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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

美味しい毒茸、アンズタケ 

夏恒例の茂木町近辺でのミヤマクワガタ&茸採り、今年3回目はショーゴもカンタも揃っての3人での日帰り旅でした。IMG_4899.jpg去年のようにキャンプをしたかったけれど、ショーゴは県大会を控えしかも受験生、前後のスケジュールから厳しく、泊まりはなしに。その分朝早起きして、9時過ぎには現地入り。今度こそミヤマクワガタを、と意気込み、あちこちの林に入りクヌギやコナラを片っ端から揺らしましたが、落ちてくるのはやはりノコギリクワガタばかり。ノコを50匹くらい見た合間に、かろうじて大型の♂1を含む8匹を確保という結果でした。


DSCN4532.jpgDSCN4533.jpgゴム槌を振り続けること4時間余り、自分が知っている好ポイントをあらかた周り、今日もミヤマは少ないなぁと、雑木林の端に腰を下ろして休憩していた時、すぐ脇の斜面に蜜柑色した派手な茸が点々と。もしやこれは、とすぐにピンと来て、持ち歩いている図鑑で確信したのは、アンズタケ。フランスではジロールGirolleとかシャントレルChanterelleと呼ばれ広く親しまれている茸です。前々から日本にも生えるとは知識としてあり、フレンチ好きな僕は、セップCepe、モリーユMorilleに親しんだ次はこの茸を、と思っていましたが、一度もお目にかかったことがありませんでした。それをここでこんな風に見つけるとは。


IMG_4905.jpg最初の1本を手にすると次から次へと見つかるのが茸の面白いところで、よく見ると下草に隠れてあちこちに。小さいのはそのままにしてそれなりに育ったものだけを収穫しましたがご覧の通りの量になりました。見慣れない茸はやはり何かの毒茸ではないかという不安感がありますが、まとめて匂いを嗅ぐとほのかに杏の香りがするのでもう間違いありません。


...が、日本ではアンズタケはそもそも毒茸扱いと。知らなかった。いわく、ヨーロッパでは食べられているけれども、微量ながら毒をもっているので注意が必要だとか。もしかしたら日本のだけが毒をもっている亜種なのかと調べましたが、そういう記載は見当たらず。じゃあ量に気をつければいいのだと思いきや、今度はまた別の怖い記述が。チェルノブイリ原発事故の後に輸出されようとしていたこの茸にセシウムが蓄積されているのが判明、大量に廃棄処分になったというニュースがあったことから、放射線物質を取り込む特性があると見られる、と。が、これはどうやら地面に生える菌根菌の茸共通の性質であってアンズタケに特異的なものではないようです。採取した茂木町は福島の原発から100キロ程で、そこで採れる野生茸は未だに出荷制限がされてはいますが、一方で、セシウムが検出されなくもなってきているようです。そもそも去年もここで採れた夏の茸、食べちゃってるし。


IMG_4933.jpgなので、やはり食卓へ。IMG_4942.jpg茸は本当は水洗いしない方がいいのですが、できるだけ土を落としたく流水で掃除してみたところ、実に鮮やかな山吹色になりました。沢山食べたら消化に悪いだろうと、半分を使ってチキンクリームパスタにしたら、いやぁ、美味しい。歯ごたえも旨味もあり、彩りが美しいヒラタケのような感じでした。


アンズタケは他の菌根菌の茸以上に、同じ所に繰り返し生えるようなので、今後への楽しみがまた1つ増えました。












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読み通りのアミガサタケ 

前回予想した通りに!IMG_3763.jpg桜が散り、人気の少なくなった公園で、地面を覆うソメイヨシノの花びらをかき分け、タンポポやスミレと競うようにして、「あいつ」、そう、アミガサタケmorilleが生えてきていました。ピントを合わせるのは、普通は向こう側のニホンタンポポかもしれませんが、僕達にとっては主役はもちろん手前側。


IMG_3769.jpg土曜、日曜で、我が家の周りに点在するアミガサタケポイントを周ってみましたが、見つかったのは全て、成田市近辺では一番多い黄色いタイプのイエローモレル。採りごろのサイズに育っている場所もあれば、まだ収穫するには小さすぎるものばかりの所もありました。全体としてはやはり出始めで、ピークは次の週末ではないかと。右の写真のような、小さくて黒っぽく、網目の色合いのコントラストが強い幼菌はそのままにしましたが、それでも50本あまりを手にすることができました。


IMG_3773.jpgIMG_3795.jpgそのうち状態の特に良いもの15本程を選別、去年採って干してあるストックとともに、3年前のこちらの記事同様、早速クリームパスタに。いやぁ、やはり旨味あり、歯ごたえあり、香りありで、素晴らしい天然食材です。残りはよく洗って、新聞紙を敷いた笊の上で干しました。


だいたいいつもここから大型連休の初めまでの2週間が出現期。数年に1度ある外れ年以外では知っているポイントだけで100本は収穫できますが、年により条件が揃わず生えてこなかったりする場所もあるので、さらなる発生場所を見つけるべく探してみました。狙うのは、公園のような陽が当たる明るい開けた所で、ソメイヨシノの成木があり、地面には適度に下草も生えていて踏み固められておらずIMG_3778.jpg池のほとりや定期的に散水されるような水分に恵まれた土地。そんな場所を春までの間に見つけておいて、胸躍らせて探しに行くのですが、なかなか生えていないものです。僕らから見てこれぞという好条件の場所を当たっても、生えていないことの方が多いです。今年は新たに1箇所見つけましたが、同時に3箇所で空振りしました。


IMG_3783.jpg生える場所を見つけるには、生えているこの半月しかチャンスがありません。植物と違い、他の季節には影も形もないのです。また、仕事で平日は見回れないし、この時期雨も多いので、実質2、3日の勝負。さて、新たなポイントは発見できるか、その辺もアミガサタケ採りの面白さです。











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一文にもならない白いテングタケの見分け方 

先週の日曜日と昨日の土曜日、2週連続で、房総のむらで定例の茸観察会が開催されました。が、今年は夏の終わりが早く9月には残暑らしい残暑がなかったこと、まとまった雨が少なかったこと、さらには草刈りがなされた直後だったことなどが影響したか、さっぱりの収穫でした。僕はこのイベントを通じて食べておいしい茸を毎年少しずつ覚えていくのですが、両方とも空振り。で、代わりに整理しておこうと思ったのが、よく目にするいかにも茸らしく立派な形をしたテングタケの仲間のうち、白いもの。白いテングタケには死に至らしめる猛毒の茸があるので、本当はもっと早く覚えておくべきなのですが、どれもこれもよく似ていて、これがなかなか難しい...。


DSCN0139.jpgIMGP4361.jpgまず僕だけでなく我が家全員が確実に識別できるミヤマタマゴタケ。名前がついたのがごく最近ゆえ記載されている図鑑が少ないにもかかわらず、最初の出会いに感動があったため、自信をもって判別できます。房総のむらには不思議とたくさん生える茸で、昨日も結局は一番多く見つかっていました。特徴は卵状のツボが二重になっていることと傘の淵に定規のメモリのような細かい条線があること。そして、真っ白であることは少なくて、傘は薄くグレーがかった色をしていることが多いです。おいしく食べられる、という報告もあるのですが、似ている茸の毒を思うと、口にする勇気はありません。


IMG_0762_2014100520120663c.jpgDSCN0084.jpg前から頭に入っているのは、シロオニタケツボから傘まで全身に同じトゲトゲがあるのと根本がこん棒状に太くなっているのが特徴で、これも家族全員見分けがつく茸です。過去亡くなった人はいないようですが、近縁種のタマシロオニタケが猛毒ということもあって、有毒であろう、と言われている茸。まぁ、真っ白でイボイボまみれですので、あまり食欲をそそる姿ではありませんが。


DSCN2877.jpgDSCN2802.jpg今年しっかり頭に入った感があるのは、コトヒラシロテングタケツボ、ツバ、傘の上のイボと、目立つパーツが揃った上に、色は真っ白と、威風堂々とかつ実に美しい茸ですが、ミヤマタマゴタケ同様、名前がついたのがこの10年ほどのため、図鑑にはまだあまり載っていません。特徴は、ツボがゴルフボールのように丸く、また傘のイボが明瞭ながら配置がランダムである点です。成田周辺では最近見かけることが多くなり、おかげで僕も自力で同定できるようになりましたが、図鑑で知識を増やしているショーゴはテングタケ科には詳しいくせにまだ覚えていないみたいで、恐らく唯一の、僕にアドバンテージがあるテングタケの仲間。ですが、食毒不明。まぁ、有毒とみておいていいと思います。


DSCN0064.jpgP1150733.jpg同じく真っ白で目立つ大きなものでは、シロテングタケもよく見かけるテングタケ。コトヒラシロテングタケとの違いは、傘の上にはイボでなく、ツボの名残がかさぶた状についていることが多く、しかもそれがクリーム色がかっていること、そして、ツボがあまり明瞭ではないこと、です。さらに傘の縁からツバの残りを垂れ下げ、地面にも粉状に落としていることが多く、その姿はなんとも不気味。有毒とされていますが東北の一部地域では食べているという話もあり、また、死亡例も見つからないので、致死的な毒成分はないのかもしれません。


IMG_0699.jpgIMG_0696.jpg最後に、まだ自分の知識として頭に入ったどうかもあやしいウスキテングタケ。その名の通り白といっても純白ではなく生成りの白。それ以外良くも悪くもこれといった特徴のない中型のテングタケで、野外で見つけてすぐ名前が出て来るほどまでは馴染んでいません。ただ、海外の近縁種では死亡例もある毒きのこ、同定できるようにしておかないと。


ずらりと並べた白いテングタケ。全部同じに見えるでしょう?これを見分けるようになったのだから、我が家の茸道も結構なレベルにまで来たのかなぁなんて、読み返しながら思ってしまいました。区別できても食べはしないので、何のメリットもなくただ楽しいだけなのですが。あとは、1本で確実に死に至らしめる猛毒の茸の御三家のうち、成田周辺で見られるドクツルタケシロタマゴテングタケの写真を撮ってこなきゃ。



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雑木林のカラーズ 

台風の通過とともに一気に涼しく秋らしくなった成田市。家の周りの雑木林には続々と馴染みのある大型茸が生えてきました。


IMG_0704.jpgIMG_0732.jpgIMG_0725_2013092913285773e.jpgクヌギやコナラの緑の中で一際目立つ赤い色タマゴダケ。6月から10月まで真夏の一時期を除き長く見られますが、一般的なのは左のようにややオレンジがかったもの。それが、昨日見つけたのは、今まで見た中で一番と言える程の、見事なまでの真っ赤。IMG_0756.jpgまるで我が広島東洋カープの初のCS進出を祝しているかのような「赤ヘル」カラーで、かつ、柄もいつになく太く立派なタマゴタケでした。その「卵」から顔を出したばかりのものを持ち帰り、濡らした脱脂綿と共に瓶に入れておいたら、1日で右のように成長しました。



IMG_0722.jpg次に目についたのは、真っ白な茸、シロオニタケ。全く他の色の要素を持たないような純白でかつ表面に棘のある姿は、ウエディングドレスというよりは白装束を連想してしまう危険な雰囲気です。そのためか長く食毒不明だった茸。IMG_0762.jpg今では、毒成分はあるものの致死力があるわけではないところまでわかっているようですが、食べてみようという気持ちには全くなりません。この秋は大豊作なのか、例年よりもひとまわり大きく感じるシロオニタケが、広い範囲に生えていました。


IMG_0727.jpg沢山生えていたといえば、もう一種、超大型の茸アカヤマドリもあちらこちらに。その黄土色ひび割れた独特の傘は、丼くらいある大きさも相まって、遠くからでもよく見えます。僕の大好物でこのブログでも度々取り上げている広義のポルチーニ/セップの仲間で、おいしいと言われる茸ですが、虫にとっても特別に美味なようで、たいがい傘が開き始める頃には、虫にたかられ、管孔(傘の裏)は溶け出し、嫌な腐敗臭を出し始めていることが多いのが惜しい。今回も10数本、たぶんキロ単位で発見するも、1本として満足な状態のものは採取できませんでした。


IMG_0703.jpg対して、1本だけながら状態もとても良いのが採れたのはムラサキヤマドリタケ。今までは家の周りでは見つけたことがなかったこの茸を1本だけ、収穫できました。この紫色もまた、大変毒々しく、お世辞にも美味しそうには見えないのですが、僕が自力で採れる茸の中で最上の味のポルチーニ/セップの一種。薄くスライスして香りを楽しむのもよし、そのままソテーして歯ごたえを味わうのもよし、干して旨味たっぷりの出汁をとるのもよしの、実に素晴らしい食菌です。人間同様、茸も見かけだけでは判断できないものなのです。近い種類のアカヤマドリに比べると、発生の条件に注文がつくようで、梅雨の初めの頃と、夏から秋へ移ろう9月中旬の限られた期間に生えるように僕は感じています。


IMG_0742_2.jpg落ち葉が積み重なった腐葉土の中から、どうしてこんなにもカラフルな茸が出て来るのか、実に不思議で神秘的。そもそもなぜこんな派手な色をしなければならないのかもわかりません。林の中で茸を追いかけていると、茸にまつわる神話が古今東西に渡りある理由が、なんとなくわかる気がしてきます





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庭に生えてきた茸 

月日が経つのはとても早く、もう築8年目に入った我が家。P1190497.jpgそんなにローンは減ったように思えないのだけれど。いつも見ているためになかなかそうは感じませんが、以前の写真と見ると、庭のクヌギとコナラの木々もどっしりと太く安定し、すっかりこなれた風景を醸し出してくれています。


P1190499.jpgそんな木々の根本に、茸らしい茸がトントントン、と。この茸は一昨年辺りから梅雨時にポツリポツリと生えるようになったのですが、今年はさらに勢いを増して生えてきました。傘の中央が窪み成長すると漏斗状になり、手で割ってみると裂けずにボロボロ崩れるという特徴から、ベニタケ属の茸であることは間違いありません。他、傘の周囲に条線があり、割れ目もあること、ひだは密ででも1本ずつが綺麗に離れていること、乳も出ず、変色もしないことなどから、ヒビワレシロハツ、ではないかと推測したのですが、いつもお世話になっている吹春俊光先生にお尋ねしたら、残念ながら違うよう。ヒビワレシロハツは傘の表面がより白く(チョークで塗ったようなつや消しの白地)、それが割れて下地がでるような感じとのことで、結論はベニタケ属としかわからない、と。ベニタケ属にはこういう名前がつかないのが多いんだよなぁ。


P1190506_20130622151145.jpgP1190498.jpg庭ではこれまでも地味な茸なら目にすることはあり、その度に吹春俊光先生から、キツネタケ属、アセタケ属、ワカフサタケ属の3つは、外生菌根菌の遷移初期に発生する御三家として教えていただいていたのですが、この茸は、同定はできなかったとはいえ、それらと比べて大きく風格があり、嬉しさは一入。


P1190502_20130622151052.jpg家のローンを完済する頃、このミニ雑木林からはもっと凄い茸が生えて来る、なんてことになったらいいなぁ!









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