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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

5年ぶりのヒメオオクワガタ採集 

先々週の日曜、上信越のブナ帯にヒメオオクワガタ採集に行ってきました。IMG_2178 (1)実に5年ぶり。大好きな夏を見送る、僕にとっては大事な恒例行事だったのが、都合がつかなかった2年、その後コロナ禍で見送った2年。今年もなんとなく無理かなぁと思っていましたが、突如、20年来の友人からのお誘いメールが来て、はいと即答しました。当初は9月最初の週末にする予定が、天気が悪く、その翌週に。


IMG_2190 (1)5年ぶりに会えた友は、定年までまだ少し残しながら教員生活を終えていました。このコロナ禍で校長先生になったことに苦しんだのかと勝手に想像していたものの、そうではなく、父君が亡くなったのがきっかけだったそう。自分の人生の残り時間を考えたら、やりたいことにはできるだけ早くにたっぷり取り掛かりたい、と思ったのだとか。なるほど、それでヒメオオクワガタ採集に誘ってくれたわけか。


天気は晴れ、気温は暑くも寒くもなく絶好。いつもより10日ほど遅いけれど、まだエゾゼミの鳴き声も聴こえるし、たくさん採れそうな予感。彼は10数年ぶりにクワガタ飼育も再開したというので、是非持ち帰ってもらい、難易度の極めて高いヒメオオの累代飼育にも挑戦して欲しいなぁ、と思う一方、久々のブナ帯は目にも心にも気持ちよく、最初はただ歩くだけでも満足できる感じでした。が、もちろん段々と欲が出てきて、真剣にルッキングしていきますが、全く見つかりません。そもそも5年前までに比べて、一番虫が集まるタチヤナギの木が少ない。伐られてしまった?いやいやわざわざこんな山奥でヤナギだけを伐採するメリットが誰にもない。ということは自然に消滅したのかも。他に、ブナの幼木やダケカンバ、ヤマブドウでも見つけたことあるし、前回はガマズミの樹で採集したので、それらにも目を凝らすも、空振り。IMG_2181 (1)IMG_2183 (1)そもそもヒメオオクワガタが樹液を舐めるのに齧った跡さえとても少ない。時期のせい?樹のせい?それとも採集圧のせい?色んな疑問を抱えながら片道10キロ。ようやく1匹発見した(左の写真中央の枝の分かれ目にいます)のは、一瞬コクワガタに見えた28mmの最小クラスの♀。IMG_2198 (1)ペアではなく♀単独で見つかるのも珍しい。ただその後も全くダメで、結局この1匹だけ。結果だけ見れば、20キロ、30000歩以上歩いて過去最低の惨敗でした。他の虫もこれといったものは、アサギマダラを見かけたくらい。


でも、8月はコロナで家に閉じこもっていたし、まだやや呼吸が辛い時もある中、気のおけない仲間との虫採りはとても楽しかった。IMG_2209.jpeg僕は彼とは10近く歳が離れていますが、いつもながら自分の子育てについて太鼓判を押してもらったし、先々の人生について示唆に富む話もしてもらえました。思えば初めて会った時はお互い30代と20代。人生はまだ折り返していなかった。でももうすぐ僕も50歳。やりたいと思ったことは積極的にやっていかないと後悔するかもなぁ。








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外道とは 

コロナの隔離期間が明け、やっと外に出られるようになった2週間前の週末。でも喉の違和感はまだあって時に咳き込み息が苦しくなるので、剣道は自重しました。代わりに外で太陽を浴びて汗をかこうと、昨年秋以来の海釣りを。遠出はしたくなかったので、去年ウシノシタを釣った我が家からいちばん近い海、外房栗山川の河口に行ってみました。14時半過ぎ、アオイソメ300円分だけ持って釣り場着。潮が動かない小潮のためか、釣り人はポツリポツリとしかいませんでした。長竿にはカレイ用の小さめの針をつけて置き竿に、短竿には胴付き3本針をつけて手持ちにして釣り開始。


IMG_1986.jpeg予想通り全くあたりなく1時間ほど経過。潮回りの悪さからイシモチは期待しておらず、狙っていたのはもちろん他の釣り人からしたら外道のウシノシタ。ダメでもハゼやカニが遊んでくれるだろう、とイメージしていましたが、その気配さえありません。つまらないなぁ、坊主かなぁと思い出した16時、足元でグググっと。ウシノシタ来たっと思ったら、メゴチでした。20cm近くとやたら大きく結構引いたので、メゴチも結構パワーあるね、なかなかいいね、と。メゴチなら毎日泳ぎながらいくらでも釣れる愛媛に帰省しなくなって3回目の夏。この感触も久々だもんなぁ。


IMG_1987.jpeg群れているはずと周囲を探るも、その後は釣れたのが嘘のように全く反応なし。しばらくして諦め、川のど真ん中に投げてみたら、コツコツと。陽も傾き始めたので、いよいよその時が来たのかな、と胸躍らせて合わせたらウシノシタよりも軽く、でも素早い動きの獲物が。あれ、イシモチかな、と思ったらチヌの幼魚チンチン。またまた外道ながら、引きの良さは本命以上に楽しませてくれたくらい。


IMG_1993.jpeg夕まずめになり期待が大きくなりますが、でもやっぱり竿先には何の変化もなく。長竿も餌がいつまでもついたまま。気づけば釣り人もほとんどいなくなり、これは釣れないサインだよなぁと諦めモードに。暇なので魚を捌いてしまったくらい。残りの餌も少なくなってきたし、ライトを持ってくるのも忘れたので、これで最後と心に決めて一投。ところがすぐに小さいながら待望のあたりが。IMG_1991.jpegウシノシタかなハゼかな、今日最後のこの感触、大いに楽しもうと思ったその時、ギュンという予想以上の強い引き。これはまた本命じゃないぞと慌てて巻き上げてみたらなんとマゴチ、24cm。え、マゴチってイソメにも食ってくるんだ、知らなかった。で、よくよく見たら、最初に釣ったメゴチもマゴチじゃないの!道理で引きが強かったわけだ。


結局それが最後の獲物で納竿。本命のウシノシタは釣れずじまいも、マゴチ2匹にチンチン1匹。魚の格からしたら本命と外道がむしろ逆、というなんとも楽しい釣りになりました。今度は行く時はマゴチ狙いだなぁ。








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ノコノコ、ミヤマクワガタ 

6月中に梅雨明けという前代未聞の天候不順の夏。都合がつく週末の休みはことごとく晴れ、ミヤマクワガタを採りに那珂川流域の僕のフィールドに行くこと既に4回。


IMG_1348.jpeg先月初めに1人で行った時はまだ早すぎ、コクワガタ以外は全く見られませんでした。ニガイチゴを少し摘んだだけのドライブに終わりましたが、1人時間を解放感いっぱいに堪能でき、それはそれで楽しかった。



IMG_1522.jpegIMG_1525.jpeg梅雨の明けた6月末は、友達とその子も連れての短時間でしたが、35℃の暑さで乾燥もしているからかノコギリクワガタばかり。ラズベリーもクサイチゴが鈴なりになっていて収穫するも、太陽が強すぎて発酵しかけており、美味しくいただくことはできず。


IMG_1628.jpeg雨が多少降るようになった10日は、やっと姿を見つけたものの、入りやすい林には先行者が。僕もまたまた友達の子連れで、長時間クワガタ採集に明け暮れるわけにもいかないこともあり、ミヤマクワガタは小さい♂3、♀1のみ。甥っ子用に持ち帰り。


で、一昨日の3連休最終日。カンタの剣道部アテンドの予定がキャンセルとなり、急遽行くことに。彼も誘うも乗ってきてくれず、1人での虫採り。先週でさえ同業者がいたくらいだし、連休で既に夏休みモード、キャンプ帰りの家族連れも多いだろうし、苦戦するだろうなぁと思い、過去ライバルにお目にかかったことがない一番期待の林から入ってみましたが、ゴム鎚でトントンしたら必ず何かしら落ちてくる木々でも全く落ちてこない。IMG_1666.jpegああ、ここも採集者が入った後だったか、次行くかなぁ、にしてもここでミヤマを捕まえられないのは厳しいなぁ、と思ったその時、目の前のクヌギに上から下へノコノコ歩く大きなミヤマ♂が。しかもこちらがハッとしたら、ピタリと止まり、まるで写真を撮りたいなら撮れば、と言わんばかりのポーズ。僕の関東のフィールドでの年に数回の観察では、視界に入るミヤマクワガタを見ることはそんなに頻繁にあることではなく、1年に1度あればラッキーという位ですが、それもこうして樹液もないところに現れ、手を触れずに写真にまで収められるとは。とてもミステリアスな感動の出会い。


幸先は良かったものの、やはりそれ以降のポイントでは全くで、こうなれば絶対に人が入らない秘密基地に行くしかなく、息子達が同行してくれなくなってからは入らなくなった山の中へ。その小道には、雑草と竹が生えて、数メートル毎にジョロウグモの巣が張り巡らされていました。ということは、その日どころか何日か人が入っていないわけで、先にある雑木林には期待が持てましたが、汗をかきながら蜘蛛の巣にまみれながらはちょっときつかった。IMG_1687.jpegで、辿り着いた先はこれまた笹が薮となっていてそれを掻き分けつつゴム槌を振るうと、クワガタがポタポタと落ちてくる。が、落ちた虫はすぐに積もった落ち葉の中に消えてしまい、見つからない。1人では到底捕まえることができない藪の中のクワガタ採り、ああ、残念。捕まえたミヤマクワガタは♂3匹、♀1匹。こちらは僕が飼育するために連れて帰りました。


気楽に足の向くまま気の向くまま好きなように過ごせ、とてもいい汗をかきましたが、少し寂しかったなぁ。寂しいといえば、この一帯では毎年、次から次へと里山が刈られて丸裸にされています。IMG_1685.jpeg止せばいいのにまた何か新しいハードを作るのかなと疑っていましたが、そうではなく、10年前の原発事故の影響で依然としてセシウムが検出され、椎茸の原木や腐葉土の商品価値がなくなっているため、順々に伐採して一旦リセットしていくことにしたのだとか。クヌギやコナラは切り株から再生、20年もすれば立派な林に生まれ変わるとは思いますが、なんとも悲しい光景です。美しい木立が戻った頃、僕は孫連れて虫採りをするのかな?







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木の芽、アケビの芽 

桜の花びらが風に舞い、日ごとに緑が眩しくなってきた今日この頃。1年で最も気持ちの良い季節の始まり。


IMG_0900.jpegここ数年、このブログ伝いに知り合った友人とアミガサタケ探しをする際、左の写真のように林の縁の草むらに延びた蔓を「木の芽だ」と嬉々として採っていくのが気になっていました。山椒は僕も大好きで、庭には鳥が運んできてくれた「木の芽」が生えておりIMG_0947.jpeg大事にしていますが(右写真)、彼女がいう「木の芽」は明らかにそれとは違い、草むらから癖っ毛のように飛び出た蔓。調べてみたら、彼女のご両親の故郷新潟県中越地方をはじめ雪国では、アケビの新芽を「木の芽」と呼んで好んで食べる習慣があるのだとか。ほろ苦い味わいがいかにも春を感じさせるのだそうで、今年は僕も探してみることに。家の前の雑木林であっさりと見つかりました。


IMG_0898.jpegIMG_0931.jpeg延びて太くなってしまったものは固くてエグみがあるとのことで、細く柔らかい蔓の先端15cmくらいを片手で摘んでいきます。茸を見つける時と同じく、最初はなかなか目に留まりませんが、慣れてくると次々に。丸い小さな葉が5枚で1セットになっているのがアケビ(写真左)、」ヒダのついた小葉が3枚で1セットになっているのがミツバアケビ(写真右)。僕がフィールドでレクチャー受けたのは前者ですが、新潟で珍重されているのは後者だそう。そんなに違いがあるようには見えませんが。


IMG_0934.jpegさっと湯掻いて水に晒し、麺つゆで食べてみました。関東平野のアケビの若芽は、冬の間深い雪に埋もれていることでアクが抜けるという本場のものとは違うはずですが、IMG_0950.jpegそれでも想像していたような渋味は全くなく、かすかに苦い菜の花に似た味わいで、食感は豆苗です。なるほど、長かった冬が終わり、春を喜ぶ山菜だな、と。また一つ良い山野の幸を知りました。








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ドングリ長者? 

庭にミニ雑木林を再現したために、10月になると悩まされる庭のどんぐり。2015年に「どんぐり銀行」に参加し出しながら、IMG_3129.jpegIMG_3121.jpegここ3年は状態が良いまま拾えなかったり、届けに行くことができなかったりで廃棄していましたが、今年は天候やタイミングがあい、久々に預けました。その数なんと1400個。重さのある綺麗などんぐりを選別した上での2.5kgあまりに、受け入れて下さった「どんぐり共和国」アリオ蘇我店のスタッフも、若干引いていたような。


IMG_3394.jpegその後も少し落ちてきて、300個程度を再び千葉まで持っていく機会を探っていたのですが、「小学校でどんぐりが必要、あればあるだけ良い」という、贔屓のラーメン屋さんのTwitterでの書き込みに、それならばと喜んで差し上げることに。そのまま捨てるのはなんとなくもったいない、でも活用する手立てが限られている、という我が家のどんぐりを、必要として下さるというだけで嬉しい。同じく松ぼっくりもということだったので、散歩コースに1本だけあるアカマツから10個程度収穫し、そのままお店へ。


と、女将さん、僕の想像以上に大喜び。しかもお店には小学生のお嬢さんもいらして、丁寧にお礼を言いに来て下さいました。その後もうわぁ凄い綺麗などんぐり、プリップリだよ、ほらこれなんかすごく大きい、などと母娘の喜びの声が聞こえる...。IMG_3404.jpegいや、あの、庭で使い道がないどんぐりなので、そんな喜んでいただけるのは、嬉しいを通り越して気恥ずかしい。まぁでも僕も久々にこのラーメンが食べられて良かった、なんて麺を美味しく啜っていたら、女将さんがこれお礼です、とたっぷりのチャーシューと鶏の唐揚げを容器に入れて渡して下さり驚愕。いやいやいや、これ大事なお店の商品じゃない、僕持ってきたのどんぐりですよ、こんなん釣り合わないでしょう、と辞退するも、なかなか見つける機会もなくてメルカリで買おうかと思っていたんです、という軽快なサービストークに押し切られ、恐縮しつつ受け取ってしまいました。これだけ拾い集めた庭掃除へのご褒美、と思うことにして。


夜、オーブンで温め直したお土産、とっても美味しかった。コロナ禍で人と接する機会が極端に減っていたこともあって、人の繋がりっていいなぁ、としみじみ思いながらありがたく戴きました。


IMG_3507.jpegどんぐりが終わると、今度は落ち葉との格闘が始まります。IMG_3516 (1)木々の葉が順に枯れていき、掃いても掃いても降り積もる1ヶ月。一部は発酵させて堆肥やカブトムシの幼虫の餌にしますが、場所がないので多くをゴミとして出すことに。あれ?ひょっとしてこれ欲しいという方いらっしゃいます?物々交換...いやいや何を言う、必要な方にはもちろんタダで差し上げますのでどうぞおっしゃって下さいませ。










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Janre: ライフ

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