09 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

クワガタムシが見つかる家 

6月に書いた庭隅でシンボルツリーとすべく気長に育てているクヌギの木。P1160543.jpgそれを植えるきっかけとなった脇にある切り株は、この夏、さらに腐朽が進みました。隣りの若木にとって邪魔だろうなと思いつつ、4年前ここにノコギリクワガタの♀を潜らせたので、根にはその幼虫が巣食っているはずとそのままにしてきましたが、パッと見の具合からするともうクワガタムシが育つ状態は過ぎてしまった感じがします。ノコギリクワガタの幼虫期間は普通2年だし、しかもこの時期は地面の下でとっくに羽化を終えて体を固めて休止しているので、もし堀り起こしてしまったとしても大丈夫。そこで切り株の除去に取りかかってみることにしました。


すぐ傍にブルーベリーもあり、それを傷つけないように園芸用の小型のシャベルで上部を叩いてみると、P1160544.jpgやはりあっさりと粉々に。ただ、地中部分になるとまだ茸が生えそうなだけの微かな生気が残っており、意外に簡単に壊れません。そこで大きなスコップに持ち替え、体重をかけて割ってみたら、中からピカピカのコクワガタの♀が飛び出して来ました。


P1160547.jpgコクワガタを放した覚えはないので、勝手に産卵してかえった子です。わざわざこんなところに産まなくても周りにいくらでも好条件の朽ち木はあるだろうにと驚きますが、こういうちょっとした場所でも繁殖できる力がコクワガタの強さ。


コクワガタというと、僕が小学生になったばかりの頃、東京都目黒区の自宅に飛んで来たのを思い出します。屋敷林が所々に残っていたとはいえ、山の手の住宅地。普通に考えたらクワガタのいる場所ではありませんし、それまで触れたこともない虫でした。それが、確か7月の初めだったと思います、夕飯を終えた台所から「ゴキブリっ!」という母の恐い声がし、急ぎ駆けつけてみたら、そこにいたのはゴキブリではなく端正な顔立ちをしたコクワガタの♂でした。もう少しで叩き潰されるところだったのを命拾いした彼は、我が家で飼われることに。僕が初めて飼育したクワガタです。その後その話を四国で親戚にしたら、クワガタなんてそこらじゅうにと採集に連れて行ってもらい、以来、僕はその虜になっていったのですが、はじまりは、その1匹でした。


P1160548.jpgその後はなかなか見つけることがなく、都会っ子にはとても貴重なコクワガタでしたが、高校生くらいになって知識と経験が増えて来るとポツリポツリと見かけるように。彼らはごく僅かの条件が揃えば命を繋いでいける適応力をもっているのがわかってきました。そうそう田園調布の公園で、腐った木の階段を蹴飛ばしたら、中からコクワガタの♂の蛹が転がり出て来て、慌てて落ちていた何かの容器にそっと載せて持ち帰り、無事羽化させた、なんてこともありました。


クワガタムシが居着いているなんてなんと贅沢な家!とは、少し大袈裟ですが、不意に現れたコクワガタにあれやこれや思いを巡らしているうちに、陽が傾き、結局ノコギリクワガタは確認しないまま切り株の根はそのままに。件のコクワガタも放してやったら、土の中へ潜っていきました。夏になったら、また出ておいで。














blogram投票ボタンにほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 成田情報へ



色々なブログランキングに参加しています。もし記事が面白かったら、上の投票ボタン各種か、下の「拍手」をクリックしていただけたら嬉しいです!




スポンサーサイト

Category:

Thread: 散策・自然観察

Janre: 趣味・実用

tb 0 : cm 0   

フィリピン、甘い誘惑 

今年の1月に初めて訪れたフィリピンの首都マニラ。縁あってその後も訪問することとなり、今日3回目の滞在から帰国しました。概して仕事がしやすいアジアの中でも、特に気に入っている場所です。一番の良さは、その明るさ。他の出張先同様、現地の言葉で「こんにちは」や「ありがとう」を言うよう努めるのですが、ここほどそれだけで喜んでくれ、ニッコリと笑い返してくる人達はいません。文字がアルファベットの上に、発音もそのままでもだいたい通じてしまうのでフレーズが割と覚えやすく、その上いい反応があるため、すでに10を越える挨拶の言葉が言えるようになりました。おまけに、「こんばんは」はマガンダンガビーmagandang gabi。マガンダン、は英語のgood、ガビーは僕の名。自分のことを褒めたら「こんばんは」になるので忘れようがありません。


IMG_0979.jpgリアクションの良さは、仕事相手や、ホテルマン、デパートの店員といった方々は言うまでなく、空港の入国審査官や警察などお堅いはずの職業の方々までも。出会う方すべてといってもいいのではないかと思います。なので、例えば夜自由な時間ができても、生憎お酒を飲まない僕は煌びやかなお姉さん達のお店に行くこともせず、することがないのが海外出張なのですが、マニラはブラブラ街歩きするだけで全く退屈しません。今回も食事がてらショッピングモールを歩いていたら、どうしてだか道を尋ねられ、観光客なんでわかりません、と答えたところ、大笑いしながら、逆にお勧めの店を教えてくれた女性がいました。新手のナンパかと思ったくらい。


この気楽さ、日本のビジネスマンにはポジティブには評価しない方も多く、苦戦している企業もたくさんあるのだとか。確かに勤勉で計画性に優れた日本人には、彼らの刹那的な生き方や調子の良さは、扱い辛い面があるのかもしれませんが、気持ちをがっちり掴んだらここほどやりやすいところもないと僕は思いますし、実際結果が出せています。まぁ、僕自身が元々あまり畏まるのが得意ではなく、隙あらば笑いをとりたいタイプだからかもしれませんが、彼らの陽気さと人懐こさにとてもリラックスでき、英語も他所でよりもすらすらと出てきて、用意していない言葉までがポンと出て来たりするので自分でも驚きます。先方は先方で僕のファンクラブができたそうで、記念写真を撮ればもみくちゃ状態、そして握手攻めに。人生でこんなにちやほやされたのは初めてじゃないかなぁ。そうそう、たぶん英会話の勉強は、細かいことや失敗を全然気にしないフィリピン人を先生にするのが一番ではないかと感じます。


IMG_1384.jpgさて、そんなフィリピン人は、甘いものが大好き。仕事中はしきりにマンゴーやバナナでできたおやつを薦めてくるし、食事もなんでというくらい甘めの仕上がり。町中至る所でアイスクリームが売られ、歩きながら食べている人をたくさん見かけます。左の写真のようにマクドナルドはデザート専用のテイクアウトコーナーを設けているほど。P1160503.jpg年中暑くて汗をかくからなのかもしれませんが、近隣の国々と比べても異様なほどの甘党で、案外太った方の率も高いように感じます。まぁ僕も甘党なので、ご覧の通り、ドライマンゴーもアイスクリームも買ってきてしまいました。


IMG_1382.jpg本当は一番のお土産になるはずのものはフレッシュのマンゴー。若いうちに収穫して輸送中に追熟する日本で味わうマンゴーとは比較にならないパンチの効いたおいしさです。しかもその値段がすごい。1ペソはほぼ2円ですが、マニラ市内の高級スーパーでは左の値段115ペソ、つまり約230円で売られています。よく見て下さい、1個あたりじゃないんです、1キロで230円なのです。10個買えてしまいます!しかもここは高級スーパー。街中ではもっと安く手に入るそうです。残念ながら、日本へは検疫上、手続きなしでは持ち帰ることができず、代わりにドライマンゴーを買うのですが、これも高級品でも1袋120ペソ、240円程度。日本では依然高級な果物ですが、昔のバナナがそうであったように、消費者が少ないが故に値が異常に張るだけのよう。日本でもおいしいマンゴーをたらふく食べたいものです。


IMG_1381.jpgP1160506.jpgもう1つお勧めが、カラマンシー。日本の酢橘に似ていますが、大きさが半分、1円玉くらいの直径しかありません。見た目でわかる通り甘い果物というわけではなく、酢橘同様、絞って酸味と香り付けに楽しみます。お値段は驚愕の1袋15ペソ、30円程度。こちらも日本へは簡単には持込みができませんが、代わりに蜂蜜を混ぜた濃縮ジュースが売られているのでそちらを。これを10倍のペリエで割ると最高においしいカラマンシーソーダができます。一昔前、蜂蜜レモンが流行った日本で売ったら大ヒットするんじゃないかなぁ。


P1160496.jpg僕が知っているフィリピンはマニラだけ、それも治安がよくないことから宿泊先のマニラの中心部マカティ地区の限られた高級地区だけしか歩けず、他を知らないのが残念。僕の書いた、明るくフレンドリーで甘いものが好きというのは一面に過ぎないのだとは思いますが、それ以上深く知る機会はたぶんこの先もないんじゃないかなぁと。別の意味での甘い誘惑に魅せられて、人生が一変してしまう方もいるそうですが...









blogram投票ボタンにほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 成田情報へ



色々なブログランキングに参加しています。もし記事が面白かったら、上の投票ボタン各種か、下の「拍手」をクリックして下さい、
サラマッーポ!









Category: 西方見聞録

Thread: 海外旅行

Janre: 旅行

tb 0 : cm 5   

混ざり合う魅力、香港 

あちこちへの海外出張をしている僕は、それぞれのお国柄にポジティブになることを心がけています。嫌だな、という気持ちになってしまうこともありますが、それは自分の馴染んでいる習慣と違って慣れていないというだけ。逆に彼らも日本に来たら嫌だなと思う事象なのかもしれないのです。だから、どこそこは好きじゃないとは言わないようにしています。また、そうしていたら、そういうマイナス感情もだんだん持たなくなってきたから不思議です。


一方、好きな街はあります。1番を決めるのは難しいですが、香港はそのうちのひとつ。その魅力は、なんといっても色んなものが混ざり合って綺麗にエネルギッシュに昇華されているところです。


P1130020.jpg別に都会だからよいというわけではありません。新しい高層ビル群もいいですが、それ以上に緑の方が僕には大事です。なので、例えば自分の生まれ育ったところにもかかわらず、東京にはあまり魅力を感じません。その点香港はまず、山も海もあり、その上で背の高い建物が並びます。まるで僕の愛するしまなみ海道が都市になったような近未来な風景です。もちろん、瀬戸内海がそうなって欲しいというわけでは全くありませんが、グリーンとブルー、キラキラ眩しい太陽に、アクアマリン色の窓ガラスを多用したビル群はよく調和し、とてもスタイリッシュです。


DH000006.jpg風景だけでなく、人もまた多文化がぶつかり合う素晴らしさを見せてくれます。今、香港は中国の一都市ですが、香港の人で自分たちのことを中国人だと思っている人はたぶんいません。必ず香港人だというでしょう。それはイギリス統治下にあったから、英語を使うから、という単純なものではなく、そういうのも含めた香港としてのアイデンティティがそこにあると思います。西洋にも東洋にも目が開かれ、いいと感じるものは何でも吸収し、消化してしまおう、という精神性が僕には感じられます。


僕の香港の仕事先では、社内の序列や関係性に過度に神経質になることなく理詰めの意見交換をすることを重視する西洋的な面と、相手を気遣いホスピタリティーに長ける東洋的な面の両方がバランスよくあります。厳しさと優しさが共にある明るいやりとりを通じて出て来る集団の意思決定は、スピードがとても早く、かつ明確です。英語にしても、理路整然と筋道立てて話すことを求めて来ると同時に、できる人が多いとはいえ決して母語ではないので、できない人の苦労や気持ちもわかってくれ、相手のレベルに合わせてくれます。10年前の僕は英語は全然だめでしたが、彼らが辛抱強く接してくれたお陰でなんとなく使えるようになりました。


IMG_0975.jpgP1060212.jpg食べ物の豊かさ、これも他の食文化に接したことで磨かれているが故なのだと思います。香港料理のベースとなった広東料理そのものも周辺の海の幸山の幸に恵まれおいしいですが、香港ではさらに、東南アジアの果物や西アジアの香辛料といった食材を巧みに取り入れています。そして和食のように素材の良さを活かした調理を施す一方、フランス料理のように足し算をしていき複雑な味わいを醸し出すこともします。白く清潔な皿を活かした美しく華やかな盛りつけ、さらに器の中の食べ物だけでなく、照明やサービス、調度品全体のバランスや店全体の雰囲気にまで気が配られるところが実にインターナショナル。食べ物はおいしいのだけれど、皿が欠け、クロスが汚れ、それを上から白い蛍光灯が照らしている、サービス係の所作が雑で笑顔も少ない、黒ずんだ絨毯に不釣り合いな立派な置物が鎮座している...といった、外の文化と出会っていない中国本土の高級レストランとは、決定的な違いがあります。加えて香港では、世界中の料理も味わうこともできます。色んな国のレストランチェーンがしのぎを削っています。中にはアレンジされ、それでいて洗練された香港オリジナルなものも。西洋人には作れなかった洋食や日本人には作れなかった和食を楽しむことができるのです。


P1130024.jpgそして風景も人も食べ物も、香港はデザイン力にも秀でています。落ち着きのある中間色を多用し、広東語と英語の併記された標識は見やすい文字。ピクトグラムも随所に見られ、初めてでも大変入りやすい街のはず。そして明かりは電球色中心。「100万ドルの夜景」は、ただ単に派手なわけではありません。色んな国から観光客を迎えてきたことによってセンスが研がれてきたためではないかなと思います。


ともすれば相反する異文化をうまく取込んでいってしまう包容力ある感性。彼らが直面している政治体制への不安も、このままなんとかしていってしまうような気がしています。僕は仕事の仕方の多くを、「ロジカル、なのにフレンドリー」な香港から教えてもらいました。








blogram投票ボタンにほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 成田情報へ



色々なブログランキングに参加しています。もし記事が面白かったら、上の投票ボタン各種か、下の「拍手」をクリックして下さい、
多謝!







Category: 西方見聞録

Thread: 香港

Janre: 海外情報

tb 0 : cm 2