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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

テングタケ祭り 

昨日は、千葉県立房総のむらで開かれた千葉県立中央博物館主催の茸の観察会へ行って来ました。ここでの観察会は、毎年、夏から秋にかけて3、4回あります。主催が博物館か「房総のむら」かで申し込みの手順が違うものの、中身は一緒、手入れがなされたアカマツ林や雑木林が広がる敷地内で茸を見つけ、それを元にショーゴが師と仰ぐ吹春俊光先生ご夫妻に講義をしていただくもので、我が家は必ず年に1度は参加するようにしています。今年は、色々と都合がつかず、今年最後の開催にようやく加わることができました。


雨の混じる生憎の空模様の中、いつものように、先生の元を離れて駆け出して行った息子達。ですが、肝心の茸はあまり見つかりません。我が家の周りでも今年は茸がほとんどなく、また、朝に少し下見をされたという吹春先生も今日は少なそう、とおっしゃっていたので、今年の観察会は外れに終わるかなぁと思い始めた頃、先生達から500m程離れた若い雑木林の明るい南西斜面に、ポツリポツリとテングタケを発見しました。林内に入ってよく目を凝らして見てみると、あっちにもこっちも。


P1060966.jpgP1090591.jpgテングタケは、条線に縁取られた傘にイボがあり、真っ白の柄の中央付近にはっきりしたツバが残り、根本にはツボもあるという、これぞ茸、というべき美しい姿。針葉樹、広葉樹を問わず生え、死ぬ程のことはないというものの、痙攣や幻覚、意識障害を起こす強毒をもち、テングタケ科という一大勢力を率いてしまっていることからしても有名な、北半球に広く分布している茸です。P1090584.jpgそうそう、標高の高いところのカンバ林にはこれの赤いバージョンともいうべきベニテングタケが生えるそうです。我が家も見てみたいと思いつつ、この時期に高原へ行く旅行もなかなかできず、まだ実物に接したことはありません。こちらは、愛らしい姿とその毒性から神秘的なものとして扱われ、しばし絵本やイラストにも登場するので、茸というとまずこの姿を思い浮かべる方も多いのではないかと思います。


P1090586.jpgテングタケの仲間は威風堂々としていますが、多くが有毒、おまけに、1本で確実に命を落とすという猛毒のものもあるというので、食べることしか頭にない僕の触手は普段ならあまり動きません。不思議とショーゴはこの仲間が大好きで、一発でこれは何、これは何と見分けてしまったりするのですが、僕は何度説明を聞いてもなかなか頭に入らず、せいぜい、発見に感動があった食べられるかもしれないテングタケの仲間ミヤマタマゴタケならすぐわかる、という程度。でも今回は、パッと見た感じでは何も見当たらない雑木林で、落ち葉に紛れているのが次々と目に飛び込んで来るうちに面白くなってしまい、ついには、息子達と集め始めました。綺麗に隊列を組んでいるのを写真に収めましたが、カンタが右手に持っているのを入れて4つあるのがご覧いただけるでしょうか?


P1090622.jpg結局20メートル四方くらいの一帯だけで見つけたテングタケの数は15、6本。そこでだけ生えていたようで、観察会のテングタケはほとんど(あるいは全部?)、僕達が採取したものでした。例年の観察会でも、全く見つからないということはなくても、これだけまとまって穫れることはなく、たいてい他のテングタケ科の茸の方が大勢力になるので、ちょっとミステリアス。なお、図鑑では傘の直径20cm以上の大型になるという記載もありますが、房総のむらのテングタケは傘の直径が10cmくらいまでの中型ばかりです。ちなみに、代わりにこの付近に多い大型のテングタケの仲間は、ミヤマタマゴタケコテングタケモドキ。(写真はテングタケを手に解説される吹春先生)


P1090575.jpgP1090577.jpgさて、せっかくなので、僕が覚えるためにも、テングタケと間違いやすい茸を。左の茸は、昨日一番多く穫れた茸で、テングタケに似ていますが、テングタケではなく、ドウシンタケです。違いは、傘にイボがなく、ひだはより密で厚みがある、柄は灰色の鱗片で覆われており、ツバは上部にあって灰色、といったところで、並べてみると、少しガッシリとした感じがして、区別するのもそんなに難しくないようにさえ思うのですが、1年経つと忘れてしまい、ショーゴに教えてもらうという繰り返し。で、このドウシンタケは、なんと食べられる茸だそう。ドウシン、とは新潟の方言で「托鉢僧」を表し、かの地では古くから食されて来たようですが、これまたよく似た近縁種には、3、4日もがき苦しんだ後、確実に死ぬ、という猛毒のタマゴテングタケやドクツルタケがあるので、いくら同定されていてもちょっと食べるのは勇気が要りますねぇ。


夏の茸、僕の好きなイグチの仲間は、アカマツ林のチチアワタケしか穫れておらず、ちょっと寂しくもありましたが、また1つ知識が整理できた、楽しい観察会でした。










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コメント

No title

ついにカンタ君も巻き込んでしまいましたか!
これで成田に日本初のキノコ博物館ができる日も近い!と思ったら、すでに茨城にキノコ博物館があるんですね。
んじゃ、成田のキノコ博物館には父上のキノコレストランを併設しましょう。

ムギ #- | URL | 2011/10/18 19:41 [edit]

>ムギさん

カンタは、かわいそうなことに、生まれつききのこ中毒の兄がいたもんで、2歳になる前からきのこ採りに励んでます。もっとも本人にそれほど強い興味はなく、見つけると飼い主が喜んでくれるというワンちゃんの気持ちみたい。

茨城のキノコ博物館は知りませんでした!

ガビー #- | URL | 2011/10/24 20:33 [edit]

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