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成田発 It's My Style!

千葉県成田市から、毎日を楽しく豊かに上々にする僕なりのスタイルを、広く世に問う!(大袈裟なw)

 

県大会、天晴れ 

15日千葉県民の日に、IMG_5002.jpeg各地区から5人ずつの選ばれし精鋭64名で争われた剣道インターハイ県予選会、個人戦。カンタの、初めてにして最後の個人での晴れ舞台は、1回戦敗退で終わりました。が、実力を全て、あるいはそれ以上に発揮し、惚れ惚れする天晴れな試合を繰り広げました。


IMG_5003.jpeg相手選手は、団体戦で昨秋の新人戦千葉県優勝、先日の関東大会では県予選を勝ち抜いた後、大会そのものまで制してしまった関東最強といっていい東海大浦安高、その中心選手。大会という大会で勝ち上がるため、YouTubeに色々と動画が上がっているのが見れましたが、正直溜息が出るほど強い...。向こうはお前を知らないし意識すらしていない、ただ負けられないプレッシャーはあろう、対してお前は向こうを徹底研究できる、負けて元々だ、チャンスがあるとすればそこだ、とは言ってみたものの、本音では、つけ入る隙はないなぁと。顧問の先生含め幹太を応援する方々から、応じ技が得意な選手、中心を外さず先をとる、裏にはまわらない、根拠なく前に出ないし打たない、間合いを保ちながら焦らして雑に入ってくるのを待つ、なんてありがたいアドヴァイスもいただきましたが、本人は聞いているのか聞いてないのかあまり反応がなく。ただ前夜、リクエストの鶏の唐揚げをほうばりながら、高校剣道は事前に組み立てられるほど甘くはないんだよ、と呟いたのだけは聞こえました。


IMG_5036_202306211543551c6.jpeg個人戦にもかかわらず、チームメイト達に加え男子レギュラーの保護者全員が応援に来て下さいました。一緒に県大会に来たチーム内ライバルは、一足先に隣の試合場で1回戦を見事勝利。僕はそれを喜ぶと同時に、あまり無様な負け方しないといいなぁという心配の方が高揚感よりも強くなり、試合を迎えました。



はじめ、の声と同時に果敢に攻めるカンタ。



初太刀の面はいきなり惜しかった。でもこれは地に足がつかず出小手でやられるパターンか、とさらに弱気の虫が頭をよぎる父。ただ動きに硬さは見られません。いかにも東海大浦安という「正剣」の相手に対し、負けず劣らずの美しく、かつ気合い充分な姿勢はいつもより大きく映りました。一瞬、どちらがどちらかわからなくなる時があるほど。しかも、一足一刀の間合いの攻防を丁寧に行い、そこから攻めた、と思うとそれは大概カンタ。さらには相手の得意な応じ技もことごとく潰していく堂々たる戦いぶり。



案外いけるかも、と思い始めた2分過ぎ、引き面を見せてからの面がいい感じだったのを見て、ひょっとしたら、と色めきました。そして2分50秒、会心の小手。打ち終わりの姿勢が少し崩れたのと、相手選手に、カンタ曰く「打たれても打たれていないように見せる技術」があり、旗こそ上がりませんでしたが、向こうの手元は完全に上がっていて、これは本当に惜しかった。その後も果敢に攻め続け、本戦が終了。4分もつとは思わなかった。



延長に入ってからの初太刀の面はまたもや相手の頭を捉え、完全に試合を支配している感じでした。そして1分、強烈な相面!やった、とった!と思ったら、3本の旗は相手の赤に。後に確認したら、体勢はカンタも、相手の小さく、でも強い出頭面が先。もしも左足を継がずに右足の踏み込みのみで打てていたら勝っていた、惜しかった、とは、動画を見て下さった高段者のお言葉で、でも非常に強かった、勝っても不思議ではなかった、褒めてあげて、とも。見る人が見ても紙一重の敗戦だったようです。



予想を遥かに上回る試合内容に、僕は、悔しい以上に満足感がありました。カンタも、試合後いつもなら僕が近づくのを避けるそぶりをするのに、今回は試合場から出てくるのを待ち受けていた僕に近づいてきて「やられちゃった」と。よくやった、見事だと抱擁した僕に対し、カンタは、対峙してみて流石トップ選手と感じた、外から見ているよりも力の差がある、感動するくらいの綺麗さ、強さだった、と悔しがりながらも清々しい感想でした。


その後現れた顧問の先生は本人よりも僕よりも興奮状態。俺は勝つと思っていた、いい勝負し出してこれはいったと思った、学校名があれば旗が上がったかも、悔しい、と。そして、相手高の先生が「途中でやられたと思った、実に素晴らしい剣道をする子だ」とお褒めの言葉を下さったとも教えてくれました。


その後、その相手選手が2回戦以降勝ち上がっていくのを密かに応援。4分かけずに倒していくおかげで、ますますカンタの一戦が輝くような。このまま優勝して欲しいし、するのだろうと思っていましたが、準々決勝で同門対決、しかも団体戦のメンバー外の選手に敗れ、第5位でした。彼ら含めベスト8に4人。いやぁ。恐ろしい学校だ。


IMG_5019.jpeg最後の最後に県大会に連れてきてくれ、この好勝負を見せてくれ、父は幸せ。負けたので100点は上げられないけれど、99点をあげたい試合。いや100点でも、120点でも良いかな?








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文武不岐 

16日の日曜日、カンタの男子剣道部は、前橋市で行われた上毛新聞社旗高校剣道大会に参加してきました。


この大会は群馬県の高校以外は、各都道府県のベスト8以上と、それに準ずる実力をもつと認められることが参加条件。カンタの県立高校は該当しないはずなのですが、先生のお力で下駄を履かせていただき「ベスト8に準ずる実力校」として出場が認められました。それが決まったのは、前回の記事の錬成大会終了直後。18日からは定期試験のため部活動は原則禁止期間、しかも成田から片道3時間近くかかり土曜日に前乗りする必要がありながら、生徒と先生、そして保護者の熱気がその内規を上回ってしまいました。僕も車出しで帯同することに。


もっとも、学業の方は決して誉められたものではない彼らは、大会参加を理由に成績がさらに下降してしまうのはよろしくなく、土曜日は宿泊施設に早めに入り勉強時間を確保することとしました。となると、会議室のようなところを借りてお互いの目線を気にしての学習が良い、寝るのも閉じこもってしまわないような大部屋で、とイメージ。ちょうど会場のすぐそばにそんな合宿にぴったりな公共施設を見つけました。あとは土曜日の日中彼らを乗せて連れて行くのみ、150km超の運転はちょっときついが群馬県の美しい山並みも見られるし、頑張ろう、と思っていたところ、なんと土曜日は朝から錬成大会に参加、それもさらに遠い沼田でとなり、朝6時前に出発する強行軍に。長距離運転が好きではない僕には重荷でしたが、十何年かぶりの関越道に乗るや、次第にその見事な山容が迫ってくる赤城山と榛名山の合間を、武尊山目がけてすり抜けていったのは、なかなか気持ち良かったです。


錬成大会は翌日の大会出場校のうち、親しい間柄の先生方が声を掛け合って組まれたようで、先月こちらに来てくれた中で最強に見えた沼田高校はじめ強豪校がずらりと。とはいえ力をつけている息子達、ちょっとは良いところを見せてくれるのではと期待したのですが、到着が遅くなりアップができなかったこともあってか、午前の部では散々な目に。フレーム-29-10-2022-03-31-21フレーム-29-10-2022-03-28-01が、午後になると一変。先生に突き放され、オーダーも自分達で勝手に組んだのが良かったのか、午前中よりもさらに格上の学校相手に五分の戦い。特にカンタが覚醒、東京のベスト8クラスの学校戦に大将として勝ち、チームを引き分けに。その次には新潟でしばしば県代表にもなる強豪相手に、チームは負けたものの中堅として見事な面を決め勝利。彼らのそばを離れて観客席にいた先生もご機嫌に。各県代表レベルともやりあえる力をつけている、あとは気持ちだけ、と。


で、その日最後となる試合。キャプテンのカンタがこの試合は勝ちにこだわるぞと声がけし臨んだ、静岡の学校との戦い。フレーム-28-10-2022-01-55-21僕も非常に楽しみで、5人全員分の動画を撮ったのですが...。なんと揃って一本取られる0-10、久々の完敗。カンタも出小手を2発喰らいました。先生、激怒。長いお説教を会場でも、また移動した宿舎でも受けるという夜に。IMG_2620.jpeg貴重な勉強時間が削られていく。ただしその後、子供達だけで食事に出かけ、僕も先生と飲みに出て21時過ぎに戻り学習室を覗いてみると、全員がパジャマ姿でちゃんと勉強していたのには、ちょっと驚きました。疲れているだろうに真面目だなぁ。


IMG_2636.jpeg明くる日の大会本番は、初戦で新潟の学校の前に敗退。先鋒が押し気味だったものの決めきれずに引き分けたのが痛かった。0-1で回ってきた中堅カンタもなかなかのパフォーマンスを見せるも、またまた出小手を取られ、その後面で取り返すまでで引き分け。彼が勝てないと厳しい。副将が負けてしまい、大将は引き分けで、0-2で敗退でした。IMG_2641.jpegただ、新潟の有力校相手に内容はまずまずで、先生も悔しがりはするも、笑顔で解散。帰りには伊勢崎市へ寄り道し、ミートソースととんかつが一緒になった群馬のB級グルメスパゲッティを堪能して帰りました。


...定期試験の結果については、それなりに。
まぁ行っても行かなくても変わらなかっただろうというのが保護者達の見立てです。それよりも驚いたのは、大会前日に完敗した相手校、なんと準優勝していました。小手で2つ取られた時やってしまったと思ったが、でも見たことないレベルで速かったんだよね、と言っていたカンタの証言通り、実は全国レベルの超強豪だったわけで、むしろそれからしたら見せ場もあって悪くなかった試合内容ではないかと。


剣道も勉強もと期待値が高い彼らは大変ですが、でも両者は相関関係にあって、頭の使い方や努力の仕方に違いはないんじゃないかなぁ、と僕は思っています。







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早めの準備 

夏前以来、久々に高校1年生の次男カンタの剣道のことを。


コロナの第5波の影響で、8月の上旬から一切の活動ができなくなった県立高の剣道部。私立はやっているのに、オリンピックはやっているのに、と悶々と過ごした夏の後、10月になってようやく解禁。息子の証言では、顧問の先生もこの間白髪が増え、目が死んでいたそうですが、稽古再開して態勢を整え直すや否や、毎週のように熱い練習試合を組んでくれています。それも先生の人脈を駆使した強豪校とばかり。


IMG_3691.jpeg千葉県のベスト16以上常連のC学院、GU高、N高へ出向いた後、11月下旬にはついに県を出て、栃木の全国レベルのO高や、埼玉のS高へも遠征。そして神奈川からY高をお迎えしてのホームゲームも。いずれの学校も、人数だけでもこちらの3倍も4倍も揃う遥か格上。本来やらせてもらえるようなお相手ではなく、実際毎度圧倒されてしまうのですが、先生が頭を下げてお願いして下さって実現しているありがたい機会。僕も車出しを買って出て、ちゃっかり観戦を楽しむ毎週末。


うちのチームは7名(うち高校で始めた初心者が1人!)しかおらず、怪我や体調不良のメンバーもいて、その7人もなかなか揃わない中、カンタはどの練習試合でもフル出場をさせてもらっています。IMG_3694.pngポジションは中堅。夏の総体前には、先生の期待の高さと裏腹に結果が出ないことに自信をなくし、剣道を辞めたいという騒動も引き起こしましたが、しばらくできなかったのもかえって良かったのか活き活きと取り組んでおり、進化が止まらない感じです。春先の成長ぶりにも驚きましたが、この秋も、練習試合の度に強くなっているのではと。事実、10月の最初の練習試合では一本もとれなかったのが、11月下旬には勝つことも、しかも二本揃えてということが見られるようになってきました。


フレーム-04-12-2021-09-45-00先生がおっしゃるには、良い時には、ずっとその後を追ってきた同級生の大将に遜色ないところまで来ているのだそう。それどころか、剣風や性格、そしてチーム1となった背格好から、カンタを大将にもっていくという構想もあるのだとか。どうなんだろうと僕は半信半疑なのですが、前述の栃木のO高では関東大会決勝出場選手達を相手に、負けたとはいえ五分の攻め合いで見せ場もたっぷりだったり、フレーム-04-12-2021-09-49-38 (1)フレーム-04-12-2021-10-18-35 (1)他の学校相手には、面、小手面、出小手、返し胴とどの技でも鮮やかに勝ち切って見せたりと、少しずつチームを背負っていけそうな感じは出てきました。その日最後という試合での勝率が高いのですが、それもたまたまではないらしい。最近は大将のポジションで試されることも増えてきました。本人的にも乗り気で、そこは目標の1つだと。


一番の課題は、しばし高段の方々にお誉めいただく綺麗な構えが、まだ維持し切れないところ。勝負を焦ったり勝ちたい気持ちが強まると、肩に力が入り、重心が上がり、足幅が広がる、そうして少し崩れた時にやられたり、打突の機会を逃す、あるいは打ち切れないということが多いようです。本人曰く、半年かけてようやく形を「作れる」ようにはなったけれど、まだ染みついておらず不安定、そしてその形自体もまだ理想には至っていない、のだとか。


見学している僕も、先生の指導を聞きなるほどと理解したことが多々あります。さらに一緒に観戦しているお父様が高段者で色々伺えるし、動画を送ると適切なフィードバックをして下さるカンタの師匠のお言葉もありで、前には全くわかっていなかったことが少しずつ見えてきた感じです。なるほど、「打つ」ためには、相手を崩すための先んじた「攻め」がなくてはならず、それには準備である「作り」を早くする、その間ずっと中心をブレずに支配できるかが大事、カンタはそれができつつあるのだな、と。1流バッターほど構えが早く、ボールを体の軸を動かさずに余裕をもって迎え入れるのに非常に似ています。いや、物事全てに通じるな、早く準備を整えたもの勝ちなのは。もっとも、この学びを僕自身が体現するのはとても難しく、自分の稽古には満足に活かせていませんが、少なくとも、観客席から見続けてきた野球と同じく目は肥えてきました。時にすぐに癖が見えたり、やるやられるの瞬間が先にわかるくらい。


千葉県の高校新人戦は、本当なら11月にある地区大会がなくなり、年明けに、県大会として一発勝負することに。カンタが成長しているのと同様、チームメイトも皆、強くなっているのですが、さてどんな結果が出せるのか。県立進学校の大旋風を期待したいです。










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勇往邁進 

カンタの中学剣道部生活、終わってしまった...。


日曜日、最後の稽古も、淡々と基本技の練習をするうちに時間切れ。次の小手打ちがラスト、という先生の号令で思わず力が入ったのか、発声禁止の決まりながら道場に突如響いたカンタの「コテッー!」無念だろうなぁ。


同級生こそ不在ながらも、良き先生、良き先輩、良きお母さん方に恵まれた彼は、僕の想像を遥かに超える速度で成長しました。IMG_4603.jpeg表彰台に上がる姿も見せてくれたし、遠く霞んで見えなかった県大会も、この夏には行くだろうというところまで強くなりました。2年前、それを彼の恩師は予言していましたが、本人は「先輩達とは雲泥の差がある、オレ1人だけが弱い」とこぼしていたし、僕には息子がそんな剣士になるのは願望でしかなかったので、振り返れば本当によくやったなぁと誉めてやりたい。同時に、サポートするのは体力的にとても大変だったけれど、かけがえのない楽しい時間だったなぁと喪失感に苛まれています。


半年間の休部で活躍の場がなくなってしまったことはもちろん残念なのですが、それ以上に心残りなのが、先輩達からの教えを後輩達に受け継ぐ機会がなくなってしまったこと。心技体いずれも、自分が理解していることを言葉にして人に伝える難しい経験をたくさんさせたかったし、それで強くなる後輩達、翻って本人を見たかった。学校方針で入れ替わりでの入部となる1年生には、ただの1度も姿を見せることができず。まるで今まで部で継承されてきた財産を、彼の代で一旦途切れさせてしまうような。そこはあくまで教育を提供する学校側の問題なので君が背負う必要はないと説いており、頭ではわかっているようですが、寂しく思うのは、実は僕も同じ。剣道部って、試合に出て勝ち負けを争う結果そのものより、そこを目指すプロセスの方にこそより価値があるのだと思うのだけれども。IMG_2754.jpeg言い換えれば、目標を立て、それに向かって知恵を絞り工夫を凝らしながら努力を続ける大事さ、それを心に持つからこそ出てくる姿勢や所作、それが彼の学びなのだけれども。例えば右の写真のように大会や錬成会で、どこの誰よりも早く支度を整え会場の中央に陣を敷く。先輩から教わり、彼を育てたその気構え、まだ後輩の誰にもわかってもらえていません。


これから半年、受験勉強に励むことになります。すでに春から十二分に勉強しているし、僕自身はたかが高校受験程度のものに青春の貴重な時間を全て捧げることはなく、剣友会の稽古にも参加すれば良いと思っているのですが、具体的な目標のある剣道はできません。都合1年以上に渡るそのストレスが彼に変な影響を及ぼさないといいなぁと。IMG_4620.jpegIMG_4554 (1)僕がそんな懸念を抱いた矢先、春から一足先に高校へ進んだ唯一無二の先輩一家が、高校で使う竹刀と鍔をプレゼントしてくれました。そこに認められていたのは「勇往邁進」。この言葉通り、もうただ前を見て進み、中学で果たせなかったことを高校で、そして本人が目指す「志士仁人」の剣士に、と願うばかりです。











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6年越しの銅メダル 

ショーゴの高校合格祝いをした先週日曜日は、日中、カンタも活躍した日でした。IMG_2511.jpg所属する剣道の市民クラブ玉造剣友会で出場した「第37回富里市剣道大会」団体の部で、見事3位入賞、銅メダルを獲得したのです。


我が家がこの剣友会にお世話になって丸6年。始めた時は、5人を揃えるのがやっとの小所帯。なので、春と秋の大会に出場しても誰1人一本も取れずに負けた団体戦もありました。個人戦でも全員が早々に敗れ、閉会式まであまりにも時間が空くので、みんなで早退してしまったこともありました。習い始めて2年半、やっと一本勝ちを収めてから急に強くなったショーゴが、大将として大会に出場していたのが6年生だった3年前。でも、その時は前の4人がみんな負けてしまったことで、勝っても嬉しそうにはしていなかったのが思い出されます。個人戦では3回戦で延長の末敗れ、中学ではソフトテニス部へ転向してしまったので、それがショーゴの最後の剣道公式戦。あるいは十分に勝ち癖がつかなかったために辞めてしまったのかもしれませんが、剣道をやったおかげで、テニスでも勉強でも、特に心の部分を整えられ、成績を自力であげられるようになったのは間違いありません。


カンタはショーゴよりも剣道歴はすでに長く、丸5年。公式戦初出場はショーゴが初めて一本とった3年3ヶ月前。その時はなすすべもなく敗退。IMG_2520.jpgその後年に2回の大会出場を続けていますが、団体戦も個人戦も、あまり活躍できたことがありません。始めた時には兄よりも筋が良い、という評までいただいていたのですが、試合になると気持ちが空回りしてしまうところがあり、また、初戦で強い子に当たってしまう不運も多く。加えて僕も家事に忙しく、剣道から足が遠のき、カンタの稽古相手をしてやることはおろか見てあげることさえできず、それも彼の成績に反映してしまっていて、悪いなぁと。3ヶ月前の成田市の大会では、チームみんな頑張ったものの、カンタが先鋒で負けていたために引き分けとなり、大将による代表戦の結果、負けて惜しくも銅メダルならず、責任を感じた大将が泣き崩れてしまう、なんてこともありました。あれは可哀想なことをした。カンタが少なくとも引き分けていれば...。


IMG_2514.jpgそんなカンタですが、試合前の稽古を久々に見て、思ったのは、跳べるようになった、まっすぐ打てるようになった、少しはいけるのでは、と。今回も先鋒。勝ってこい、それも瞬殺してチームに行けるぞという流れを持ってこいと欲張って見た初戦は、やはり硬くなっているところがあり、よく攻めるも有効打突が取れず、引き分け。なぁんだ今回もかぁとちょっと残念。ただその後仲間が頑張ってくれ、最後は大将が見事にケリをつけて、2回戦へ。今度は力みが取れたのか、開始30秒で鮮やかに面を2本とり、一本勝ち。それが呼び水となり、名前負けする相手だったのにもかかわらずみんな次々と撃破し、誰もが思っていなかった圧勝で準決勝進出、銅メダル確定。6年前には想像できなかった子供達の晴れ姿!一緒に見に来ていたショーゴも羨ましがっていました。


生憎、準決勝の相手は全員が男子6年生と見え、明らかに格上でしたが、それでも各自よく奮戦。カンタも、敗れはしたものの堪えに堪えていい稽古ができた感じでした。IMG_2585.jpgただ、全員が負けたわけではなく、カンタが仲良くしている副将の6年生は、ものすごい腕利きに見えた相手から2本とって勝利、おそらくその瞬間に強くなった彼は、午後の個人戦でもあれよあれよと勝ち上がり、個人でも3位銅メダルを獲得。旋風が目の前で起きるのを初めて見た感動を味わいました。かっこよかったなぁ。カンタの個人戦は、初戦で、延長に継ぐ延長で6分近い長い勝負の末、一本取られて敗退。でも、よく攻めて力は出し切ってのいい内容でした。面の弱さと、押し込めず引き技に頼ってしまうのが課題。


4月からは大将に指名されました。他に6年生がいないからだけれど、1年後には流石と言われるように、心技体、磨いていこうね。











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Tag: 成田  玉造  剣道  剣友会 
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