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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

4年ぶりの夏の愛媛 

4年ぶりに夏の愛媛に。今までだと3月くらいからソワソワする年に一番の行事ですが、今回は母の新盆法要が主の短い夏休み。息子達もそれぞれに生活があり、我が家は僕1人です。もしかすると家族3人での旅行は、春の納骨での帰省が最後なのかもなぁ。


1人だし、コロナ禍で出張がなかったためマイルも溜まっていないしで、初めて成田空港第3ターミナルからジェットスターに乗ってみました。IMG_5587.jpegPeachは利用したことがありますが、あちらはLCCながらANAと同じ第1ターミナル。で、ジェットスター、飛行機に乗り慣れている僕には、とても良かった。手厚いサポートは要らないしその分安く移動できるのでこれはありがたいなぁと。しかも定刻よりも15分程早く到着してくれたおかげで、松山駅で予定より1本、1時間早い特急しおかぜへ接続してくれたため、宿となる休暇村瀬戸内東予には自宅から5時間かからず到着、過去最速。子供の頃には早朝家を出て羽田空港から福岡空港もしくは大阪空港で乗り継ぎ、松山では交通渋滞に巻き込まれ、やっと乗った急行いよで1時間以上かけて今治、という、丸々1日かけて辿り着く遠い遠い所だったのに。


1人なので、妹のレンタカーに同乗させてもらうことにした結果、行動は彼女達、特に甥っ子の希望に左右されます。到着した土曜の午後は海にいくのかな、と思いきや、僕と虫採りがしたいと。もちろん任せなさい、と妹の運転でしまなみ海道へ。IMG_5623.jpeg久々の黄金ポイントに僕もワクワク。ですが、週末で先行者がいたらしくもぬけの殻。近くの、こちらはたぶん知られていないであろうというアキニレのポイントで、ノコの大きな♂と、見つけるのがなかなか難しいヒラタの♀を捕まえましたが、彼が欲しいのはミヤマクワガタ。もう1か所、4年前に見つけた場所も記憶を頼りに入ってみましたが、こちらも誰かが来た後だったようで空振り。なので手にした獲物は淋しいものでしたが、キラキラ輝くタマムシと、猪捕獲のトラップを見せられたのはよかったかな。


IMG_5644.jpeg明くる日曜日は、1週早い母の新盆。まずは山の中にあるお墓の掃除をし、近くの菩提寺へ。ここで4月に亡くなった叔父の家族と合流、法要を合同で執り行いました。彼は僕の父より6歳も若い73歳。とても明るくサービス精神たっぷりで、僕の一番好きな親戚のおじちゃんでした。12月の母の葬儀の際とても痩せた姿だったものの、胃癌で食道から腸までバイパスを作る大手術して、それでも生きとるんよ、今の医療は凄いんよ、と得意気に話してくれたのが最後。春になり急激に悪化したようです。亡くなる前夜、息子(僕の従兄弟)に向かって、自分はもう死んでる、今まで連絡を控えてきた大事な人達に「父は死んでいます」と連絡しろ、という無茶な指令を出したと、実に叔父さんらしい逸話も遺し。まだ100日しか経っておらず、従兄弟の目には涙が。


その後は、母と叔父のお墓参りをし、会食、解散。一旦宿に戻って着替えたら、IMG_5674.jpegIMG_5601.jpeg夏休みモード全開、浜辺に降りて海水浴を楽しみました。4年ぶりに入った瀬戸内海は、それはそれは気持ちよかった。子供の頃、叔父ちゃんによく放り投げられたよなぁと思い出しながら、僕も甥っ子を。夕方まで全力で泳ぎました。夕飯が美味しかった。


翌日は1日中海釣りをして過ごす目論見で、釣具もたっぷり送ってあったのですが、沖縄諸島を進む台風の影響で朝から雨、波も高く、断念。水着で入る温浴施設、クアハウス今治へ。ここができた高校生の頃はものすごく賑わっていた施設ですが、老朽化した館内はほぼお年寄りの集いの場に。おかげで昔は並ばないと楽しめなかったウォータースライダーも独占状態。2時間ほど楽しんで、昼ご飯にいつも必ず行くうどんの人気店へ。でも店頭に、人手不足で提供に時間がかかりますという告知があり、商品も、瓶だしうどんのはずが瓶には入っていないという、ちょっと寂しい様相。天気は概ね回復、海の荒れもだいぶ収まっていたので、迷ったもののアオイソメを少しだけ買い、釣りをすることに。でも海で遊びたい甥っ子もいるので本来狙いたい根魚の釣れる防波堤へは行かず、海水浴場の砂浜に。そこでキスを狙って投げるものの、1年ぶりの釣りで糸が劣化していたようで、2、3回投げては錘ごと失うという失態を3回。魚の反応はあるものの、波も大きくて甥っ子は遊べず、空模様も安定せず、餌を余して帰宿、フラストレーションが溜まる残念な日になりました。お金かかってるのになぁ。


チェックアウトする火曜日も、朝から天気は雨混じり。IMG_5683.jpeg波は前日よりもさらに激しく、泳ぐのにも釣りするのにも厳しい。残っていたアオイソメを海に流しに行ったついでにちょっとだけ釣竿を振ってみたら、小さな小さなハゼが。本当ならこれを餌にマゴチでも、といきたかったところですが。僕が出立するまで何をしようか甥っ子と話し、平日で雨というのは虫採りにはチャンスでもあるという僕の言葉にのってくれ、全員で島へ。そちらでは運良く雨が上がっていたこともあり、言葉通りに彼が欲しがっていたミヤマクワガタと、僕が見たかったネブトクワガタを見つけました。そして宿へ戻り、温泉で汗を流し、IMG_5688.jpeg壬生川駅から1人アンパンマン列車に乗り松山駅、松山空港からジェットスターで成田に帰りました。そうそう、松山駅からの路線バスでは、大声で隣の別のお客さんを恫喝するお客さんが出て、警察が出動する騒ぎに。僕は目撃者として取調べに協力、お陰で飛行機には滑り込みセーフ、というバタバタの帰路。全体的に慌ただしく、消化不良感の残る短い帰省でした。









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母の納骨 

2月24日、母の納骨をしに今治に行ってきました。


今治滞在は実に3年半ぶり。こんなに間が空いたのは、小学校1年で初めて訪れてから初めて、冬に訪れるのも初です。宿泊は、愛した「今治湯ノ浦ハイツ」がなくなってしまったので、「休暇村瀬戸内東予」に。今治市からお隣の西条市へ一歩入ったところにあるので、厳密には西条滞在ですね。ここに泊まるのは、湯ノ浦ハイツが全館貸し切りで2日泊まれなかった2012年以来。ただし何かとご縁はあり両親が54年前綱敷天満宮で挙式の際に利用したのが前身の「東予国民休暇村」、また昨夏、妹一家と共に夏休みを過ごし、ここの正面玄関での撮影した記念写真が、母の生前最後のものになった、そんな宿です。


昼の便で羽田から松山へ。そのままレンタカーで真っ直ぐ向かい、到着したのは16時前。59ABCE42-276E-4AC4-B5DF-0C732DB9D829 (1)せっかくの晴れた日なので荷解きもせずに周りの遊歩道を散策、燧灘の景色を堪能しました。どこからともなく香る沈丁花の香りに紛れて、夏を思い出させるこの土地ならではの匂いも感じ、気持ちよく散歩、浜辺まで。なのにカンタから「制服のネクタイを持ってくるのを忘れました」というメッセージが。何事も準備が大事、その取り掛かりがとにかく遅い、いつも言っているだろう、と叱りの返信を出すも、素直に謝る返信を見るまでもなく、どうでもいい気持ちに。太陽がギラギラと反射する夏とは、全く異なる優しげな砂浜が心地良かった。夕飯はコースのとらふぐ料理を堪能、温泉にも浸かってリラックス。


IMG_3856.jpeg明くる土曜日、伊予桜井駅近く、亡き祖父母の家のすぐそばにある菩提寺真言律宗「法華寺」で法要。国分尼寺を受け継いだ長い歴史のあるお寺です。こちらの住職さんの説法はピカイチに面白く、ちょっと期待したのですが、流石に四十九日と納骨とあってそれはなく。お墓もすぐそばの山の中にあり、そちらにもご同行下さり、無事に母を納めることができました。IMG_3870.jpeg2キロほど離れた場所には国分寺もあり、また古墳も見つかるなど、この一帯は恐らく伊予国府が置かれて昔は栄えたであろうという土地ですが、今は予讃本線の列車と、20年ちょっと前に開通した今治バイパスの車の音が聴こえるだけの静かな場所。あ、でも、真夏には早朝からクマゼミの、夜中にはカエルの大合唱が五月蝿いんだった。


その後しまなみ海道を見下ろすレストランに食事に向かう足で「青山石工房」さんへ。今回お世話になった墓石屋さん...というわけではありません。IMG_3873.jpeg2月の上旬、僕は成田から南に25kmくらいの東金市の鍋屋さんで友人と食事をしたのですが、その際、愛想の良い店員のお兄さんが目に止まりました。しかも名札に「出身は愛媛」とあったので、親近感が沸いて話しかけてみたら、なんと今治、しかもご実家は墓石屋さんで、そのショールームは我が家から2kmという近さ。こんなことってある?と感動し、ツーショットを撮影、次週帰省する時にびっくりさせるからご両親には内緒でと、そんなやりとりがあった、そのお店なのです。喪服を着ているくせに客ではなく、またこの下りをうまく説明できるかちょっと不安もありましたが、法華寺の住職さんからもそれは今生のご縁だからと後押しがあり、厚かましくも入店。社長を務められるご両親はご不在ながらスタッフの方がよく聞いて下さり、感動を共有。写真をお渡しすることができました。明くる日にご両親から丁重なメールをいただき、新たな交流が生まれています。故郷から遠く離れた東金で大学生活を送る息子さん、就職も関東でするつもりらしいので、何かあったら僕を頼ってくれる、そんな関係になれたらなぁ。


そして夕方には、「今治湯ノ浦ハイツ」で幼い頃からお世話になった元支配人のお家にご挨拶に。久々の再会はとても嬉しく。束の間ながら思い出話に花を咲かせました。


IMG_3885.jpeg翌日、もう1度お墓参りをして、成田に帰りました。「さよなら」だけが人生だ、とはいうものの、温める旧交もあり新たな出会いもありと、人のご縁を感じる束の間の3日間でした。







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2019 今治の夏 〜宿題の続き〜 

今治での夏休みが終わって早1か月。毎度夏の終わりは気分が滅入りますが、今年はもう二度と「今治湯ノ浦ハイツ」に宿泊できないと思うと、輪をかけてノスタルジックな気分から抜けられません。同じ業界にいる僕が日本一だと思っている矢野料理長の和食を堪能できるのもこれが最後、さらには釣ってきた魚を調理していただける贅沢も最後。


滞在中はそんな悲観的な気持ちに包まれて、先ずは去年の夏にやりきれなかった宿題を終わらせるつもりで、まだ疲れが抜けきれない初日から全力で釣りをしました。


IMG_1774.jpgIMG_1782.jpgホゴ(カサゴ)がいないはずがないと思いつつ初めて釣ったのが去年、それも1日に1、2匹だった桜井海岸のテトラ帯で、いきなり1時間で3匹を確保、うち1匹は22cmのこの一帯ではなかなかのサイズ。おかしいなぁ、去年はこんなに簡単に釣れなかったし、大きさももっと小さかったのに。昨夏悠々と泳いでいたコブダイの姿はありませんでした。密かに狙いたい気持ちとは裏腹に、タモ網や仕掛け等それ用の装備は全くなしなので、見つけたとしても指を咥えて眺めるだけですが。その後、砂浜に移りキス釣りを。IMG_1787.jpg最初は得意の泳ぎながらの釣りをしていましたが、満潮時間と重なり駆け上がりがやや遠かったので、途中から投げ釣りに。こちらは小気味よくあたりはあるものの、キス専用針を切らしていたため、3匹の釣果でした。カンタは手釣りでセイゴを1匹。


IMG_1852.jpgIMG_1867.jpg突如現れた台風8号の余波を受け海遊びができなかった翌日を挟み、再び桜井海岸で釣り。先ずはテトラポットの穴にまた入っているであろうホゴを狙いますが、IMG_1874.jpg台風で底荒れしてしまっているのか反応悪く、小型のホゴとタケノコメバルが釣れただけ。そこで砂浜での釣りに切り替え、キス、メゴチ、セイゴ等楽しめましたが、いつもより小さいサイズばかりでした。毎度思いますが、海の中は雑木林以上に、本当にその時その時で様子が異なり、よくわかりません。


IMG_2023.jpg8日のしまなみ海道での1日中の釣りを挟み、9日と10日も同じように昼までは竿での穴釣り、午後は海水浴をしながらのキス釣りに。テトラ帯の穴は、ホゴが入りやすいのとそうでないのとが明確に分かれているようで、両日とも初日に釣った穴から20cm近いサイズのホゴを釣り上げる一方で、他の穴からは反応がありません。IMG_1992.jpgまた、ここ数年釣果が冴えず今年は足が遠のいていた漁港の方のテトラ帯も、干潮で穴がよく見えたので丁寧に探っていったところ、ホゴが。ここで姿を見るのは久々。テトラ帯では闇雲に針を垂らすのではなく、深めの穴をめがけて落とし、一度獲物を捕らえたところを大事にする方が効率が良いと学んだ次第。


IMG_1792.jpgIMG_2035_20190811214604b27.jpgIMG_2033.jpg釣った魚は、コース料理に添える形で揚げ物や煮付けにして出して下さりました。唐揚げは大きめでも骨ごとバリバリ食べられるのは流石の技。煮付けの方は色が淡く素材の味を生かした優しい味わい。もちろん僕も作れますが、釣った後のしんどい体に鞭打ってやるのと、和食のプロに手をかけていただくのとでは全然違います。こんなに丁寧にもしませんし、煮付けは甘辛の関東風だし、そもそも、この脇役を引き立てるコース料理が用意できるわけがなく...。


ああ、僕の1年での一番の幸せなひととき、もう2度と楽しめないなんて。IMG_1790.jpg











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2019 今治の夏 〜2年越しの大物 後編〜 

不意の大物に喜んだのは一瞬、肝心のまろさんはまだ不在。去年はこのまま直ぐに切られてしまい、今年はまさにここからのやりとりを教わりに来ているわけで、いったいどうすればよいのかわからない。その間も糸はするすると軽やかな音を立てて出ていきます。出切ってしまったら糸が切られてしまうのではないかと考え、リールをちょっと巻いてみたり、ドラグを少しきつくしたりしながら、だましだまし過ごすことたぶん5分、やっとまろさんの車が。僕に解毒のためのお湯を渡すために急いでくれていたのが、しなる磯竿を握っている僕を見てより一層スピードを上げて駆けつけてくれました。
 
 
IMG_1915.jpg一旦お渡ししたら、しっかりかかっているから焦らず行こう、と。再び僕が手にとり、まろさんのレクチャーを受けます。ロッドを立てながら魚を寄せ、倒して緩んだ道糸分だけリールを巻いてロッドを立てる、その繰り返しで寄せてくる、魚が引く場合は、ロッドに吸収させる、ロッドと糸を真っ直ぐにしたら切られやすくなる。あるいは、ロッドを立てたままリールを巻くのも良し。左右に暴れはしないので回遊魚じゃないな、いったい獲物は何だろう?ヒラメ?マゴチ?
 
 

何せ重くて、腕が痛い。カンタと代わる代わる巻きますが、なかなか上がって来ません。布団か何かじゃないの?と疑うとぎゅーんと引っ張ってきて魚だよと答えてくる、そんな感じでやりとりすること20分。まろさんはたも網の準備OK。IMG_1929.jpgさあそろそろ姿を現すぞ、今夜姿造りにしてくれるぞ!と鼻息荒い僕らの前に現れた、時折白く反射する大きな魚影!ただし、形が...。僕らが戦っていた相手は、菱形をしたこいつ、エイ。その時のガッカリ感といったら!
 
 
まろさんを見ると、どうやら彼は最初から、この動きとこの重さから、エイだとわかっていたらしい。IMG_1934.jpgIMG_1932.jpgなんだよう、エイじゃリリースじゃんか、と思ったら、いやエイも食べられるから引き揚げてみよう、と。それもそうだ、新鮮なエイは刺し身にもなるというし、東北地方ではエイの郷土料理もあるし、と気をとり直し格闘することに。ただ、60cmのたも網は奴には小さく、なかなか網に入れることができません。何度目かの挑戦でようやく入り、網を引き揚げるまろさん、重い~と絶叫。たも網も折れるかというくらいたわみ、ようやく防波堤の上に叩きつけられたのはアカエイ、幅70cm。もちろん過去釣った魚で断トツの大きさ。
 
 
毒のある尾を切り落とし、美味しく食べよう、と直ちに締めます。エイはアンモニア臭が、とか思っていたのもどこへやら、これを今治湯ノ浦ハイツの矢野料理長ならどう料理してくれるだろう、まずは刺し身で食べてみたいよな、と鼻歌混じり。IMG_1945.jpgもちろん僕もまろさんもさばいたことなく、でもたぶんこんな感じだろうと刃を入れて鰓と内臓を取り出しました。クーラーボックスに仕舞えないので、解体することにし、それを、釣りの時間がもったいないからと引き受けてくれたまろさん。そうだった、サヨリが釣れてコマセが切れたから買ってきてくれたんだった、残り1時間少し、もうひと遊びするぞ。


僕らが沖に向かってコマセを撒き、再び釣り出したその時、港の内側の離れた場所で作業中のまろさんから、なんとも形容しがたい叫び声が。見れば彼の足下の海の中でゆすがれていたはずのエイが、網からスルリと抜け、透き通った水をうっすら赤く染めながら、スローモーションで暗い方に沈んでいく...。


まろさんは、エイの入った網を揺らしながら、どう解体するか調べようとスマホを検索、偏光グラス越しでは見えないのでそれを頭に上げた時、誤って海に落としてしまい、慌ててエイの入った網で掬おうとしたら、今度はエイまで落ちていったと。いやあ笑った、笑った!大物を釣り上げて食す目標が半分に分断されるとは、考えてなかったなあ!にしても、エイはまた釣ればいいとして、偏光グラスを失ったまろさん、かわいそうに。


IMG_1938.jpgそうこうするうちに、撒いたコマセに小さなマサバの回遊があり、サビキ仕掛けは鯉のぼり状態に。カンタと父が釣り、上がった魚の頭をまろさんと僕が落として中を抜く。まるで漁。


IMG_1955.jpg17時、マサバもサヨリもちょうど姿を消したところで納竿。1日で釣れたのは、マサバ20数匹、サヨリ10数匹、他、ホゴ、ササノハベラ、ショウサイフグ、クロメバル、カマス、スズメダイの8目50匹ほど。量的にはいつもと同じ感じでした。文字通り、逃した魚は大きかった、の土産話を手に、帰りました。その夜、薄めた醤油と生姜と共に出していただいたサヨリの刺身が、堪らなく美味しかった!


IMG_1964.jpg来年こそ、来年こそは大物を釣り上げて食べるぞ!











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2019 今治の夏 〜2年越しの大物 前編〜 

8日は、一般社団法人をかしやのインタープリターまろさんに釣り講座を開講してもらいました。3年連続5回目だし、真夏の日中という悪条件も変わりないのだからもう教わることなかろうと思うなかれ、しまなみ海道の海は潮次第で釣り物が変わってくるし、去年はぶっ込み仕掛けに初めて大物がかかるも取り逃がしたので、今年もまた未知なるものの学びの場になる期待感でいっぱいです。さらに去年桜井漁港で悠然と泳ぐ姿を見たコブダイを釣り上げられないものか、という僕のリクエストにも応えるべく下調べをして下さった結果、6年ぶりに大島の早川漁港で釣ることに。下見の時には夕方小魚の回遊があり、入れ食いになったというから楽しみ。


IMG_1907.jpgこの釣り場は正面に大三島、右手に伯方島と両島を結ぶ大三島橋を望む素晴らしい眺めで、釣りをしているというだけで満足してしまうような素晴らしい場所です。しかも10時半に到着した際には、ナブラが沸いているのが車から見え、心踊ります。ぶっ込み釣りで大物をかけたいのが僕の一番の希望なので、まずはその餌となるアジ等の小魚をサビキ釣りで狙うことに。魚はたくさん泳いでいるのが見えているし、カンタはいつもこれが楽しくなってしまい結局ずっとサビキ釣りとなるくらいなので簡単、簡単と思ったのですが...。


干潮が10時前、満潮が16時ちょいの小潮で、始めたのは上げ潮になった良い時間ながらなかなか釣れません。一応コマセに小魚は集まるものの、サビキへの反応は鈍く、ポツリポツリと掌サイズのホゴ(カサゴ)とカマスがかかるだけ。泳がせる餌がホゴでは中層以上の魚は狙えないし、カマスは弱るのが早いそうなのでアジをキャッチしたいものの、居ついているのがいないよう。しばらくやって諦め、カマスを餌に沖へ投げてみることに。


IMG_1902.jpgその間、僕らの傍で僕らを見つめる大きなアオサギが1羽。近づくとふわりと浮いて一定の距離は保つものの、僕らを怖がる様子は全くなし。それどころか、バケツに入れておいたホゴやカマスを一瞬の隙をついてひと飲み。IMG_1904.jpgこらっ〜と追い立てると離れるものの、いつの間にかまた近くに。結局盗られた魚は4、5匹。なかなかのサギ師ぶり。一方、この暑い最中に釣りをしている我々が珍しいのか哀れんでか、漁港前の家の方が、西瓜を差し入れてくださいました。これはとてつもなく旨かった!


期待していた正午過ぎ。が、予想に反し、反応はむしろ悪くなり、潮も流れず。風もなくただただ酷暑の中の耐久レースとなってきた中、回遊してきたのはサヨリ。関東では早春に回ってくるサヨリがここ瀬戸内海では真夏にもというのが面白い。しかもその数たるや透明度の高い海ということもあって養殖場のよう。サイズも20cm以上あり、これを狙うことに。IMG_1943.jpgが、カンタと父のサビキ仕掛けは7号針で大きすぎるのかきちんと針がかりせず水面で逃げられることが相次ぎ、僕はそれを見て鹿嶋で使った専用仕掛けを取り出すも、鹿島よりは深いところを泳いでいる魚に対応できず。で、6号針のサビキにしてみたら、今度は色でも良くないのかなぜか見向きもされず。こんなにたくさん集まっているのにこれといった最適な解が見つからずもどかしい。そんな中、流石まろ先生、カワハギ釣り用のハゲ掛け針の下にコマセカゴをつけて群れの中に入れてみれば、なんとなんとサヨリが引っ掛かった!サヨリの引っ掛け釣り、聞いたことない。


そうして釣れたは良いものの、10数匹あげたところでコマセが切れてきてしまい、まろさんと父が買い出しに行ってくれることに。ちょうどその時、カンタが釣り上げたカラコギ(ハオコゼ)を針から外して海へ帰そうとしたら足の指が触れてしまい、激痛が。タンパク毒なのでお湯につければ分解できるけれど、ないのでまろさんにはお湯の調達もお願いし、僕は熱々の地面に素足をつけて処理。毒は分解できても代わりに火傷するんじゃないかという程の熱さでした。


僕が毒抜きの処置をしている一方でカンタは悠々と根魚釣りを続けている。IMG_1909.jpgなんだよなぁ、お前がカラコギ釣って自分で処理できないから父はこんな目に遭っているのに、なんて思いつつも、だいぶ軽くなってきた気がしたので、僕も胴つき仕掛けを垂らしてみたら結構大きなイソベラ(ササノハベラ)が。15時まわって魚の反応が良くなってきたのかな、と感じて10m程先のカンタを見ると、ホゴを掛けたものの穴に潜られたみたいでロッドをしならせて格闘中。全くいつまで経っても上達しないなぁ、今度はあれをなんとかしなきゃいけないのかい...。


なんて思った時、カンタのいる方から鈴の音が聴こえたような。気のせいかな、と思った矢先、カンタも後ろの置き竿を指して、鈴が鳴ってるよ、と。近づいてみたら、緩めてあるドラグから糸がスルスルと出て行く、出て行く。来たっ〜!ついにこの時が来たっ〜!大物がかかったぞっ〜!!

(後編に続く。)










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