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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

クロッカスが好き 

この冬最後の寒さを抜けたと思ったら、田んぼからシュレーゲルアオガエルやアマガエルの声が。DSCN4262.jpg風がまだ冷たいからか、か細い乾いた声ではありますが、ようやく春が来たな、と。そして庭に出てみれば、去年の秋に新たに植えたクロッカス「キングオブスプライト」が、いつの間にか満開に。


DSCN4266.jpgDSCN4264.jpgクロッカスはチューリップと並んで、なぜか幼い頃から好きな花です。チューリップの方はまだわかる。新芽の緑で風まで薫る4月、キラキラと輝く太陽を反射する赤い花には、春を象徴する華やかさや気高さがあり、魅了されてしまう子供は今も少なくないはずです。それに比べるとクロッカスは地味。咲くのもまだ寒さが残り、緑も芽吹いていない2月、3月。しかも色は紫だったり黄色だったり、子供心にはどちらかというと脇役の出で立ちです。僕自身、紫は好きな色ではありませんでした。今でも、赤みのあるパープルだったり、明るく淡い紫は好きですが、青みが強くなるバイオレットはあまり、です。そんなこともあって、同じ様に球根から育てるヒヤシンスやアネモネなんかにも全く興味なし。なのに、クロッカスだけは別。なぜでしょう?掌サイズの小ささとチューリップに似た卵型の花の形、そして花の色と、雄しべ雌しべの山吹色のコントラスト、そういったところに惹かれたのでしょうか。小学校低学年の時には窓辺で水栽培をやった記憶もあります。


かくして早春の庭にはいつもクロッカスが咲いています。チューリップと違い、成田でも植えっぱなしのまま数年花をつけ続けるので、ほとんど放置状態なのですが、去年の秋、チューリップの球根を買いに行った店頭で、紫と白の絞りで花も大きいというクロッカスを見つけ、植えてみました。それがこの「キングオブスプライト」。


DSCN4288.jpgDSCN4281.jpgいやぁ、たくさん咲いたこともあって、とても綺麗、実に美しいです。蛙の声を聞きながら眺めるだけで癒されます。願わくばこの霧雨よ、どうか止んで。そして青空の下、もっと輝け!。クロッカスは水が苦手で花は濡れるとくたびれてしまうのです。えっと未々乃介、今日は君が被写体じゃないぞ。


ところでクロッカスには秋に咲く種類、サフランもあります。こちらは食材としては大好きで高価ながらも我が家のキッチンには欠かさずあるスパイスですが、花はあまり好きではないです。IMG_3398.jpg何かその、雌しべが異様に長く赤く発達しているのが、不気味でちょっと。なので植えたことはありません。興味ない人が見たら同じじゃないかと言われそうですが、花の好き好きを決めているのは、そんな微妙なところなのかもと思いました。











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初めの一輪 

春一番が吹くと同時に杉の花粉も舞い始め、冬の終わりが少しずつ見えてきた2月中旬。そろそろ外に出ようかな、と準備していたところへ、カンタがインフルエンザにかかり、僕は家に。


IMG_3141.jpg冬の間はほとんど触れることのない庭を見てみると、白梅が、一輪そして一輪と計3つ咲き始めたところでした。例年開花するのは3月に入ってから、満開になるのは3月中旬という、やや遅咲きの梅。それなのに、この花はどうしちゃったのでしょう。他の蕾はまだ膨らみかけたばかりだというのに。


DSCN4192.jpgDSCN4193.jpg
同じように気の早い花は紫色のクロッカスと黄色いクロッカスでも一輪ずつ。こちらも他の花はまだ蕾が地面から顔を覗かせた程度です。なぜ、仲間はまだまだなのに、咲いてしまった?


同じように植えて、同じ環境に置かれているのに、こうしてみんなより先んじて乗り込んでくる一番槍のような個体は、虫にも多く見られることですが、一見無駄にも思える彼らのような存在こそが、長い年月の間では変化を呼び込むんでしょう。以前は僕にも、そんなあえて空気を読まない強さがあったんだけれどなぁ。


そうそう、最初の一つといえば、1ヶ月前に収穫した一粒種の「はるか」。冷暗所で寝かせ、冷蔵庫で冷やして切ってみましたが、中の大半がスカスカ、食べられたのはほんの少し。ちょっと残念でしたが、でも本当に「はるか」の濃い甘い味がしました。次は中もきちんと詰まった果実に育てたいものです。











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蝋梅か、狼狽か? 

1年で最も寒いこの季節。IMG_3032.jpg夏に外で遊ぶのを最上の喜びにしている僕には、真冬は、夏の終わりに次いでやり過ごすのが難しい時です。雪でも降れば別で、途端に庭駆け回りたくなる衝動にかられるのですが、成田市は上空に黒潮からの温かい空気が入るので、都心部に積雪がある日でも、雨になってしまうことが多いのが残念。


IMG_3033.jpgIMG_3024.jpgあらゆるものが寂れた色をしている1月の庭を彩ってくれるのが、去年突如咲き始めた水仙の他に、毎年花つけながらも、主人が庭に出てこないためにまともに愛でてもらえない蝋梅(ろうばい)。一昨年くらいまで、気にもとめていなかったこの黄色い花は、いかにも関東平野という冬晴れの空を背にすると、素晴らしく映えます。そして香りも芳しい。どんよりと曇った寒い日の枯れた野山を背景にした姿も、気高く美しいのは山々ながら、そういう日は僕は外に出ないし、やはり、空が青く輝く朝方の蝋梅がいいな。


IMG_3025.jpgで、この蝋梅ってそもそもどんな木なのか、知らなかったので調べてみたら、江戸時代に中国から来たもので、梅の字がつくとはいえ梅の仲間ではないそうです。梅に似た花がまるで蝋細工のような光沢をしているから、とか、今の時期は陰暦の臘月(ろうげつ)、その頃に咲く梅に似た花であるから、とか、その名の由来がありました。う〜ん、うつむいて咲くこの黄色い花は、梅には全く似ていないと思うのですが。蝋の字もあまり清らかな印象は与えないし、何か名前で損をしているように感じます。ちなみに英名はWinter Sweetだそうで、この方がこの爽やかな可憐な花にはしっくりくるなぁ。


IMG_3029.jpg蝋梅の花言葉は、「ゆかしさ」、「慈愛」、「先導」、「先見」と。何か僕に投げかけてきているような。訳あって妻がいなくなり、色々と苦悩苦闘し、それこそ狼狽することの多い最近ですが、一瞬の青空の下、黄色い可憐な花に癒された、そんな日曜日。











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はるか、実る 

愛媛にゆかりのある人間の1人として、春の到来を柑橘の実で感じられたらなぁと、2009年の春に庭に植えた柑橘「はるか」IMG_3001.jpgなかなか元気に育たず、3年後の2012年には一度は引き抜かれそうになりながらも生き延び、以来大きく成長するでもなくまるで盆栽のように佇んでいたその木に、およそ似つかわしくない大きな黄色い実が成りました。たった1粒だけではありますが。


IMG_2374.jpgIMG_0864.jpg毎年春先に白い花が少しだけつき、豆粒程の緑の実はできるのですが、そこまででした。木が小さいし、そんなものだろうと僕も気に留めず、すぐ脇にあるプラムと対照的に、ほとんど世話もしていませんでした。が、どうしたものか、6月に左のようだった1粒が夏を越え、10月には右のように。それでもまだ、熟すことはなかろうと根拠なく思っていたのですが、11月に入るとほんのり色づき始め(右下)、期待感が。そして年を越え、ついに完全に黄色に。IMG_2570.jpg明け方には氷点下になってしまうので、収穫することにした次第です。その成長過程は、まさに親はなくても子は育つ、という感じ。


IMG_2989.jpgこの「はるか」、日向夏から生まれてまだ20年程度の新品種です。生まれは福岡県だそうですが、現在の全生産量の半分は愛媛県。レモン色の上、温州みかんより一回り大きい程度と、見た目は他の柑橘類と比べると華やかさに欠け、酸っぱそうにさえ見えますが、実はすごく甘く濃い味がする、僕のお気に入りの一つ。見た目と中身のギャップがこれほどある柑橘はないのでは、と思います。クラスの中にいる、目立たないけど実はすっごくカワイイ女子、という喩えをで見つけましたが、言い得て妙、まさにそんな感じ。


IMG_2997.jpg「はるか」は他の柑橘類とは違い、追熟はあまり必要ないようですが、まだうっすら緑がかっているところもあり、保管してから味わうことにしました。果たしてどんな味に出来上がったのか。わずか1粒ではあるけれど、7年近くかけて手にした果実、楽しみ。そして、実りの話から始める2016年、良い年にしたいなぁ。今年もどうぞよろしくお願いいたします。











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能ある鷹の爪 

今年は、いつもたくさん収穫できるミニトマトが病気になってしまい、7月に引っこ抜かざるをえなかった反面、その養分を丸ごともらったためか、そばに植えていた唐辛子の「鷹の爪」が大豊作。IMG_2411.jpg10月からずっと、赤い実が庭の一角を彩ってくれています。そのままにしていれば寂しくなってきた庭がいくらか明るいですが、もちろん僕は食べるために植えているので、定期的に収穫しています。が、今年はとってもとっても実る感じ。いつも1年分ストックできるように苗は3本植えていますが、今までこんなに確保できたことなかったなぁ。


IMG_2573.jpg生の「鷹の爪」は、左の写真のように実に鮮やかな明るい赤。ちょうど僕の好きな広島東洋カープの赤、「カープレッド」に近いです。IMG_2576.jpgこれを切ってさっと洗い、笊に広げて置いておくと、10日から2週間くらいで乾きます。すると右のように、よく見かけるちょっと黒みを帯びた赤い唐辛子に。瓶に詰めて、シリカゲルを入れれば、これで1、2年もちます。


IMG_2580.jpgう〜ん、凄い量になってしまいました。和洋中、いずれにも使え、出番のとても多い唐辛子「鷹の爪」。ただ唐辛子は、刻めば刻むほど辛みが出るので、実は家庭では数本あれば十分。僕が普段作る洋食・和食だと、半分に切り、辛すぎる上に口当たりの悪い種を取り除き、その半分をそのまま使うことが多いです。なので、これは3年分くらいあるかもしれません。どこかで辛い辛い四川の中華料理でも作らないと。あとは、米びつの中や靴箱に置いて虫除けに。












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