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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

五感を使って 

夏の間に、子供にあんなことやこんなことを経験させたい、見せたい、と思ってしまうのは親の性かもしれません。我が家にとっては、毎年この時期に帰る今治こそがその最高の舞台。そこで親子というよりも親分子分のような関係になって思い切り遊ぶことで、あるいは僕の両親や妹夫妻と一緒に過ごすことで、さらにまた、友人のよろず体験事務所をかしやのまろさんのインタープリテーションを介することで、僕なりに言葉にできない伝えたいことを伝えてきたのですが、今年夏休みはなく、僕だけ居残ることに。自分で決めたこととはいえ、とても残念。いつかまたあの夏を。


DSCN2948.jpg代わりに先日の休みに、近場で何かできないかと考えてみたら、僕の家の近くではやっぱり、千葉県立房総のむら、ここに勝るところはありません。参加体験型を謳う博物館だけあって、必ず何かしら面白いことをやっています。いえ、何かをしなくても充分楽しく気持ちがいい。ここほど手入れがされた雑木林やアカマツ林は近隣にはなく、ただ散策するだけで心地のよい緑の場所、それが房総のむら。


で、日曜日、何の演目があるかも調べず、息子2人と訪れ、園内を汗だくになりながら散策していると、「むらの寺子屋」と称する演目で何やらやるらしいとアナウンスがあり、なんとはなしに参加することに。内容は「木挽きの技」...コビキ?


DSCN2956.jpg山で切り倒された木を大工さんが使えるように製材する職人さん、それが木挽きというのだそうです。昭和30年頃に機械での製材に変わり、ほぼ姿を消してしまったそう。大きな鋸(前挽大鋸、まえびきおが)での手作業は当然能率は悪いわけですが、優れた点も多々あり、機械で強引に削るのとは対照的に、木の持つ性質に沿うようにして切るので、切り無駄は少なく、木目も活かされ、後々に木の狂いが生じないのだとか。その説明を聞いてピンと来たのは、昔の日本の木造建築はとてつもなく長持ちなこと。あれは木挽きの成せる業なのかもしれません。幹太の体と同じ位の大きさの大鋸(おが)を、腰を入れてゆっくり大きく挽くことで、無理な力や熱を必要とせずに木を切っていくのを体験。ただそれだけですが、工作が好きで普段から鋸も使う2人はかなり楽しそうでした。心の中には、何か残ったんじゃないかなぁ、と。そうそう、「おがくず」は、大鋸(おが)で切った屑だからなのだそうで、そんなところに僕は知的欲求が満たされました。


DSCN2920.jpgその後、夕食のために一旦帰宅。ささっと晩ご飯を作って済ませ、太陽が沈み切らないうちに、再び外出。今まで採集はできても、その自然な営みを見せるチャンスがなかったカブトムシ、クワガタムシ、それが目当てです。風のない蒸し暑い夜という虫が沢山集まりやすい絶好のコンディション、反面、日曜日だから採集者もいるはずで、可能性半々の気持ちで印旛沼周辺のクヌギの木へ車を走らせてみると、いましたいました!


DSCN2929.jpgカブトムシの♂同士の闘争はバキバキと音がたつ迫力で、そうして勝った♂の♀への激しい求愛に、息子達はいつになく真剣な表情です。ついでにノコギリクワガタの♂同士の喧嘩も見られないかともう1カ所へ足を運んでみたら、まるで僕らの到着を待っていたかのように、大きな♂と♀のペアのところに上から別の大型♂が降りて来て、願っていた通りの一騎打ち。DSCN2936.jpg生憎、降りて来た♂が一瞬にして挟み飛ばしてしまい勝負はあっさりとつきましたが、その♂が♀を乗っ取ろうとしたところを、2人が捕獲。投げ飛ばされた♂は行方不明で彼らの手からは逃れたので、これは勝者と敗者、実は逆だったのかも。うん、人生にはそういうこともままある。採集経験はたっぷりあるし飼育下では争いも交尾も観察している兄弟ですが、図鑑に載っているのと同じ夜の樹液場での自然のスペクタクルに、とても感動してくれたようでした。


DSCN2939.jpg昨日から今治に帰省中の彼らですが、あっちでも、兄弟力を合わせて、五感をフルに使って遊んで欲しいなぁと。それにはまず、運悪く直撃しそうな台風が早く通り過ぎて、海に山にと出られますように。









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Category: 自然探索

Thread: 散策・自然観察

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