先週の日曜日、第4回
日本さかな検定「ととけん」が開催されました。一昨年の第2回から受検している僕とショーゴは3度目、僕の父は昨年に続き2度目のチャレンジです。受検級は僕が1級、ショーゴと父は2級。
去年は、親子3世代で居合わせたのが「ととけん」事務局の方々の目に留まり、
試験後に取材を受け、公式ホームページ
で取り上げていただいたにもかかわらず、父が3級に合格しただけ。ショーゴと父は2級を、僕は1級をそれぞれ落ちたので、そのリベンジです。

ここを目標に、
3人それぞれにかなり勉強しました。
ショーゴは、去年の夏今治へ帰省した時から「ととけん」の名刺片手に魚に詳しい方々に教えを請い、自分なりのノートを作りました。さらに積極的にお寿司屋さんへ行くのをリクエストしてきたのもこのためかな?
父は、孫と同じ目標があるのを励みに、3歩進んでは3歩下がる衰えた記憶力をフルに駆使しながら奮闘、試験前日には、ライバルのショーゴを呼び、泊まり込みの合宿までし、満点をとると意気揚々でした。
僕はといえば、勉強らしい勉強は好きではないので自分の興味の向くままに知見を広げるようにした1年。日本海側のことに疎いので、その海の幸が最も楽しめる冬に金沢へ家族旅行したのもその1つ。とはいえその程度で突破できるほど1級は容易ではなく、また2度同じ試験に落ちるのは情けないので、3月からはすきま時間を見つけては大学受験の時のように勉強もしてきました。それこそトップ合格するくらいの意気込みで。
試験の手応えはというと、う~ん、僕は難しかった。後で見返した時に、もう少し頭を使えばあと3点くらいはとれたように思いましたが、その余裕がありませんでした。
1問1問が、問題である以前に面白い情報に溢れていて、自分が今、試験を受けているのか勉強しているのか、
わからなくなる一瞬があるほど。2割近くは公式テキスト類のどこにも載っていない、今まで見たことも聞いたこともない内容。その分、4択にもかかわらず時間いっぱい使うことに。
自己採点結果は78点。通常の合格ラインは80点なのでアウト。ただし、問題が難しかった去年は救済措置として7割まで合格ラインが下がったので、今年もそうならないかと淡い期待を。ショーゴと父の2級は、難しかった去年より少し易しくなった印象でした。試験後の答え合わせで、僕はほぼ全問解けました。
ショーゴと父はともに70点台後半のようで、こちらは7割とればよいので合格確実。あとはどちらが勝ったか、というところ。
その後、解答が配布されるとの告知があった居酒屋
「四十八漁場」で反省会。行くと店員さんが自分も受けてきて今仕事に戻ったところなんです、と汗を滴らせて迎えてくれました。他のテーブルでもその話に花が咲く姿が見られる中、公式の正答一覧で、もう1度答え合わせをしていると、
「ととけん」の事務局の方々が打ち上げに。僕らの姿を撮影したいということで、どうぞどうぞと。
そしていただいたのが右の写真。そうそう、
この「四十八漁場」さん、「ととけん」に協賛しているだけあって、日本全国から取り寄せている魚介類がとてもおいしく、魚好きにはたまらないお店でした。お通しにきびなごの炙りが出る等、大衆居酒屋でこれだけ日本の海の幸を揃えるの、相当大変なはずで、とても気に入りました。中でも刺身と鯖の干物が絶品。成田にも出店してくれないかなぁ。
受検を通じて、魚や魚に纏わる日本の文化への知識が深まったのはもとより、親子3代の絆がぐっと強くなったので、「ととけん」には感謝しています。今年でもう終わりになってしまうのかも、と少し残念に思っていたら、我が家にはもう1人、兄貴のやることは何でもやりたいカンタがいました。
来年はカンタが3級を、そしてショーゴも1級挑戦を明言したので、
「ととけん」で日々が楽しく豊かになる生活はまだまだ続きそうです。



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Posted on 2013/06/29 Sat. 20:30:09 [edit]
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