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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

まさかじゃない!〜そしてカープは強くなった〜 

息子達が生まれたのは、そんな暗黒期。ずっとBクラス、いつも5位。たまに大金叩いて球場へ向かってもたいていが負け。僕1人なら良かったけれど、自然と行き辛くもなりました。2006 CARP 日南&神宮 - 26P1070322.jpgそれでも最後の年の旧市民球場には家族で訪れ、2軍戦では廣瀬選手にボールを投げてもらったりいい思い出はできたものの、1軍の試合は目も当てられない内容で...。子供達が僕ほどのカープ熱は持っていないのは無理もなく、むしろ続いたのが不思議なくらい。彼らは、勝ちたい、でも勝てなくも仕方がない、というスタンス。


そんな弱いあの広島東洋カープが、こんな風に強くペナントレースを突っ走るなんて。息子達に、もう何年も優勝できるはずと言い続けてはいたけれど、それが現実になる時が本当に来るとは。


その理由は、コアなカープファンの誰もが言っていることですが...。


マーティーブラウン監督の、全員が得意技を持ち寄って結集してポジティヴに戦うという意識改革が始まりでした。それまでのカープが、個々の根性論や精神論に依存し過ぎていたのを、彼は気づかせてくれました。日本の緻密な野球には適応し切れきず、チーム成績を上げることはできませんでしたが、球団のカルチャーに新しい風を吹き込み、目覚めるきっかけを与えてくれたのは間違いないでしょう。


P1060094_2016091909324941d.jpg続いて野村謙二郎監督が、投手陣とセンターラインを時間はかかったけれど、なんとか整備してくれました。特に二遊間二遊間がしっかりしているのに弱かったプロ野球チームを、僕は見たことがありません。その逆もまた然り。足が速くて肩が強く守備範囲が広い菊池、田中の両選手がセンター丸選手と共に素晴らしい守りをしてくれたことで、ピッチャーが育ちました。中でもキク。今年のMVPは世界一の守備を見せてくれた彼にあげたい。加えて、この3人が攻撃では1〜3番で機動力を発揮したことで、ポイントゲッターのバッターも成長しつつあります。右の写真は、まだ高校生だったキャンプで、前田智徳選手の打撃に見入る丸選手。先輩が凄すぎて溜息が漏れていたけれど、今やかなり近づいた域に。


そしてマーティーの叩き込んだ意識の持ち主でありかつ外の世界を見てきた黒田選手と新井選手が、志はそのままに、誰からも認められる人間性を身につけて帰ってきてくれた、これは本当に大きかった。


とかく純血主義に走りやすかったオーナーも、他球団が優秀な人材を手放すと速攻で引き込むのを厭わず、そうしてやってきた石井琢朗、新井宏昌、河田雄祐の名コーチ3人はチームに新しい考えや技術をもたらしました。オーナーもたまには褒めてやらにゃ。


2006 CARP 日南&神宮 - 02もともと眼力に定評のあったスカウト陣は、逆指名制度がなくなると共に花形選手へのアプローチもするように。甲子園で活躍した等全国の注目を浴びた選手に対しては、どうせ来てくれないと最初から及び腰なところがありましたが、彼らならではの力、というのがあるのは、福井、野村、今村、大瀬良といった投手達で明らかに。そしてアメリカからはシュールストロム駐米スカウト達が、広島への深い愛の下、日本にフィットする選手を送り込みまくってくれました。この10数年の助っ人、特に投手の成功率は驚異的です。以前はピッチャーはアメリカから連れてきてもダメ、というのが半ば常識ではなかったかなと。


その間にできた美しく楽しい新広島市民球場マツダスタジアム。ファンは自分達で作ったその球場に吸い寄せられるように、新しいユニフォームを身に纏って集い、いつの頃からかスタンドは毎日赤く染まるように。旧市民球場は廃止が決まるちょっと前まで、スタンドの一部以外空席なのが当たり前、広島の商圏を考えたらこれが精一杯なんて分析までされていたのが嘘みたい。


そして、緒方監督が大きく変わった、今年はこれがすべて。去年は優勝できる戦力と思っていたので、1年目とはいえ監督の采配、発信する言葉にがっかりしたものです。その象徴が、CS進出がかかっていたのに手も足も出ずに負けた最終戦。試合内容も酷かったけれど、その後ファンへの挨拶さえ拒否した姿に、ああこれはまた指揮官が交代するまで優勝はないなと失望したのは僕だけではないはず。ところが変身した、それも本当に驚くほど。柔和な表情で選手をよく褒め、失敗した選手には一方的に悪く言うことなく適切にフォロー、ファンへもきちんと向き合い、周りに常に感謝の気持ちを表するようになるとは、去年とは180度違います。シーズンオフに猛反省と共に猛勉強をしたのではないでしょうか。ここは讃えられるべきです。本当に見直しました。まだまだ疑問符のつく隙はあるけれど、もしかしたらとんでもない優秀な指揮官となるかも。過去、外野手出身に監督業は厳しいデータがあり、外野育ちで日本一になった監督はわずか3人、若松、西村、秋山の各氏しかいません。ただしみんなセンターで、うち2人は内野経験者でもあります。緒方監督は、セカンドで鍛えられた後センターに定着した人、日本一になる資格は十分。


とすると、これから再び黄金期を迎える予感さえ!


まずはこの秋、日本シリーズに出よう!経験を積み上げよう!


P1060151 (1)P1060155_20160919093250d00.jpg最後に、思い出の写真を2枚。今年、主力となって優勝に貢献した丸君と安部君が、入団1年目の高校卒業式前のキャンプで居残り練習していた時と、その時にいただいたぎこちない筆跡の初々しいサイン。伸びた坊主頭が印象的な爽やかな好青年でしたが、立派になったなぁ。もう気安く声をかけられる存在ではなくなってしまった。あ、でも、彼らのFA権はこの時に剥奪しといたので、大丈夫。










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まさかじゃない!〜カープはとても弱かった〜 

IMG_0394.jpgIMG_0346_2016091121131772e.jpg僕らの広島東洋カープが、25年ぶりに、優勝!万歳!


91年の前回の優勝時、僕は大学1年生。歳下の選手は1人もおらず、みんなおじちゃんに見えたものです。でも今回の優勝チームにはもう、歳下の選手しかいない。中心にいる大ベテランの黒田だって新井だって、新人の時の荒削りな姿をよく覚えている、そんなおじちゃんに、僕の方がなってしまった。かくも長い時間、1度も優勝できなかったなんて、罪だなぁ、カープは。


P1030032.jpgこの間に、留学して、仕事をし始め、結婚して、息子達を授かって、家を建てて、なんていう人生の大きな変化が何度もありました。今の僕の生活であの頃に思い描けていたことなんて一つもありません。そりゃそうだ、20代、30代を通り過ぎたんだもの。かくも長い時間、1度も優勝できなかったなんて、本当に罪だなぁ、カープは。


僕が幼い頃、カープはいつも強かった。今と同じく原石をスカウティングしてきて育て上げ、知的にゲーム運びをして勝つスタイルで、何かと優遇されているジャイアンツと競り勝った上で頂点に立つ姿は、誇りでした。ところが、その時にあったはずのチーム作りのメソッドはブラッシュアップされず、逆指名制度やFA制度という外的なマイナス要因もあって、91年の優勝以来、長い長い低迷期に。


2005 CARP 由宇千葉マリン - 19そんな中、僕のカープ熱はどうだったかというと、冷めることなく続きました。むしろネットのお陰もあって折に触れ沸き立ち、その結果カープを愛する友人達に囲まれるように。それも、打撃に比べると全く目立たなかった倉の守りを高く買っていたことや、新聞各紙の先発予想の外れを読み切ったこと、相手選手の癖を見抜いたりしたことなんかで、コアなファンの方々にまで一目置いてもらえたりも。たまたま、なんですが、自分が好きで熱中していたことで認められるのは嬉しかったなぁ。ちなみに今の仕事場だってカープファンとして知り合った先輩から声をかけてもらったもの。また由宇や日南の地元ファンの方々が橋渡ししてくださったお陰で仲良くなった選手もいるし、挙句には新聞にも載った...。この数年は仕事が忙しかったりシングルファザーとなったりで、球場にはほとんど行けなくなってしまったけれど、代わりにケーブルテレビで毎日のように観戦し、声援を送る事ができるように。もっとも、カープを応援するのはストレス解消どころか、ストレスの一因にさえなることがあるのですが。


そもそも、これはまずいぞ、と僕が思い始めたのは98年頃。黄金期を知る選手達が皆引退してしまい、チームの新しい支柱となっていた野村謙二郎が怪我でショートを守れなくなってきた時です。バッターこそ出てくるものの、ピッチャーを含めた守りの方では育成が全く上手くいかず、有望な選手は獲得できずで、とりわけ正田耕三や謙二郎が抜けた後の二遊間に入れる若い選手が不在、ユーティリティープレイヤーの木村拓也や助っ人外国人選手が守っていました。そんな破綻している内野をバックにしては、ピッチャーだって育つわけがない。


2006 CARP 日南&神宮 - 19IMG_0472_2_20160911211327b6b.jpgそこで僕は1軍を観戦する傍ら、2軍にも目を向け、二遊間を埋めてくれるかもしれない若鯉達に熱烈にエールを送っていったのですが、振り返るとあの頃が一番の暗黒期でした。だって、首脳陣に選手達を育成するノウハウがない、用兵のロジックもない、もちろん目配り・気配りもない。だから怪我人が続出する。選手サイドも自分のことだけを考える傾向が強く、チームとしての一体感がまるでない。さらにファンも、関東勢がなぜか熱くなっている一方で、広島では相変わらずガラガラ状態、どこかしらけムードさえ漂っていました。口では皆優勝を目標にしながら、実際は戦う前から負けている...。外野席の僕達が目の前のレフトの選手にベンチからの指示を教えてあげる、なんていうとんでもない出来事も。IMG_0384.jpg勝てるはずがなかった。まさか、のラッキーがあったとしても頂点には程遠かった。かくも長い時間、1度も優勝できなかったなんて、罪ですが、必然でした。




続きは次回に。










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スターの持つ力 

僕の愛する広島東洋カープの、年に一度の千葉遠征。IMG_0216.jpg千葉ロッテとの2連戦は毎年、入梅後の6月中旬の平日であることが多く、なかなか行けないか、行けてもずぶ濡れになる、そんなカードです。そしてまた、力の差をまざまざと見せつけられ、これをもって鯉の季節が完全に終わり、という悲惨なカードでもあるのですが、今年の開催は、個人的にもお天気的にも、そしてペナントレース上まだ微かな望みがあるという意味でも、とても好都合な先週の日曜日でしたので、息子達を引き連れての観戦に。


IMG_0214.jpg滅多に行けないのだからと大奮発し、QVCマリンフィールド名物の、グランドにせり出した「フィールドウイングシート」を抑えたものの、試合は例によって見るところなく完敗、スコアだけでなく、評価としても0点の凡戦中の凡戦でした。が、ショーゴとカンタは、家路への車中も、寝る前も、そして翌日までも興奮冷めやらず。それというのも、野球に熱を上げ始めてから初めて、選手に直接サインをいただいたからです。


IMG_0197_20130523202309.jpg練習を見るのも好きな僕は、いつもの通り開門と同時に入場、フラッグ掲げて選手と交流するのを狙っていたのですが、以前と違ってそこにはネットが張られており、選手と近づける雰囲気にありません。これなら内野のもっとホームベースに近い席をとるべきだった、と後悔し始めていた練習終了間際、この日登板予定のない大竹寛投手が、僕らの近くにいたファンの「サイン下さい」という声に反応、すぐそばのネットのかかっていない所へ寄ってきてくれました。


すかさずショーゴとカンタにゴーサインを出すも、ショーゴはこういう時に機敏に動ける子ではなく、カンタは急に広がった人だかりに弾き飛ばされ、みるみる輪の外の方へ。大竹投手は、汗をダラダラ流しながら熱心にサインをしていくも、人だかりは減るどころか増えていく有様。結局100人くらいに膨れ上がり、いつ終了となっても不思議ではない状況で、ああ、これはしてもらえないかなと内心諦めつつ、そこを動くな、最後の最後に「僕まだもらえていません」と叫んだら子供にはしてくれるかもしれないから、とアドヴァイスして見守っていました。


P1190121.jpgところが大竹投手、凄かった。僕らの予想に反し、なんと切り上げることなく求めた全員にサインを!グランドに落ちるのではというほど身を乗り出してアピールしていたカンタの帽子にも、その後ろでおこぼれを待っていたショーゴの帽子にも、同じようにサインをしてくれました。思わず「お前達、やったなぁ!もう今日帰ってもいいなぁ!」と言ったら、大竹投手、笑ってました。最後の1人に書き終えた時、その場で自然に沸いた「ありがとう」の歓声と拍手に応える姿のかっこよさ。選手がサインをするシーンは見慣れている僕も感動したほどなので、子供達の喜び方といったら!試合開始後も一方的になっていく試合そっちのけでサインを見つめ、その後も、というわけです。


IMG_0212.jpg大竹投手は入団後早くから頭角を現すも、長らくあと一皮が剥けないもどかしいピッチャーでしたが、怪我をして戻ってきた彼は、ピッチングがうまくなっただけでなく、人間的にも1流になったんだなぁ、そう思わずにはいられない立ち振る舞いでした。もう「はぶてるな!」なんて野次も飛ばせません。そして子供達はといえば、すっかり大竹ファン。もちろんカープのこともなお一層好きになってくれたようです。この感激は、きっとずっと忘れないことでしょう。弱くてだらしないカープだけど、このままずっとお父さんと一緒に応援してくれるかな?








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友を訪ねて、3度目の日南2軍キャンプ 

昨日から1泊2日で宮崎県の日南に行って来ました。広島カープのキャンプ見学のためです。朝5時前出発の強行軍なのと、まだ1軍が合流しておらず2軍しかいないのとで、家族連れずの一人旅。日南へはこれで3回目です。こういうのを許してくれる嫁さんでよかった、と珍しく感謝の気持ちです(どうせこのブログは見てないんですが)


2軍キャンプですので、IMG_0410.jpg誰かお目当ての選手がいるのかというと、以前ご紹介した山本翔捕手でしょ、それから2年前に応援するよと約束している安部友裕内野手。でも、あれだけ支持した甲斐雅人選手に対したのと比べたらねぇ、あそこまでは熱狂的にはなっていません。


今回の旅の目的は、それよりむしろ、2人の友人に会うことでした。左下にあるこのブログのリンク先にもなっている、宮崎県のこれぞカープファンというべきカープファン、夏鯉さんzoffさん。おふたりとも大人気のブログを運営されておられる有名人。僕はだいぶ前からお世話になってとても親しくさせていただいています。ただカープが好きな者同士、というのではなく、カープに対する思いや情熱、価値観が通じ合う、そういう仲なのです。夏鯉さんは、4年前初めて来た日南キャンプで、甲斐選手のお母さんがブログをご紹介して下さったのが始まりで、いうなれば甲斐君が引き合わせてくれた方。そしてzoffさんは、夏鯉さんにとりもっていただいて意気投合するようになった日南っ子です。おふたりとも甲斐選手が戦力外通告を受けた際には、「他球団に向けて彼の良さをアピールしよう!」という呼びかけに快く応じて下さり、僕の記事にトラックバックして下さった結果、とんでもない数のアクセスをいただき、ひょっとしてひょっとするのでは、という夢を見せてくれました。


いつかお会いしたい、と思いながら、ネット上だけで仲良くしてきましたが、僕が日南キャンプに行かない限り対面するのは難しいのではないか、とも考えていました。甲斐君いなくなってしまったから、キャンプを見に行く気持ちにはなかなかならなかったのですが、とれた連休初日がおふたりが見学に来る日曜日だったこともあり、ここを逃したらチャンスはまたしばらくないぞ、と出撃を決定。


もっとも、事前にご連絡していません。だって突然現れた方が面白いでしょう?幸い、夏鯉さんは、宮崎ではお仕事でテレビにも出ている方で、僕もお顔を存じていました。そして、7日におふたりともいらっしゃること、夏鯉さんは朝からいらして、zoffさんは午後来られることもわかっていました。


キャンプを開催している日南の天福球場へ着いた時はちょうど選手のランチ時。さりげなく夏鯉さんを探しますが、お客さんは50人もいないのに、なかなか見つかりません。あまりキョロキョロするのも憚れますし、先に見つかりたくないなぁという欲求もあり、結局1時間くらいかかりましたが、無事発見。zoffさんも夕方にいらっしゃり、お会いすることができました。おふたりとも大変驚いて下さり、僕はとっ~ても嬉しかった!(zoffさんとの出会いの様子は、こちらを是非)


あれやこれや話をしていたらあっという間に夕方になり、練習終了。おふたりのご家族と、球場の外で選手の出待ち。皆さん、春も秋も毎週のように来ているので、一部の選手は丁寧に挨拶までしていきます。すごい!おかげで、山本翔捕手と安部内野手とお話することができました。


翔さんは、IMG_0431.jpgすでに日中グランドで、僕の顔をどこかで見たことがあると思ったのか、はたまた人違いかわかりませんが、目が合った時にちょっと会釈してくれていたので、厚かましくも先の記事をプリントしたものを渡してしまいました。少しは励みになったら嬉しいなぁ。何せ僕はキャッチャーが好きで好きで、練習の見学となるとほとんどキャッチャーの近くで過ごすのですが、その中でも翔さん見てる時間が長いと思います。下半身が強く、それでいて柔軟性があり、中でも足首がとても柔らかいので、キャッチングの安定感は抜群です。IMG_0474_1.jpg構えているこの写真を見て下さい。足裏は地面にちゃんとついているのに、膝頭がよく下に下がっています。多くのキャッチャーは膝がもっと立ってしまいます。これなら不意のショートバウンドにも膝を落として一瞬で対応できます。声もよく通り、そして大きく、いつも元気いっぱい。守りに強いキャッチャーです。ちゃんとチャンスをあげて欲しい!


安部君は僕のことを思い出してくれ、狂喜乱舞!IMG_0418_1.jpgカープの練習球にサインをいただいたのですが、2年前まだ高校生だった頃に比べずっとプロらしくかっこいいサインをしてくれました。いえ、サインだけではありません。体もよく鍛えられ、がっちり太くプロのそれになっていました。でも、愛嬌は失っていないのがニクい。zoffさん一家が仲良しなのをいいことに、ちゃっかりツーショットまで撮らせてもらいましたが、すごい笑顔で応じてくれました。IMG_0446.jpg安部君は、俊足揃いのカープにあって、1、2を争う韋駄天です。僕はナンバーワンじゃないかと感じてたのですが、ご本人曰く、昨秋計った時は赤松選手に0.02負けたと。ま、等しく球界トップレベル、ということですね。が、それ以外の選手には負けていないそうです。なるほど目立つわけです。僕は、ルーキーで大人気の堂林君と庄司君も大変だ、この足の速さにはどんなに練習しても追いつかないんだから、スピードと守備は入団して来た時の野村謙二郎に勝ってるよ、ただ、謙二郎は気持ちがすごく前に出てた、たくさん失敗してたけれどもめげなかった、そこだけは覚えておいて、と偉そうに檄を飛ばしましたが、安部君は嫌な顔するどころかむしろ目を輝かせて、ありがとうございます、頑張りますっ!と応えてくれました。バッティングに悩んでいるようで、客席から見ててちょっと重心が高いんじゃないかな、それで当てに行くようになってしまうんじゃないかな、と感じたのですが、ストレッチも取り入れているそうですから、いずれは腰から下に柔軟性も出て来るのではないでしょうか。カープは長らくこれぞ1番バッターと言う選手、これぞショートという選手が出ていないので、是非伸びて来いっ!


夜は夏鯉さん、zoffさんのご家族とご一緒させていただき、宴会。カープ談義に花を咲かせました(もちろんその時の写真はここには載せられませんが)。突然押し掛けた珍客なのに、とても楽しいひとときをどうもありがとうございました。


僕は明くる今朝、一人で選手の出勤をお迎えしました。当然翔さんと安部君に、おはようございます、今日も1日頑張って、と声をおかけしました(ルーキーの伊東君は僕を記者さんと間違えたみたいで丁寧に挨拶してくれました。実にいい子だ!)。昼まで練習を見学して、帰路に。当初は最後までいよう、人が見ていない時程見ていてあげたいと考えていたのですが、平日に大の男があんまり長い時間いても薄気味悪いかもしれないし、するべきことはすでにしたわけで、引き上げてしまいました。2日で15時間を移動に費やしたけれど、いやぁ、楽しかった!


キャンプ全体や他の選手については、zoffさんのブログ『ALL YOU NEED IS "CARP"』がとても詳しくお薦めですので、是非ご覧下さい。夏鯉さんのブログ『夏と海と空と鯉』は、理由あってお休み中だそうですが、ある日突然再開するかもしれませんから要チェックです。


さっ、また、熱く2軍を応援したくなってきたぞ~!!















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こんなところも見て欲しい~山本翔捕手~ 

プロ野球はシーズン終了。今年、僕は思うこと多々あり、色んな方にお誘いを受けながらも、ほとんど応援をせず、試合観戦すらあまりしませんでした。いつもの結果になりそうだったから、ということでは決してありません。勝てないことは嫌ですが、それで愛情がなくなるなんてことはないです。弱い、滅茶苦茶弱い、だからどうした、今に強くなってやる、そんな気持ちは、熱心な野球ファンの方々なら贔屓球団を問わず、理解していただけるのではないかと思います。


僕がカープに距離を置いてしまったのは、結果でなくプロセスが全く気に入らなくなったから、といえます。ブラウン監督が就任時に掲げた、チームに関わる全ての人の力を結集しよう、「ALL-IN!」というとても素晴らしい理念が、僕の目には空疎化してしまったように映りました。チームの運営、試合での用兵が行き当たりばったり。裏づけがない、目配りも足りない。そう感じながら見続けることが堪え難かったのです。


もちろんプロですから結果は大事です。それは野球に限らず、あらゆるビジネスシーンで当然のこと。お金をいただく以上、仕事は結果を出さねばなりません、僕も含めて、です。では、成果を上げられれば途中の道のりはどうでもいいかというと、僕は断じて違うと思います。そもそもいい成績を出せる人はどんな分野でもほんの一握り。それもそこに行き着くまでには失敗の方が多い。運や縁も必要で、自分の能力や努力ではどうにもならないこともあります。


人としての価値は、いい数字をあげられるかによりはむしろ、どう取り組むか、どう進むか、そこにあるはずなのです。僕はカープの試合を見るのも好きですが、練習を見るのも大好きです。それはそういう理由からです。縁あってカープに入って来てくれた選手達が、目標に向かって頑張るその過程は、是非、多くのカープファンに見つめてもらいたいです。一方、球団には、今年それに値する内容のステップを踏んでいたのかな、と顧みて欲しいです。


そういう視点で眺めると、今のカープには1人、素晴らしい若手がいます。背番号61、山本翔捕手です。福岡有数の進学校東筑高校で、強肩強打そして俊足で鳴らしたキャッチャー。カープが誇った凄腕の村上スカウトが惚れ込んだ逸材で、礼儀正しいことが評判の好青年ですが、ドラフト5位という下位指名での入団以来8年間、ずっと2軍暮らし。キャッチャーというポジションはただでさえ下積みにかかる時間が多い上、後からドラフト上位で後輩達が来たために、2軍の試合ですら守備にはおろか、打席にもなかなかチャンスがもらえません。


が、それでも心折れず腐りません。P1060084_2.jpgそれどころか練習への熱心さはカープ屈指。加えて、単に自分のためではなく、チームのためを考えた行動が目を惹きます。写真は去年の春の日南2軍キャンプで撮影したものですが、練習の合間、トンボでグランドをならしています。これ、整備係が呼ばれる前に、自分で道具をもってきてやってしまっているのです。他にもボールのかごが空になると、誰に指示されるのでもなくベンチへとりに駆けて行きます。一番きつい練習をしているキャッチャーなのに、まるでチームで使える時間を惜しむかのように、ほんのわずかの隙間時間にも働いてしまうのです。自分が使ったのだから、という気持ちでやっているのでしょうが、他の選手は自分の準備で精一杯で誰も真似できません。己のことだけにでなくチーム全体に目がいく度量は、キャッチャーとしてはもちろん、社会人として満点、いやそれ以上。いつ見てもほれぼれとします。


さらにもう1枚。P1060083_2.jpg中央右側のマスクを投げ渡しているのが山本翔捕手です。これは、後輩の捕手2人と計3人でローテーションを組んで守備の連係プレーの練習をしている時の1コマですが、打球を追いかけ後輩が放り出したマスクを、拾って渡してあげているのです。先輩なのに、後輩の防具を!しかも、彼の番に彼が投げたマスクを後輩2人は拾わないのに、です。拾う必要性は低いかもしれません。でも、グランドに転がっていれば、それに誰かがつまづいて怪我したり、あるいはマスクが壊されてしまう万一の可能性があります。何より体の一部である防具をそのままにしておけないスピリットと、それをたとえ後輩相手にでもする気配りは賞賛されるべきです。


僕は彼にはサインを戴いたことがあるとはいえ、甲斐元選手みたいに親しくさせていただいているわけではなく遠巻きに観察しているだけですので、どんな気持ちでそうしているのか本当のところは知りません。そして、今後ちゃんとチャンスをもらえるのか、選手として花を咲かせられるのかも、わかりません。ただ、どんな状況下であれ、チームへの貢献に向かってそのプロセスを大事にする姿は、野球選手としてはもちろん、1人の人間としてもっと視線を注がれ、評価されていいと思います。これから秋そして春のキャンプをご覧になる皆さん、是非、そんなところも見てあげて下さい。








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10月16日追記
翔君の記事、そして日南キャンプ情報はこちらzoffさんのページが詳しいです。



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