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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

ヨシノボリは突然に 

ショーゴとカンタは、僕がそうであったように、生き物を捕まえてきては飼育する少年になってきています。P1120212.jpgもっとも、都会育ちの僕は、アメリカザリガニやクロヤマアリ、テントウムシといった本当に身近な誰もが知っているものを飼うしかありませんでしたが、自然豊かな成田で成長してる息子達とそのお友達は、時に近所の、護岸はしっかり工事されてしまった、僕にはとても入れないどぶ川にまで入り込み、もっとマニアックな生物を採集してきます。


P1130271.jpgP1130317_20120513210655.jpgその宝石が詰まっているのがこの水槽。水面にはメダカ、中層にタモロコ、底にはヌマエビがいます。メダカはもちろん買ってきたヒメダカではなく、天然のメダカ。そう、成田市周辺には、まだメダカがちゃんと生息しているのです。タモロコはメダカよりずっと大きく、捕まえるのも難しいのだそうで、これを採集すると、ショーゴは得意気です。ヌマエビは草の下の方を網で揺すると入って来るので簡単だとか。でも透き通った体で水底や草の上を這う姿にはとても癒され、水槽には必ず入っています。


P1130257.jpgそしてもうひとつ、僕も彼らが捕まえるまで知らなかった魚が。ハゼの一種、ヨシノボリです。去年ショーゴが、川でハゼを捕った、と初めて報告してきた時はとてもびっくりしました。気水域を好むハゼとはいえ、我が家そばの川は、河口まで30キロ以上あり、いくらなんでもいるわけがないと思ったのです。が、見せてくれた魚は確かにハゼ。で、図鑑を開いてみたら、淡水だけに住む小さなハゼというのがいるんですねぇ。ショーゴのお陰で知った魚です。ちなみに、この記事のタイトルは、あの日、あの時、あの場所で、会えなかったら、という意味を込めてみました。


1年を通し、死んで減っては捕まえてきて増えを繰り返しているこの水槽を、僕は導入当初のセットや、水質の悪化等への助言こそすれほとんど触ることなく、気にも留めずにいるのですが、ここへ来てさらに驚きの知らせが。ヨシノボリが卵を産んだ、というのです。しかもそれを親が必死に守っていると。


P1130215.jpg覗いてみると、確かに1匹のヨシノボリが潜む岩の裏側に、無数の卵らしきものが。しかも、モロコもエビも、隙あらばと岩場の周りをうろついており、それをヨシノボリが必死に追い払っていました。この親は、体が鮮やかに青みがかっていて、どうも♂のよう。調べてみると、やはり、産卵後に卵を守るのは♂とありました。


P1130302.jpgP1130303.jpg水槽の魚というのは、なんとも言いようのない魅力があり、しばらく飽かず見惚れました。この♂は、この岩場にいながら、たまに尾を振り、卵に新鮮な水があたるようにしているようでした。また、ちょっと餌をとりに留守にすると途端に敵がやってくるのですが、すぐさま戻ってきて、体の割に大きな口を開けて威嚇していました。実にたいした父親ぶりです。


P1130318.jpgちなみにその頃♀はというと、右の写真。産卵してすっかりスリムになっていますが、特に弱った風でもなく、また卵を気にするでもなく、砂底でのんびりしています。♀は産みっぱなしで何もしないようです。ああ、ヨシノボリに生まれなくてよかった。


淡水魚に詳しく、琵琶湖の固有種を外来魚から守ろうという運動をしている友人の「琵琶湖を戻す会」代表の高田昌彦さんに聞いたところ、ヨシノボリが狭い水槽での飼育下で産卵するのはそうあることではないんだそう。ま、水質や温度、岩の環境がたまたまうまく揃ったのでしょう。数日中にふ化するようです。といっても息子達にそれを育てるのは無理で、放っておけば、モロコやエビに片っ端から食べられてしまうのでしょうが、少しでも救出してあげて、もといた川に放そうと話しています。











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Janre: 趣味・実用

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コメント

素晴らしい

水槽は、水量が少なければ少ないほど水質を維持するのは難しいのですが、この水量でヨシノボリが産卵する水質を維持しているのは素晴らしいことだと思います。魚などを飼っていると、エサを食べるところが見たくてついつい与えすぎてしまうものですが、きっとエサの量が適切なんでしょうね。それを子どもさんの世話で実現できているのだから立派です。
※6枚目の魚はタモロコではなさそうですね。

ムギ #- | URL | 2012/05/14 14:33 [edit]

>ムギさん

過分のお褒め、ありがとうございます。

餌やりはとても気をつけていますが、そこまで水質が維持しているのだとは思っていませんでした。6枚目の魚、やっぱり!?我が家でも違うなぁ、と言っていたのです。ショーゴは、鮎だ、などと無茶なことを言いますが、何の可能性がありますか?

ガビー #- | URL | 2012/05/14 20:51 [edit]

はじめまして。

はじめまして、こんにちは。

ヨシノボリやアミガサタケのお話など、興味のある話題が多くてたのしみに読ませていただいています。
我が家でも数年前から水路で捕ったヨシノボリを飼っていますが、
ヨシノボリは色がキレイで愛嬌があって、ガラスにぺたっとくっつくいたり砂を掘って家を作ったり、見ていて飽きません。
でも、長くても1年半くらいで☆になってしまっていて、産卵したことはありませんでした。
息子さん素晴らしいですね!

あゆ. #5wmSjz6k | URL | 2012/05/16 17:47 [edit]

>あゆ.さん

あゆ.さん、ようこそいらっしゃいませ!

自分の興味あることだけを綴っているとりとめもないブログなのに、どうもありがとうございます。

ヨシノボリは確かに、とても愛嬌があり、見ていて飽きませんねぇ。僕は釣りもするのですが、この類いの根魚が一番好きなので、最初は天ぷらにでもしようかとも思ったのですが。

あゆ.さんの家のお庭も素敵ですね。我が家も、周りの風景に溶け込むような庭を目指し、ミニ雑木林と果樹、ハーブ、野菜が少しずつありますが、流石に池まではないのでいいなぁ、と。

また遊びにいきますね。今後ともよろしくお願いいたします。

ガビー #- | URL | 2012/05/16 20:10 [edit]

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