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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

2008 今治の夏 ~夏の遊び方教えます 5 ~ 

夕飯の後、まだ、遊びがあるのです。クワガタ採りです。

僕は東京都市部育ちのくせして、小さい頃から昆虫少年で、特に、自宅の台所にコクワガタが飛んできて以来、クワガタやカブトムシが大好き。いや、高校生くらいから、カブトムシにはそれほど燃えなくなったなぁ。がさつですぐに飼育ケースを汚すし、寿命は短いし。しかも今住む成田ではいつでも捕まえられますから。そうは言いつつ、相変わらず嫌いでもないです、夏の象徴として。


P1070521_convert_20090605230847.jpg家の近くで見つけたカブトムシ。成田には武蔵野のような広い雑木林は少ないので、谷津田の周りの土手に生えているクヌギやコナラ、農家の防風林として植えられているシラカシ、それに湿地に群生するヤナギを探すのがコツ。もう一つ加えると、大きなカブトムシを見つけたければ、農家の庭や畑にある木を探させてもらうのがお薦め。林の腐植土中で育つよりも畑用の堆肥で育つ方がずっと大きくなる。


僕の生まれた1970年代、東京の山の手では屋敷林が急速になくなり、小学生の時にはすでに、昆虫の生態に詳しい大人でもない限り、クワガタ・カブトムシを簡単に採集できる環境はありませんでした。だから、今治滞在する1週間は、目一杯彼らを追いかけられる年に1度の貴重な時間でした。

とはいえ、生憎僕の父は、愛媛育ちであるにもかかわらず木についている野生のカブトムシを初めて見たのがつい5、6年前の墓参りの時、という程、虫に関心がなく、積極的に林に連れて行ってくれるようなことはありませんでした。また湯ノ浦温泉一帯は山を切り開いたところにあり、25年くらい前は植林されたばかりの日本庭園がある以外、災害時の避難場所となる空き地ばかりで、庭園内のコナラの木も僕が片手で揺すれる程細くて若く、樹液など出ていませんでした。が、日中、車で宿の周りを走っている時に、外灯の下に多数のカブトムシの死骸を見つけ、そうか、木はないけれど、周囲の山からここの明かり目がけて飛んでは来るんだ、それを捕まえればいい、と、夕飯の後にパトロールするようになったのが始まりです。

P8080007_convert_20090608150152.jpg今治にもいわゆる雑木林は少なく、広葉樹林はカシやマテバジイの照葉樹が中心となっている。1年を通じて降水量が少ないところで、乾いている木々が多いので、川沿いやため池の周りを探すのがコツ。写真の林は大きな木こそないけれど、奥にあるシラカシの木に、ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、そして稀にミヤマクワガタが集まる。


外灯の数自体3つ4つに限られ、効率よくまわることはできるものの、採集できるのは見回っている時に運良く飛来してきていれば、の条件次第なので、都会の昆虫少年の気持ちを満たす程は捕れません。夜だけでは満足できず、6時にひとり起き出し、朝も見回るようになりましたが、こちらはほとんど成果なし。見つかるのは、昨夜にはなかった礫死体や、鳥に腹部を食われた直後でもがく悲惨な姿でした。中には、その頃は東京のデパートでもほとんど見たことのないヒラタクワガタの漆黒の大きな頭の死骸もあり、とても虚しく思ったものです。収穫は、都会にもいるコクワガタを含めてでさえ、1週間で5、6匹がやっとでした。夜飛んできている虫を、なんとか効率よく捕まえてしまいたい、そう願って思いついた秘策が、灯火にバナナトラップを仕掛けることでした。

バナナトラップとは、バナナをストッキングに入れお酒をふりかけて発酵させた後、それを木に吊るして虫をおびき寄せるトラップ=罠で、今では子供向けの本にも必ずといってもいいほど書かれているごくごく一般的な採集方法です。が、たぶん、僕は本土でバナナを使い始めた最初の方の虫屋だと思います。まして、外灯にバナナトラップを仕掛けるというのは、今なおやっている人は珍しい奇想天外な策なのではないでしょうか。

昔から南西諸島では遺棄されたパインやバナナ畑でクワガタが採れ、それを元にトラップは考案されたものらしく、1985年頃、すでに沖縄諸島で虫屋の方々が使っておられ、専門誌にも一晩で100匹採れるなどと紹介されていました。ですが同時に、それを記したどの記事にも、本土では全く効果がない、と書かれていたものです。中学生になる前後だった僕は、沖縄諸島に行く機会はないし、今治にいても林に連れてってもらえることなんかない、しかも南の島でそこまで有効な手が、四国では無効というのは不自然ではないかと考え、このトラップを外灯の下に仕掛けてみよう、そうしたら明かりに来た虫をつなぎ止めておけるかもしれない、とやってみたのです。

結果は、予想以上の大当たりでした。特にそれを仕掛けた初日の夜と次の日の朝の興奮は、今でも忘れられません。何があったのかは次回に。

P1070433_convert_20090605231022.jpg湯ノ浦温泉周辺のコナラの樹液に来ていたノコギリクワガタ。この一帯のノコギリクワガタは最近数が増えて来たような気がする。とはいえ、成田のような大型は少なく、中型以下が多い。それは、幼虫時代の生息域が競合するヒラタクワガタの方が大きな個体を出し優位に立つからではないかと考えられる。対して成田周辺、北総地域には、湿潤な気候を好みとりわけ幼虫の耐寒能力が低いヒラタクワガタはおらず(千葉で生息しているのは冬場暖かい主に沿岸部で、しかも小型)、成虫が乾燥にも強いノコギリクワガタがニッチェを独占し、大型化している。



















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2008 今治の夏 ~夏の遊び方教えます 4 ~ 

桜井海岸での海水浴は、早い時で15時くらい、遅い時で16時過ぎまで。綺麗な海を見ていると、まだ泳いでいたいという気持ちもなかなか打ち消せないのですが、これから夜も楽しいことが待っているので、湯ノ浦ハイツに戻ります。真夏の、夕方から陽が沈むまでの時間の瀬戸内海は、風が止み、いわゆるなぎの状態。広島側でもそうですが、愛媛側でも本当に美しい。「瀬戸内海を誉めるにはまず日没を待て」とでも言いたいです。

それから僕の両親と妹のチエは、テニスへ。1時間わずか300円。IMG_0265_convert_20090608143348.jpgショーゴは2歳半で僕の両親にラケットをプレゼントされ、今治滞在の時だけかじります。実は僕も子供の頃テニスをやっていたことはあるのですが...。僕はこの時間、夜のクワガタ採りのための下見やトラップ仕掛けに行きます。以前は車を飛ばして、湯ノ浦から山の方、朝倉や丹原、玉川ダムの方へドライブしながら虫採りをしていたこともありましたが、だいたいの道は憶え、どこに何がいるのかが掴めた最近は、むしろ遠出をしなくなりました。遠くに行く必要なかったのです。つまり、湯ノ浦ハイツ周辺は、そこだけで事足りる程、自然が豊かなのです。

各々宿に戻り、夕焼けを見ながら、湯ノ浦温泉の大展望風呂で1日の汗を流し、さらに部屋で高校野球を見ながらまったりし、全員の準備が整うと夕食タイム。湯ノ浦ハイツでは、今治の郷土料理が存分に楽しめます。言わずもがな、お刺身はじめ魚介類がおいしく、僕はここで魚の味を憶えたようなもの。中でも鯛のかぶとの塩焼きや煮付け、鯛そうめん、そして鯛飯は最高!。でも、もしあなたが一癖ある穴子がお好きなら、是非「天然穴子づくし」を頼んでみて下さい。本来はJR四国とのタイアップ商品ですが、事前に注文すれば宿泊客にも対応してくれます(ただし追加料金がかかるかもしれません)。その名の通り、最初から最後まで天然穴子を使ったコースで、天ぷらや蒲焼きはもちろんのこと、なんとお刺身やしゃぶしゃぶ(すき焼き)もあります。抹茶塩で食べる天ぷらは、究極の天ぷらともいうべき旨さです。刺身は癖のある皮目を焼いたり湯引きしたり仕事しているので、臭みがありません。しゃぶしゃぶなんてもう、お酒が飲めない僕が中ジョッキを空けてしまうほどです。綺麗な海で捕れた新鮮な穴子だからこそできる穴子づくしは絶品の一言!1年のうちで一番楽しみにしている食事です。

 註:2009年のJR四国とのタイアップは、「天然穴子づくし」から「しまなみ御膳」に変わった模様です。

あ、そうそう、愛媛の山の幸を楽しむこともできますので、海の幸が苦手な方はそちらも。去年はキリンビールの「選ぼうニッポンのうまい2007」キャンペーンにも選ばれた鬼北熟成雉(きじ)を出していただいたのですが、これもまた、旨いのなんの。愛媛産には「愛」があります。全国の皆さん、おいしいものを食べに、愛媛にそして今治に来て下さい!

...って、よそ者の僕が言うのも変だけど、ま、いっか。

ところで、湯ノ浦ハイツの厨房の皆さんにはいつもご迷惑をおかけしているのですが、日中、海で釣り上げた小魚達も、お願いして調理していただいています。DH000023_convert_20090608140505.jpg例えば左のように揚げてもらっていますが、二度揚げして下さっているのか、骨まで柔らかく食べられます。いつも本当にすみません。でも小魚とはいえ、自分達で釣ったさかなをおいしく食べられるのはなんともいいがたい至福の時です。家族の話も盛り上がります。


DH000009_convert_20090608133144.jpg以前、いつもよりほんのちょっとだけ大きなチヌを釣って帰ったら、右のような洒落たサプライズをして下さったことがありました。この姿造りに我が家はとても感動し、何年も忘れずにいたのですが、ショーゴの記憶にもあったようで、今年生まれて始めて釣り上げたチヌも、「お刺身になりませんか?」と、自ら照れ屋なのをグッとこらえてお願い。するとハイツの板前さん、心意気が凄いです、あんなに小さなチヌもちゃんとお造りにしてくれました!

P1070480_convert_20090605223427.jpgショーゴはじめ家族揃ってもう大喜び!忙しい時間に、飛び込みで入って来たものすごく面倒なお仕事だったでしょうに。どうもありがとうございました。ショーゴもこの感激はずっと忘れないでしょう。



















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2008 今治の夏 ~夏の遊び方教えます 3 ~ 

桜井海岸の海水浴場「桜井パーク」は、90年代初頭まではそこそこ賑わっていたのだけれど、今では週末でも閑散としています。その理由は、お客さん側にだけでなく、海水浴場側にもあって、とにかく、人をもてなすサービス業の意識が皆無。昔は沖にあった、飛び込み台や筏が漁業権との絡みでなくなり遊びにくくなったのを、なんとかして埋めようなんてさらさら思っていないらしく、お客さんが来ないのも無理のない話。でもお陰で我が家はほとんどプラベートビーチのように使わせていただいています。前回、平日なんて他にお客さんいないことも、なんて書きましたが、ほらこの通り。

IMG_0197_convert_20090608135015.jpg嫁さんとまだ1歳になっていない時の下の子カンタ。これは一昨年の写真ですが、だ~れもいません。ちなみに後ろに見えているのは石鎚連山。




IMG_0178_convert_20090608135121.jpgこちらは少しアングルを左に向けた場合。香川県丸亀市の方角です。5キロ先に見えているのは桜井から湯ノ浦へかけてのシンボル的存在、平市島。水がとても綺麗ですが、これはその年や日によってかなり差があります。写真の2006年は、海も空も澄み切っているいい夏でした。



さて、そんな何もない海水浴場で、何をしているのかというと、もちろん泳いでいるのですが、沖に目標となるものが何もない中、ただ泳いでいるのではないんです。魚釣りをしながら泳いでいるのです。

今から20年くらい前でしょうか、シュノーケリングの道具を身につけ、もぐって海の底を見ていた時、僕は10~15センチくらいのネズッポの仲間が、砂にカモフラージュして見にくいものの、実はたくさんいるのを見つけました。この魚は、普通にコチとかメゴチとかいわれていますが、本当のコチ、マゴチとは全くの別種なんだそう。しかも細かく見ると数種類に分かれるみたい。でもこのブログでは以後「コチ」で通します。この「コチ」、キス釣りの外道とされる投げ釣り好きな方なら誰もが知っている魚ですが、なんのなんの、素揚げや天ぷらにしたら頭ごと食べられるむちゃくちゃうまい魚です。祖父は「ションベゴチ」と言ってましたが、どういう意味かわかりません。僕は簡単に釣れることからずっと「ションベン(小便)ゴチ」だと思ってました。

閑話休題。で、その当時、父が2日に1回の割合で、砂浜の端にある防波堤まで行って釣りをしていたのですが、これがたいした釣果がない。その「コチ」が2、3匹と小さなハゼ、そしてたまにキス(シロギス)やギザミ(関東ではベラ)が釣れる程度でした。砂底に張り付く「コチ」を見て、こんなにおんのやったら手で釣ろうわい、と、なりきり今治弁で思いついた僕が、キス釣りの仕掛けにゴカイをつけ、それを手にして彼らのいる底に垂らすと、案の定、釣れるわ釣れるわ、「コチ」ばかりでしたが簡単に10数匹を釣り上げました。そりゃそうです。魚が見えててその前に餌を下ろすんですから。喰い初めでは引かず、ちゃんと食いついてから引き上げるのは、釣り堀以上に簡単。しかし相手はそれでも天然の魚。これが面白くって面白くって、以来、泳ぎながら釣る、釣りしながら泳ぐようになりました。もっとも、よく釣れるのは波打ち際に近い棚になっているところで、しかも潮が引いていると沖まで歩いていけるくらいの遠浅のビーチなので、泳ぐというよりはただ浅瀬で浮かんでいたり、暑いから肩から下を海に浸かっていたりするだけのことが多いです。

そうして編み出した遊びですが、男の、あるいは僕の習性として、そのうち「コチ」釣りには満足しなくなりました。やっぱりキスやギザミが釣りたい、となる。本で調べて、キス釣りは餌を動かさないとダメ、そしてギザミは岩場に生息する、というのを学びました。で、仕掛けを変えたり針を変えたり、釣る場所を変えたりと研究。キスは、道糸を長めにして泳いで流していると釣れるようになりました。ギザミは干上がった時に海岸から20メートル程のところに出現する岩場の周りにいけばキスよりも簡単に食いつくこともわかりました。彼らは「コチ」よりも釣るのにテクニックがいるし、引きも強いので、なるほど、「コチ」が外道とされるのがよくわかりました。

さらに、5、6年前だと思いますが、ギザミがたくさん棲むその岩へ向かって泳ぎながら釣り針を垂らしていた時、肩ごともっていかれるような強烈な引きで危うく溺れそうになったことがありました。なんだなんだと岸へ戻り、夢中で糸をたぐり寄せると、20センチ近いチヌ(黒鯛)が釣れていて狂喜乱舞。それまでは水が澄んでいる時に姿を見かけることがたまにあるだけで、釣れることなどなかったのですが、偶然針にかかったことで、以来、僕の狙いは専らチヌとなりました。が、しかし今なお、これ、という確実なコツを見いだしてはいません。針についてのみ、チヌ用に大きくしたら他の魚さえ釣れなくなって面白くなかったので、キス用の7号や8号を使うこと、さらに返しが摩耗していると外されてしまうので、新しいのに頻繁に交換すること、という様に落ち着いています。砂浜から突き出る排水溝の周辺や、ギザミのいる岩の周りでその姿を見ることは多いのですが、彼らは警戒心が強いのか、簡単には食いつきません。水がやや濁っていてこちらの姿が見えない状況で、泳いだり歩いたりして、餌を動かす、キスと同じやり方がいいようですが、狙っている割には、まだ確率が低いです。

そんな釣り遊びですが、2000年に初めて今治に連れて行った嫁さんにも好評で、最初は触れなかったゴカイを今では自分でつけて「コチ」やギザミを釣っています。泳ぎがうまくないので、流石にキスやチヌは捕れませんが。ショーゴは去年まではそれを見ているだけで、餌にかかった時に持たせてもらい、ピクッピクッと引く感覚を楽しんでいたのが、小学生になった今年は、僕もやってみたい、と。まだ泳げないので危ないけれど、まぁ、背の届くところで、僕がそばにいてやればいいだろう、運がよければ「コチ」くらいなら釣れるだろうと、初めて持たせてみました。

P1070463_convert_20090605224004.jpg大喜びで釣り出し、10分もたたないうちに、生まれて初めて自分の力で魚を釣り上げた写真がこれです。

「パパ~、僕ってすごい~!?」


P1070470_convert_20090605224400.jpg体調15センチ程のチヌ(キビレ)で、ショーゴは、大興奮。すごくビクビクッて来たんだ、あ、鯛だ!ってすぐわかったよ!パパも頑張って釣ってね、と、それからずっと得意満面に語っていました。

ちなみに僕はというと、このままでは父親の沽券にかかわると必死になって釣り、なんとか同じサイズのチヌ1匹とそれより小さい2匹をヒット。親子で、「パパの方が上手だ」「いや僕の方だ」と1日中言い合っておりました。



















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2008 今治の夏 ~夏の遊び方教えます 2 ~ 

今治湯ノ浦ハイツに泊まっての僕の夏休みは、実は、何か特別なことをするわけではありません。たま~にスペシャルなイベントがあったりしますし、歳相応に体力や使えるツールが充実して(あるいは減って)変わったところはあるものの、根本はほとんど変わらない毎日。それを30年続けています。

続いている、ということは、何か努力をしているのかというと、それが全く違うんです。楽しくて飽きないからやめられない、というただそれだけなんです。真夏の降り注ぐ陽光、煌めく瀬戸内海、そこに浮かぶ蒼い島々。あの美しい夏の風景の中に溶け込んで遊ぶ1週間は、僕にはまさに夢のよう。目を閉じてその時間を思い浮かべただけでも幸せな気分になれる程です。

いったいそこまで楽しいなんて、具体的に何をしているのか、1日を追ってみましょう。たぶん、ほぅとうなづかれるか、呆れられるかのどちらかだと思います。

まずクマゼミの鳴き出しに負けじと6時には起き出し、クワガタ採りのパトロールに行きます。成田に住む今ではノコギリクワガタもカブトムシも珍しいものではなくなったのですが(というよりも、それが珍しくないところをあえて選んで住んだのですが)、東京っ子だった子供の頃は、ここで捕まえる虫達は最高の宝物でした。これは近々、別枠で詳しくお話ししましょう。

歩きだけだったり車を使ったりといくつかパターンがある朝のパトロールを1時間ほどし、程よく汗をかいた後、朝風呂に入ります。朝から温泉です。そして、すっきりしてから朝ご飯。湯ノ浦ハイツはビュッフェ形式なんで、朝からしっかり食べる我が家にはありがたい。デニッシュ生地にみかんを練り込んだ地元ベーカリーのみかんパンがおいしいのですが、今年はバターの高騰のせいなのでしょう、バターのリッチな風味とコクが落ちてしまっていたのがすごく残念。

それから9時くらいに宿を出て、今治市中心部に近い「さいさいきて屋」で昼ご飯の買い出し。この「さいさいきて屋」は、JAおちいまばりが地産地消と地域農業の活性化を目指してオープンしている、JAの国内最大規模の直売所で、今治の農産物だけでなく、魚介類や総菜まで新鮮でおいしいものをとても安く手にいれることができます。以前は小さいスーパーのようだったのですが、2年前に移転し大きくなりました。いつも地元の方々で繁盛していますが、観光客にとっても魅力的なところですよ、今治の観光協会さん。お薦めルートに入れるべきですよ~。我が家は、まだ生きている地の海老や車海老と、鯛飯や蛸飯、それにしまなみ海道の島で作られたぶどうなんかを買います。

海老は、関東では「さる海老」といっている小さな海老で、足が早いために都市圏に生食用で出回っているのを見たことがありませんが、寒い地域の甘海老に負けないうまさ。子供の頃、祖母が行商からどっと買って茹でて食べさせてくれましたが、僕は海辺の地元でしか食べられない生の方が好き。ショーゴは1歳半でこの味の虜になり、今では1人で15尾くらいを平らげます。車海老は近畿圏に出荷できない規格落ちの小型のものが100g300円くらいと半端なく安い!鯛飯と蛸飯はいずれも今治を代表する炊き込みご飯で、湯ノ浦ハイツでも夜にとてもおいしいのを出していただけるものの、短い滞在中しか食べられないのを惜しみ、昼にも買っています。色んな生産者の方のが売られていますが、武田さんという方のがダントツ!というのが我が家の一致した意見。デザートのぶどうは主にピオーネ。愛媛は柑橘のイメージが強いですが、実は上質なぶどうも作られています。中予の五十崎という盆地のぶどうが評価が高いのですが、今治周辺でも、日照量が多い上に海の風により1日の寒暖の差が激しい島々で作られるぶどうは、美味の一言!

お昼ご飯を買い揃えたら、白砂青松の美しい、桜井海岸へレッツゴー!ここで夕方まで海水浴です。えっ、ただ泳ぐだけ!?と思われるかもしれませんが、もちろん、それなら、毎日なんて行かないはずです、僕ももうそう若くないので。実はこの桜井海岸ならではの遊びがあるんです。しかも、この10年くらい、海水浴をするお客さんがめっきり減って、ほとんどプライベートビーチ同然。1キロ近くある砂浜ですが、平日の昼下がりには、なんと我が家だけなんてこともあります。今治の子供達は、こんな綺麗で楽しい海を、どうして放っておいていられるんだろう。僕が子供の頃は、地元の真っ黒に日焼けした泳ぎの上手い子達でいっぱいだったのに...。

ということで、次回はその桜井海岸での海遊びのお話から。今年はなんと、我が家の6歳児が、自力で鯛を釣りました!

















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2008 今治の夏 ~夏の遊び方教えます 1 ~ 

僕の30年来の年中行事、真夏の今治滞在が終わりました。愛媛県今治市は僕の父の郷里。僕自身は生憎東京生まれですが、小学校1年生の時に初めて今治に行って以来、ほとんど毎年、「帰って」います。

泊まっているのは、今は亡き祖父母の家...ではなく、今治湯ノ浦ハイツという公共の宿。ここはオープン翌年からずっと常宿にしている、もはや宿というよりは友人宅、のようなお気に入りの場所です。僕が子供の頃から遊んでいただいた職員、阿部さん石川さんが、今もいらっしゃるどころか幹部としてご活躍中で、気持ち的には僕もその一員というくらいの贔屓の宿です。

何がいいのかと申しますと、高台からしまなみ海道を見渡す絶好の眺めでしょ、それを楽しみながらの天然温泉でしょ、JR四国とタイアップもしている天然穴子づくしを初めとするおいしい料理でしょ、と、まずは三拍子揃っています。宿の周りには、クアハウスやテニスコート・野球場があり、そして虫採りにもってこいの公園があり、遊歩道を下りていけば魚釣りができる浜があり、と、スポーツするのにもリラックスするのにも最適な環境です。それでいてお手頃な値段...とまぁ、ハード面でも充実しているのですが、ここまではまだ、よくあるお薦めの宿。

湯ノ浦ハイツの本当のよさは、お客さんが楽しめるよう、くつろげるよう、親身になってくれるところじゃないかなぁ。行きたい場所へは丁寧にガイドしてくれるし、必要になった道具があれば可能な限り貸してくれるし、魚を釣って帰ったら調理してくれるし、カブトムシが採りたければどこでどうしたらいいか教えてくれるし、チェックアウト後も温泉を使わせてくれるし、怪我をしたらお医者さんを叩き起こしてまでしてくれる、そういうサービス精神が、とてもいい点、お薦めできるポイント

僕が子供の頃には、アルバイトのお姉さんが遊び相手になってくれました。大学生の時には、なんぼでもおっていいよ、と従業員の休憩用の小部屋を使わせてくれました。今や支配人の阿部さんがカブトムシの飼育に目覚めた頃ちょっとだけアドヴァイスしたら、カブト・クワガタ展示コーナーなんてのが僕の名前入りでできていたこともあった。息子ショーゴが1歳半で初めて訪れた時には入り口に「歓迎ショーゴ君御一行様」なんてユーモアたっぷりにかかげられていたことも。友人が泊まりたいと言ってきた時はお盆で満室だったのに団体用の部屋を開けてくれたし、父や僕が瀬戸内海の穴子は安くておいしいからウリにしたら、なんてふと漏らしたら、あらまそれを見事にヒット商品にしてしまった。

四国へご旅行の方はもちろん、瀬戸内地域にお住まいでちょっとお出かけしたい方、是非是非利用してみて下さい。すごい豪華な設備があるわけでも、格調高い形式張ったサービスがあるわけでもありませんが、家族や友人と過ごす休日にはうってつけです。そうそう、カープの選手の皆さん、自主トレにもいいですぜ~。食べ物の心配いらないし、グランドも坂道も、温泉もある。クアハウスにはトレーニング設備・スタッフが充実してます。広島市内からなら車で3時間かかりません。お問い合わせの際には、このブログを見た、とお忘れなく。何かしてくれるかもしれませんよ~。ちなみに我が家は、こんな風に湯ノ浦ハイツのサイトで紹介されたりもしています。

さてさて、その湯ノ浦ハイツに泊まって、僕はどんな風に夏を楽しんでいるのかというのを次回以降にたっぷりと。夏の遊び方、教えます



















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ブルーベリーの収穫 

今治へ帰省していた昨日まで4日の間、成田は晴天が続いたらしく、3ヶ月前に可憐な花を咲かせていたブルーベリーが、ようやく藍色に染まってきていました。

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反対側から逆光で映した方がわかりやすい。

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まだ完熟したのは一部ですが、すでに果実はパンパンに膨れています。しかもラビットアイ、の品種名の通り、うさぎの目のように赤くなっていますから、これから毎日穫れそうです。

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とりあえず今日はこれだけ収穫。家族はまだ今治で夏休み中なので、僕だけで堪能します。食後のヨーグルト1人前にちょうどいい量です。楽しみ~。











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真夏の夜の水田に 

8月の上旬、夏の盛りが僕は1年で一番好きです。照りつける太陽、汗が滴る暑さ、むせ返る草木の匂い、セミの大合唱、すべてが大好きです。たぶん、子供の頃の夏休みの記憶がそうさせているのではないかと思っています。


息子ショーゴにも、そんな夏休みを過ごしてもらいたいたい、そう思って、今日は、朝起きたら早々にシーフードカレーを作ってしまい、その後はショーゴとそしてカンタとずっと外で遊んでいました。正確には、彼らに遊んでもらっていた、という方が正しいかもしれません。捕虫網とグローブを交互に手にし、さらには自転車に乗って山道を競争しました。1日に4回もシャワーを浴びました。


夕食後、もう今日は十分遊んだでしょう、という妻の冷たい視線を振り切って、夜のパトロールにも行きました。もちろん、カブトムシやクワガタを捕まえるためです。ショーゴは去年までは、雑木林に入っても、虫には目もくれず、きのこばかりを探していましたが、この夏、シラカシの樹液に来ていたカブトムシを見つけ、自分の手で捕まえてからは、かなりこちらサイドにも関心が芽生えたよう。夜のパトロールは、もうすぐ行く四国で十分やるからと思っていたのですが、仕事の都合で僕が一緒にいられるのは3夜だけとなってしまい、じゃあその分は地元成田で、ということになったのです。


で、今夜は、外灯近くで、飛んでいるカブトムシを見せることができました。カブトムシがすごい爆音を立てながヘリコプターのホバリングの如く、飛ぶというよりはもがいているような姿、その後、ドサッという音と共に着地というよりは墜落というにふさわしい格好で地面に降りるのを終始目撃し、ショーゴはとても興奮していました。


ヤマドリタケモドキを見つけた家の近くの水田脇の雑木林では、日曜だけに先客がいたのか、樹液には何もいませんでしたが、ノコギリクワガタのメスが飛んでいるのを網に収めることができました。パパ凄いねぇ、よくわかったねぇ、とショーゴ。耳を澄ませて目を光らせているといいんだ、彼らの羽ばたく音はすぐにわかるし、綺麗に飛べないから木の葉に当たって枝が揺れるんだよ、なんて偉そうに話していたその時、真っ暗な闇の水田の方で何かが光ったのを2人目撃。もしや、と思い、懐中電灯を点滅させてみたら、スゥ~と発光ダイオードのような光が近づいてきました。


ヘイケボタルです。


乱舞にはほど遠い、2匹の弱々しい光。でも、まさか自分達の住んでいるすぐそばで自然のホタルが見られるとは思っていなかったので、僕は感激、ショーゴも初めて目にしたホタルに喜び、しばらく2人で闇の中を見つめていました。昔はね、普通にいたんだって、でも農薬が使われるようになったり、水が汚れてしまったりで、パパが子供の時には、もう簡単には見られなくなってしまったんだよ、パパも大人になるまで見たことなかったんだ、でも、ここにはまだいるんだねぇ、すごいねぇ、こんなに家の近くなのにねぇ、いつまでもホタルが見られるようなこのままの自然を残したいねぇ、そんな僕の言葉に、ショーゴの目はとても輝いていました。


たぶん、今夜のことは、彼もおぼろげながらに憶えていてくれるはず、自惚れかもしれませんが、そういう確信に近いものが僕にはあります。いい夜でした。


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夕方、公園の樹液に来ていたカブトムシの♀を捕まえるショーゴ








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Category: 自然探索

Thread: 散策・自然観察

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