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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

昭和の匂いのするミャンマー 

近年、軍事政権がその門戸を開放し、日本企業の参入が相次ぐ注目の国ミャンマー。首都はネピドーですが、経済の中心地は旧首都ヤンゴン。先月、そのヤンゴンに初めて出張に行ってきました。


P1170457.jpgミャンマーについては映画『ビルマの竪琴』と、アウンサンスーチーさん、そして今治市出身のジャーナリストで反政府デモを取材中凶弾に倒れた長井健司さんのことくらいしか知らなかった僕は、他の東南アジア諸国と同じように、明るく人懐っこいけれど刹那的で持続力には欠ける人達の国なのではないかなぁ、そして民主化も一時的なカモフラージュかもしれず、いつ何が起きても、それこそ滞在中に拘束されて帰れなくなる可能性もゼロではない、とも思いながら訪れたのですが、その僕のイメージとは全然違っていました。


P1170546.jpgまず空港から市内へ向かってすぐに気がついたのが、街の清潔さ。東南アジアの国々はどこも、ゴミのポイ捨てを法律で罰するシンガポール以外、お世辞にも綺麗とはいえませんが、ヤンゴンの街中にはゴミが全くと言っていい程ありません。建設中の道路や建物が多く、土埃こそ舞っていましたが、ゴミが散乱しているのは繁華街でさえ目にしませんでした。僕が一緒に仕事をした仕事場でも、割ときちんと整理整頓がなされており、綺麗好きな国民性と見受けられました。浄、の観念のある仏教の国だからかも、などと考えましたが、でもタイだってインドだって仏教国なんだよなぁ。


P1170560.jpg次に、人々の照れ屋ぶりに驚きました。仕事場でもほとんどの方が挨拶しただけでうつむいてしまうし、ホテルの周辺を散歩していても、アジアでありがちなまとわりついてくる物売りが全くいません。シャイなのはベトナム人と通じるものがありますが、でもかの地では、積極的にお金を得ようと接近してくるやり手の人はいます。後で聞いたのでは、恥かしがり屋であると同時に、外国人に無闇に話しかけたりするのを禁じる法律もあるからだそうですが、細かい法律がたとえあってもないに等しい周辺諸国の無秩序を思えば、実に対照的でした。


さらに一緒に働いてみた限りでは、指示に忠実で勤勉、強い自己主張をしないようです。恐らくそれは軍政による教育のせいで、何かを命じられても疑問に思ったりせず、例えばお世辞にも良いとはいえない労働条件にさえ不満を口にすることは少ないようですし、他人と諍いを起こすことなく働いています。自分の力を目の前の作業以外に向けず、言われたことだけをきちんとやる、決して手を抜かない、という真剣さ。それと同時に、外国人の僕がいることもあって必要以上の緊張をしているようでもあり、とにかくリラックスさせようと努めたのですが、2日かけても肩の力を抜かせることができませんでした。


P1170544.jpgP1170547.jpgP1170549.jpg清潔好きで内向的、そして真面目。そう、まさに戦後の日本のようでもあります。長いこと紛争が絶えず、今なお事実上軍部が掌握している国にはとても思えません。そうそう、街中には、日本で使われなくなったバスがそのままの塗装で走っており、これで建物が日本風であれば、そのまま『ALWAYS 三丁目の夕日』の世界に見えるかも。なぜか神奈川県のバスが多く、京急バス、横浜市営バス、神奈中バス、相鉄バスを見つけました。道路が右側通行なので、車体の右側の中央に乗降口を新たにつけ、またメンテナンス上の問題があるらしく、エンジンカバーを開けて爆音を轟かせて走っていました。


P1170552.jpg交通の半分以上がこれらのバスとタクシー。自家用車となると途端に新し目の、それも高級車になるのが印象的でした。道路には信号もほとんどありません。僕の滞在した高級ホテルでさえ、電気も十分な供給量がなく、ましてやネットがつながる環境も整っていませんでした。そして流通網もないも同然で、例えば食べ物は、海外のものは言わずもがな、国内のものでさえ新鮮で良質のものを手に入れるのは容易ではないようです。ASEANを牽引するタイ、ベトナム、インドネシアの3国と大きく差がついてしまっています。もっともそれらインフラ面を整えていく援助をし始めた日本ですが、そこを埋めるのが果たして彼らにとって幸せなことなのかどうか...。


P1170542.jpgこの国の伸びしろが大きいのは間違いありません。このまま外国からの刺激を受けていけば、近い将来大発展をすることになるはずです。それと同時に、この素朴で穏やかなところが維持されたのならば、これほど素敵な場所は他になかろうなどと思いましたが、それはきっと相反する要素で、同時には成立しえないはずとも...。いつまでも男性がスカートを身につけ、ホテルマンでさえビーチサンダルのような履物を履き、街をいくお坊さんが深く敬われる所であって欲しいなぁと願わずにいられません。











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空から見ると ~その25 郷土富士2~ 

前回の続き、飛行機から見た郷土富士、西日本編。


IMG_0036.jpg石川、岐阜の県境にある白山より西には2000mを越える山がありません。日本百名山に挙げられているのもわずか12の山。必然的に、前回取り上げた東日本の雄大な姿の郷土富士は少なくなるのですが、その中ではよく健闘しているのが九州の標高1583mの「豊後富士」由布岳。ご覧の通り夕靄の中でもそれとわかる美しいシルエット。麓の由布院温泉は落ち着いた温泉街として人気で、僕も大学生の頃、2度訪れていますが、その秘密は、上品な町づくりが奏功しているだけでなく、この山がもつ優雅さからも来ていることではないかと思います。日本百名山の選からは漏れていますが、後に選者深田久弥がそのことを悔いたとも伝わっている名山です。左側にあるのは、別府温泉を形成している鶴見岳。右奥に霞む高い山は、最高標高1791mの九州本土の最高峰九重連山。


P1150590.jpg九州の山は高さ勝負だと分が悪いですが、トータルで見た迫力という点では引けをとらないものがいくつかあります。中でも「筑紫富士」桜島(御岳)標高は1117mながら、大都市の目の前の内湾に聳え立つ姿は圧巻。しかも写真でも左に吹き出している通り常に煙を絶やさず、時に轟音をあげて爆発する活火山で、日本どころか世界的にも有名です。そもそもこんな所に街を造ってきたこともミステリアス。一旦噴火をすれば大きく生活に影響を及ぼすこの火の山を、しかし鹿児島の人々は愛しているのが面白くもあります。鹿児島県は無骨とも大雑把とも言われるダイナミックな県民性が知られていますが、自然がそこに住む人の気質に大きく影響するというのが、この山と直に向き合った時にわかります。


P1100463.jpg3カ所に雪を被っている険しい連山は四国山地より。左、愛媛が誇る西日本最高峰の石鎚山、標高1982m、真ん中は瓶ヶ森(かめがもり)、標高1896m、そして右が今回の主役その名も伊予富士、標高1756mです。伊予富士は、高さだけなら東日本の富士の山々にも引けを取らないものの、他の富士山の多くが独立峰であるのに対し、こちらは連峰の一部に過ぎないところが残念です。なんでも見る角度によって富士山を彷彿とさせるが故の名前だとか。


P1060926.jpg最後は「讃岐富士」飯野山標高422mしかない小山で、周りが浸食されてできたいうなれば丘の1種。他の郷土富士とは格も成り立ちも全く違いますが、起伏の少ない讃岐平野ではランドマーク的存在で、陸路瀬戸大橋を伝いこの山が見えると、ああ四国だと思う人も多いはず。空からでもこの通り、高さの割には目立っています。写真中央は丸亀市。この平野部をよく見てみると溜池があちらこちらにあります。


他にも全国各地に富士山はありますが、意識してきたわけではないので撮影してあったのは以上でした。この続きを来年のお正月にできるよう、去年は計115日だった海外出張、今年も1年頑張ります。











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空から見ると ~その24 郷土富士1~ 

あけましておめでとうございます。4月で5周年を迎えますこのブログ。今年も10日に1度程度の、のんびりとしたペースでの更新となりますが、どうぞよろしくお願いします。


P1150300.jpg新年最初のおめでたい記事として、以前、空から写した富士山を取り上げましたが、2013年は、全国各地で崇められている郷土富士を集めてスタートすることにしました。まずは北から東日本編。


P1090730_20121231165440.jpg360度裾野が広がる本家富士山と同じ作りの成層火山、標高1898mの「蝦夷富士」羊蹄山です。日本百名山の1つ。その左にある山々はニセコアンヌプリ。学生時代にここで3度スキーをしたことがありますが、パウダースノーはスキー初心者の僕が転んでも全く痛くなく、そして空も大地も大きく広く、目の前に聳え立つ美しい羊蹄山に向かって突進するように思い切り滑ったことを思い出します。その手前、小島を浮かべた大きな湖は洞爺湖、その下側の縁にあるのが活発な火山活動を続ける有珠山です。そうそう、羊蹄山の麓の真狩村には、「マッカリーナ」という、僕が日本一とお薦めしたいフレンチレストランがあります。


P1090743.jpg同じく湖とその奥に山という構図。田沢湖「岩手富士」岩手山、標高2038mです。こちらも日本百名山に名を連ねています。もっとも、南側からのこの岩手山は地上からだと外輪山の凸凹が目立ち、裏岩手と言われており、富士山のような綺麗な姿を拝むには、東の太平洋側から見なければならないそうです。一方、田沢湖は日本で一番深い湖。魚好きの我がととけん一家にはとても興味深い場所です。なぜならとっくに絶滅したとみられていたのが、2年前富士五湖の西湖で奇跡的に発見された魚クニマスの、本来の生息地だった所だからです。


P1090748.jpgまたまた湖と対になっているのですが、山がやや目立ちません。中央やや左下、左右の湖に挟まれたところにある鋭く尖った頂、そこが、「会津富士」磐梯山です。標高1816m。こちらも日本百名山。太古にはもっと高く富士山のような綺麗な成層火山だったのが、爆発の度に山体崩壊し、山頂が吹っ飛んだ今の山容になったのだとか。なんでも、磐梯山と富士山が背比べをし、磐梯山が勝ったのだけれど、それに怒った富士山に蹴飛ばされてしまい、半分の今の高さになってしまった、なんていう民話も残っています。いつか富士山も爆発したら、この磐梯山のような姿になってしまうのかもしれません。


P1090749.jpgなお、上の写真上、右の大きな湖は猪苗代湖ですが、左は19世紀末の明治時代の大爆発でできた桧原湖をはじめとする裏磐梯三湖です。そのアップ写真がこちら。右隅の三角形が磐梯山。湖の奥に連なる磐梯山よりも高い山々は、最高標高2035mの吾妻連峰。こちらは郷土富士ではありませんが、百名山の1つではあります。


東日本各地の富士山は、今までも他に、「日光富士」男体山「諏訪富士」蓼科山こちらこちらで紹介していますので是非どうぞ。それら含めいずれも2000m前後の活火山で、麓に湖を従えた雄大な姿が、東の共通項。


次回は西日本編を。その前に、皆様、今宵是非、富士山の初夢を見て下さいね。











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