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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

幸せの黄色いタマゴタケ 

15日、IMG_1521.jpgカンタと2人、那珂川流域で遊んできました。剣道の部活に燃える中2の彼は、次週の中学総体県予選を控え、ここのところの週末は稽古三昧。ただ、夏恒例のミヤマクワガタと茸採りをしたい気持ちは捨てていません。身体の疲労をとるためにピンポイントで休みとなった3連休最終日、体は大丈夫、それより心を休めよう、緑と清流を浴びようと遠出することに。


車中はひたすら剣道の話となったのは流石で、僕も楽しく聞けたので、現地までの運転が楽。日照時間の記録的に少ない雨続きの空も、なんとか持ちそうという感じに。今日が彼にとって今年最初で最後、僕にとっても最後となる北関東での夏遊び、10時過ぎにキックオフ。


IMG_1539.jpgただ、連休最終日だけあり、先行者やライバルの影がチラホラと。特に入りやすく手入れされた美しい雑木林は、ことごとく空振りに。たまに採り残しを見つけますが、ほとんどがノコギリクワガタ。お目当てのミヤマクワガタは、♀より先に出てくる小型の♂を4匹捕まえただけでした。もっとも、ノコギリクワガタも♂ばかりでしたし、カブトムシは姿を見なかったし、いつもならすでにこの時期賑やかなニイニイゼミもヒグラシも、ほとんど鳴いていなかったことから、夏の到来自体が半月くらい遅れているようにも思えました。この仮説が正しければ、今年はカブトもクワガタも梅雨が明ける頃一斉に出現、子供達にはいつも以上に捕まえやすい夏休みになるはずです。


IMG_1523.jpgなかなか採集に至らないけれど、こうして緑溢れるフィールドで目一杯汗をかくことそのものが楽しい、今日は採れるか否かは問題じゃないね、と色々な場所を巡りました。大きなミヤマクワガタの実績がないため最近は足が遠のいていた林にも、久々に寄ってみることに。と、車窓からもはっきりとわかる実に鮮やかな黄色の大きな茸が!


IMG_1527.jpg毎年記事にしているタマゴタケがそのまま黄色くなった姿のキタマゴタケです。このブログ初めての登場、そもそも見つけたのも2回目で、前回は13年前のことです。まだ歩くのも覚束なかった赤ん坊のカンタを家に置いての、長男ショーゴと初めての2人での遠足の折のことでした(右写真)。当時、すでに茸マニアとなっていたショーゴに対して、僕は全く興味がなく、P1030759.jpgタマゴタケだ!初めて見たっ!、と大興奮の幼稚園児に、へー良かったね、としか言えませんでした。茸に興味を持ち、このブログを始めたのはその2年後のこと。赤いタマゴタケを目にする度に僕も感激するようになりましたが、そういえばあの最初に出会った黄色い奴を見たいなぁと探しても、全くでした。なんでもキタマゴタケはタマゴタケに比べかなりレアで局所的に生える茸のようで、ハンディな図鑑にはあまり載っていないし、千葉県では発生例がないのでは、とも言われているようです。


IMG_1529 (1)IMG_1522.jpg同行しないで大学受験の勉強をしているショーゴに写真を送り、感動を共有。前の写真と見比べると、今回の方が大小様々な形があるし、ちょうどその時は晴れ間も見えて、より艶やかな感じ。1時間ほど前に撮影した普通のタマゴタケと並べてみれば、どちらもその輝きはさらにアップ。こんな鮮やかな色が何もないように見える地面から卵を介して生えているというのが、なんとも神秘的。


タマゴタケは食べてもあまり美味しいとは思えないというのが我が家の見解なので、採取はせず。代わりの茸の収穫もなく、虫の方も前述した通りでしたが、これは幸せの吉兆に違いない、そう感じさせるようなキタマゴタケとの遭遇でした。










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桃栗三年柿八年、プラム十一年 

IMG_3609.jpgIMG_3603.jpg我が家の庭に、深紅に染まったプラムが10個、実りました。植えてから実に11年目、ようやく、です。一昨年初収穫はできていたのですが、僕は海外出張中で目にすることはできず。しかもそれはわずか1粒だけだったので、今年が事実上初めての成功と言っていいと思います。


このプラムは「大石早生」という品種。早生、という名前がついているくらいなので、もっと簡単に実が獲れるものだと思っていました。初めて花を咲かせたのは植えて3年目の2009年。IMG_4027.jpgIMG_4007.jpgその時の記事はこちら。その後、年を追うごとに花の数は増えていくものの、右の写真のように結実する率が極めて悪く、花の後黄色く萎れてしまうのが半分以上。うまくいったように見えてもサクランボくらいの大きさになると落ちてしまうものばかり。そこそこの大きさまで育ったのが6年目、ですがこの時も、最後は熟す前に吹き荒れた5月の嵐に耐えられませんでした。


DSCN2270.jpg毎年失敗を重ねながら見つけてきた課題は主に3点。まずは受粉。花が咲くのはほぼ桜と同じ。でもその時には隣にある受粉樹の白梅は散ってしまっており、家の周囲でまだ咲いている遅咲きの梅かあるいは早咲きの桃の花を見つけてきては人工受粉させないといけません。が、花の時期がとても短い上、相性がいい花粉になかなか出会えていないようで、受粉の成功率は、20%くらい。隣の白梅は鈴なりに成るのに。



IMG_4007.jpg次に、夏場の虫対策。できれば薬は使いたくないものですが、非常に虫がつきやすく、いつのまにか毛虫やアブラムシが湧いて、葉が丸裸にされてしまいます。夏場に葉がなくなってしまえば、当然翌年の成果は望めません。アブラムシは、天敵のテントウムシを繰り返し放した結果住み着いてくれ、ある程度コントロールできているのですが。剪定して日当たりを良くし風を通すことで虫が発生しにくくするのを第一に、薬に頼ることもあります。


IMG_3570.jpg最後に真冬の剪定と施肥。プラムは、伸びて2年目以降の枝につく短果枝の花でないと結実しない、というのは頭では理解しているものの、実践となるとどう切ったら良いのか判断が難しいのです。まして、真冬だと庭に出る機会もなかなかなく、剪定はおろか、肥料を施すことさえ忘れてしまいがちになります。寒い時の手入れなど簡単な話ではないかと、外に出るのが気持ちいい今の季節には思うのですが。


IMG_3617.jpg冷蔵庫でしっかり冷やし、皮ごと味わってみました。噛んだ瞬間弾けて出てきた果肉は、酸味、甘味ともに申し分なく、本当においしかったです。来年からはもっと数を獲れるようにしたい。まだまだこれから!










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クロッカスが好き 

この冬最後の寒さを抜けたと思ったら、田んぼからシュレーゲルアオガエルやアマガエルの声が。DSCN4262.jpg風がまだ冷たいからか、か細い乾いた声ではありますが、ようやく春が来たな、と。そして庭に出てみれば、去年の秋に新たに植えたクロッカス「キングオブスプライト」が、いつの間にか満開に。


DSCN4266.jpgDSCN4264.jpgクロッカスはチューリップと並んで、なぜか幼い頃から好きな花です。チューリップの方はまだわかる。新芽の緑で風まで薫る4月、キラキラと輝く太陽を反射する赤い花には、春を象徴する華やかさや気高さがあり、魅了されてしまう子供は今も少なくないはずです。それに比べるとクロッカスは地味。咲くのもまだ寒さが残り、緑も芽吹いていない2月、3月。しかも色は紫だったり黄色だったり、子供心にはどちらかというと脇役の出で立ちです。僕自身、紫は好きな色ではありませんでした。今でも、赤みのあるパープルだったり、明るく淡い紫は好きですが、青みが強くなるバイオレットはあまり、です。そんなこともあって、同じ様に球根から育てるヒヤシンスやアネモネなんかにも全く興味なし。なのに、クロッカスだけは別。なぜでしょう?掌サイズの小ささとチューリップに似た卵型の花の形、そして花の色と、雄しべ雌しべの山吹色のコントラスト、そういったところに惹かれたのでしょうか。小学校低学年の時には窓辺で水栽培をやった記憶もあります。


かくして早春の庭にはいつもクロッカスが咲いています。チューリップと違い、成田でも植えっぱなしのまま数年花をつけ続けるので、ほとんど放置状態なのですが、去年の秋、チューリップの球根を買いに行った店頭で、紫と白の絞りで花も大きいというクロッカスを見つけ、植えてみました。それがこの「キングオブスプライト」。


DSCN4288.jpgDSCN4281.jpgいやぁ、たくさん咲いたこともあって、とても綺麗、実に美しいです。蛙の声を聞きながら眺めるだけで癒されます。願わくばこの霧雨よ、どうか止んで。そして青空の下、もっと輝け!。クロッカスは水が苦手で花は濡れるとくたびれてしまうのです。えっと未々乃介、今日は君が被写体じゃないぞ。


ところでクロッカスには秋に咲く種類、サフランもあります。こちらは食材としては大好きで高価ながらも我が家のキッチンには欠かさずあるスパイスですが、花はあまり好きではないです。IMG_3398.jpg何かその、雌しべが異様に長く赤く発達しているのが、不気味でちょっと。なので植えたことはありません。興味ない人が見たら同じじゃないかと言われそうですが、花の好き好きを決めているのは、そんな微妙なところなのかもと思いました。











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初めの一輪 

春一番が吹くと同時に杉の花粉も舞い始め、冬の終わりが少しずつ見えてきた2月中旬。そろそろ外に出ようかな、と準備していたところへ、カンタがインフルエンザにかかり、僕は家に。


IMG_3141.jpg冬の間はほとんど触れることのない庭を見てみると、白梅が、一輪そして一輪と計3つ咲き始めたところでした。例年開花するのは3月に入ってから、満開になるのは3月中旬という、やや遅咲きの梅。それなのに、この花はどうしちゃったのでしょう。他の蕾はまだ膨らみかけたばかりだというのに。


DSCN4192.jpgDSCN4193.jpg
同じように気の早い花は紫色のクロッカスと黄色いクロッカスでも一輪ずつ。こちらも他の花はまだ蕾が地面から顔を覗かせた程度です。なぜ、仲間はまだまだなのに、咲いてしまった?


同じように植えて、同じ環境に置かれているのに、こうしてみんなより先んじて乗り込んでくる一番槍のような個体は、虫にも多く見られることですが、一見無駄にも思える彼らのような存在こそが、長い年月の間では変化を呼び込むんでしょう。以前は僕にも、そんなあえて空気を読まない強さがあったんだけれどなぁ。


そうそう、最初の一つといえば、1ヶ月前に収穫した一粒種の「はるか」。冷暗所で寝かせ、冷蔵庫で冷やして切ってみましたが、中の大半がスカスカ、食べられたのはほんの少し。ちょっと残念でしたが、でも本当に「はるか」の濃い甘い味がしました。次は中もきちんと詰まった果実に育てたいものです。











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蝋梅か、狼狽か? 

1年で最も寒いこの季節。IMG_3032.jpg夏に外で遊ぶのを最上の喜びにしている僕には、真冬は、夏の終わりに次いでやり過ごすのが難しい時です。雪でも降れば別で、途端に庭駆け回りたくなる衝動にかられるのですが、成田市は上空に黒潮からの温かい空気が入るので、都心部に積雪がある日でも、雨になってしまうことが多いのが残念。


IMG_3033.jpgIMG_3024.jpgあらゆるものが寂れた色をしている1月の庭を彩ってくれるのが、去年突如咲き始めた水仙の他に、毎年花つけながらも、主人が庭に出てこないためにまともに愛でてもらえない蝋梅(ろうばい)。一昨年くらいまで、気にもとめていなかったこの黄色い花は、いかにも関東平野という冬晴れの空を背にすると、素晴らしく映えます。そして香りも芳しい。どんよりと曇った寒い日の枯れた野山を背景にした姿も、気高く美しいのは山々ながら、そういう日は僕は外に出ないし、やはり、空が青く輝く朝方の蝋梅がいいな。


IMG_3025.jpgで、この蝋梅ってそもそもどんな木なのか、知らなかったので調べてみたら、江戸時代に中国から来たもので、梅の字がつくとはいえ梅の仲間ではないそうです。梅に似た花がまるで蝋細工のような光沢をしているから、とか、今の時期は陰暦の臘月(ろうげつ)、その頃に咲く梅に似た花であるから、とか、その名の由来がありました。う〜ん、うつむいて咲くこの黄色い花は、梅には全く似ていないと思うのですが。蝋の字もあまり清らかな印象は与えないし、何か名前で損をしているように感じます。ちなみに英名はWinter Sweetだそうで、この方がこの爽やかな可憐な花にはしっくりくるなぁ。


IMG_3029.jpg蝋梅の花言葉は、「ゆかしさ」、「慈愛」、「先導」、「先見」と。何か僕に投げかけてきているような。訳あって妻がいなくなり、色々と苦悩苦闘し、それこそ狼狽することの多い最近ですが、一瞬の青空の下、黄色い可憐な花に癒された、そんな日曜日。











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