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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

ドングリからなる木 

雑木林の好きな僕は、庭の西の片隅にクヌギとコナラの若木を10本植え、ミニ雑木林を作っています。東側にもコナラの木を1本、我が家のシンボルツリーとして植えていたのですが、一昨年の台風9号に倒されてしまいました。僕はその時、南中国へ出張に行っており経験しなかったのですが、風通しのいいところに、1本だけという条件では相当堪えるような強風が吹き続けたそうで、帰った時には、根本から折れ、すでに片付けられていました。植えてからまだ2年でしっかり根づいてはおらず、枝も葉も弱々しく、写真にすらしていませんでした。すごく残念でしたが、クヌギやコナラは萌芽が活発だから切り口を綺麗にすれば翌年から生えてくるかもと、切り株にして春を待ちました。しかし、致命的なダメージを喰らっていたようで、去年も、そして今年も芽を出してはくれず、切り口は朽ち始めています。


直ちに植え替えようか、とも思ったのですが、シンボルツリーとして我が家に来た木が倒れたからって、すぐにハイ、次、というのは何かちょっと違うと、ためらいが。IMG_0278.jpg西側のミニ雑木林の足下には、手入れをかいくぐって残ってしまったらしく、半分土に埋まったクヌギのどんぐりから芽を出しているのがいくつかあり、ではこれを、と朽ちた切り株の傍に植えてみたのが今年の春。以降、放置していたのですが、どんぐりの力ってすごいです、1年目で40センチの高さに成長、ちゃんと大きな葉を茂らせました。


反対側から見るとよりよくわかります。左が元々あったシンボルツリーの切り株です。IMG_0281.jpgすでに完全に枯れ、虫が喰い始めています。あるいは根っこには、ノコギリクワガタやコクワガタの幼虫がいるかもしれません。右側が今年ドングリから生えた木。木というよりも枝といった方がいいくらいの細さですね。片手でひょいと抜けてしまいそう。これが左の太さくらいになるには、きっと十何年もかかるのだろうと思います。


ただ、10月も末になると他のクヌギの葉は元気がなくなってきているというのに、この木の葉は、まだ活き活きと力のみなぎった緑色をしています。IMG_0284.jpg頼りないくせに元気いっぱいの子供のようです。最近、そろそろ新たなシンボルツリーを、とも考えていたのですが、この姿を見たら、せっかくだからこのままにしておこう、という気持ちになりました。クヌギをドングリから育てるとは、随分気の遠くなるような話。でも、ま、それくらい緩やかな時間を自分の中にもっていてもいいでしょう。


この記事のタイトルは、「ドングリのなる木」ではなく、「ドングリからなる木」。この幼い木が、いつか「ドングリのなる木」になる日を楽しみに見守っていきたいと思います。








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こんなところも見て欲しい~山本翔捕手~ 

プロ野球はシーズン終了。今年、僕は思うこと多々あり、色んな方にお誘いを受けながらも、ほとんど応援をせず、試合観戦すらあまりしませんでした。いつもの結果になりそうだったから、ということでは決してありません。勝てないことは嫌ですが、それで愛情がなくなるなんてことはないです。弱い、滅茶苦茶弱い、だからどうした、今に強くなってやる、そんな気持ちは、熱心な野球ファンの方々なら贔屓球団を問わず、理解していただけるのではないかと思います。


僕がカープに距離を置いてしまったのは、結果でなくプロセスが全く気に入らなくなったから、といえます。ブラウン監督が就任時に掲げた、チームに関わる全ての人の力を結集しよう、「ALL-IN!」というとても素晴らしい理念が、僕の目には空疎化してしまったように映りました。チームの運営、試合での用兵が行き当たりばったり。裏づけがない、目配りも足りない。そう感じながら見続けることが堪え難かったのです。


もちろんプロですから結果は大事です。それは野球に限らず、あらゆるビジネスシーンで当然のこと。お金をいただく以上、仕事は結果を出さねばなりません、僕も含めて、です。では、成果を上げられれば途中の道のりはどうでもいいかというと、僕は断じて違うと思います。そもそもいい成績を出せる人はどんな分野でもほんの一握り。それもそこに行き着くまでには失敗の方が多い。運や縁も必要で、自分の能力や努力ではどうにもならないこともあります。


人としての価値は、いい数字をあげられるかによりはむしろ、どう取り組むか、どう進むか、そこにあるはずなのです。僕はカープの試合を見るのも好きですが、練習を見るのも大好きです。それはそういう理由からです。縁あってカープに入って来てくれた選手達が、目標に向かって頑張るその過程は、是非、多くのカープファンに見つめてもらいたいです。一方、球団には、今年それに値する内容のステップを踏んでいたのかな、と顧みて欲しいです。


そういう視点で眺めると、今のカープには1人、素晴らしい若手がいます。背番号61、山本翔捕手です。福岡有数の進学校東筑高校で、強肩強打そして俊足で鳴らしたキャッチャー。カープが誇った凄腕の村上スカウトが惚れ込んだ逸材で、礼儀正しいことが評判の好青年ですが、ドラフト5位という下位指名での入団以来8年間、ずっと2軍暮らし。キャッチャーというポジションはただでさえ下積みにかかる時間が多い上、後からドラフト上位で後輩達が来たために、2軍の試合ですら守備にはおろか、打席にもなかなかチャンスがもらえません。


が、それでも心折れず腐りません。P1060084_2.jpgそれどころか練習への熱心さはカープ屈指。加えて、単に自分のためではなく、チームのためを考えた行動が目を惹きます。写真は去年の春の日南2軍キャンプで撮影したものですが、練習の合間、トンボでグランドをならしています。これ、整備係が呼ばれる前に、自分で道具をもってきてやってしまっているのです。他にもボールのかごが空になると、誰に指示されるのでもなくベンチへとりに駆けて行きます。一番きつい練習をしているキャッチャーなのに、まるでチームで使える時間を惜しむかのように、ほんのわずかの隙間時間にも働いてしまうのです。自分が使ったのだから、という気持ちでやっているのでしょうが、他の選手は自分の準備で精一杯で誰も真似できません。己のことだけにでなくチーム全体に目がいく度量は、キャッチャーとしてはもちろん、社会人として満点、いやそれ以上。いつ見てもほれぼれとします。


さらにもう1枚。P1060083_2.jpg中央右側のマスクを投げ渡しているのが山本翔捕手です。これは、後輩の捕手2人と計3人でローテーションを組んで守備の連係プレーの練習をしている時の1コマですが、打球を追いかけ後輩が放り出したマスクを、拾って渡してあげているのです。先輩なのに、後輩の防具を!しかも、彼の番に彼が投げたマスクを後輩2人は拾わないのに、です。拾う必要性は低いかもしれません。でも、グランドに転がっていれば、それに誰かがつまづいて怪我したり、あるいはマスクが壊されてしまう万一の可能性があります。何より体の一部である防具をそのままにしておけないスピリットと、それをたとえ後輩相手にでもする気配りは賞賛されるべきです。


僕は彼にはサインを戴いたことがあるとはいえ、甲斐元選手みたいに親しくさせていただいているわけではなく遠巻きに観察しているだけですので、どんな気持ちでそうしているのか本当のところは知りません。そして、今後ちゃんとチャンスをもらえるのか、選手として花を咲かせられるのかも、わかりません。ただ、どんな状況下であれ、チームへの貢献に向かってそのプロセスを大事にする姿は、野球選手としてはもちろん、1人の人間としてもっと視線を注がれ、評価されていいと思います。これから秋そして春のキャンプをご覧になる皆さん、是非、そんなところも見てあげて下さい。








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10月16日追記
翔君の記事、そして日南キャンプ情報はこちらzoffさんのページが詳しいです。



Category: 広島東洋カープ

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