冬を呼ぶムラサキシメジ

雑木林は、地元の有志の方々の手によるのか、理想的に手入れされていて、ところどころに落ち葉がかき集められています。10月の下旬、その枯れ葉を押しのけながら、紫色の、小型ながら固く締まった茸が生えているのを見つけました。
一昨年、別の場所で少しだけ穫れたムラサキシメジのようです。紫色の茸というと、フウセンタケの仲間に似たものがありますが、ツバがなく、傘の裏のヒダも紫色をしているのがムラサキシメジの決め手だそうです。
その日は、大小5個のムラサキシメジが見つかりました。落ち葉の下には白い菌糸がよくまわっていたのでそのまま触れないようにして、5日後、再び訪ねてみると、期待通り、またまた生えていました。一昨年初めてのムラサキシメジは小さいのが2つだけ、11月下旬でした。たぶん、もう時期が遅くて2つしかなかったんでしょう。今回の場所は、この後もまだ生えて来てくれそうな感じがします。
その他の茸の姿は、木に生えるものばかりで、地面にはもうあまり見られませんでした。目を凝らせばあるにはあるものの、特に大型の茸の数がグッと少なくなり、寂しくなった感じです。そうそう、10月の中旬までは蹴るとノコギリクワガタが落ちて来る木がありましたが、掛け布団なしには寝られなくなったこの1、2週のうちに姿を消したようです。まもなく紅葉の見頃、秋も終わりです。枯れ葉に混じるムラサキシメジの、明るさはあるものの無駄な光沢はない凛とした色彩は、そんな今の季節によくマッチしていると思います。なお、ムラサキシメジは、ハルシメジのこのレシピに従ってマリネにしてみましたが、旨味も歯ごたえも共に豊か、とても美味しくいただけました。

色々なブログランキングに参加しています。もし記事が面白かったら、上の投票ボタン各種か、下の「拍手」をクリックしていただけたら嬉しいです!
- 関連記事



