、平地のも
のから山のものまでが1本の木で採れたりするのだとか。長野も高い山があるから、
普段見られないのが見つかりそうですし、何より虫採り自体が気持ちいいんでしょう
ねぇ!

その点、こちら房総半島は、これまた島時代の名残か、変わった種類はいます。が、
平地ばかりだからか、あまり豊かでないのが惜しい。

秋になって虫の記事はたぶん減ってしまいますが、また遊びにいらして下さいませ。


J.A.ガビー #- | URL | 2012/09/04 05:55 [edit]

No title

御無沙汰しております。

上信越地方ということは、我が家に近いところへ来られたのですね。

今年は近所でヒメオオ♀を拾いましたので、市販のカワラ材、カワラ菌床、砂埋めレイシ材で産卵セットを組んでみました。

どうなることやら。

たら #SFo5/nok | URL | 2012/09/11 13:55 [edit]

〉たらさん

お久しぶりです。

はい、割と近いところに行きました。マスター
とです。

いやあ、近所でヒメオオを拾える、っていうの
がすごいですね!産卵に成功したら、また教え
て下さい。

> 御無沙汰しております。
>
> 上信越地方ということは、我が家に近いところへ来られたのですね。
>
> 今年は近所でヒメオオ♀を拾いましたので、市販のカワラ材、カワラ菌床、砂埋めレイシ材で産卵セットを組んでみました。
>
> どうなることやら。

J.A.ガビー #- | URL | 2012/09/12 01:31 [edit]

マスターとご一緒でしたか。そうじゃないかなと思っていました(笑)以前マスターと○ヶ峰と言うところへ出掛けました。甲虫かとにかく少なかったです。私もたまにはのんびり山歩きをしたいものです。

マスターが見るかわかりませんが、マスターのホームページにも書き込みをしました。
見てくれると良いのですけどね。

たら #- | URL | 2012/09/12 01:38 [edit]

〉たらさん

はい、ヒメオオといったらマスターと一緒です。彼の
目でないと、沢山は見つけられません。

マスター仕事忙しそうですが、ホームページ見るよう
促しておきます。

ちなみに、どうでもいいですが、僕は今インドムンバ
イにいます。これからタイバンコクへ向かうところで
す。

> マスターとご一緒でしたか。そうじゃないかなと思っていました(笑)以前マスターと○ヶ峰と言うところへ出掛けました。甲虫かとにかく少なかったです。私もたまにはのんびり山歩きをしたいものです。
>
> マスターが見るかわかりませんが、マスターのホームページにも書き込みをしました。
> 見てくれると良いのですけどね。

J.A.ガビー #- | URL | 2012/09/12 01:51 [edit]

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